ステップ2では下部車体を組み立てます。ガイドの指示通りに進めますが、背面のパーツの一部はガルパン仕様に合わせて交換することになります。
車体パーツのYです。上面の6ヶ所に突起があります。これを指示通りにカットします。
突起部分を全てカットしました。このキットでは、他にも色々なパーツに不要の突起などがあるので、一つ一つ確認しながらカットしてゆきました。
背面部のパーツは、ガイドの指示ではE13にE26とH12をつけることになっていますが、ガルパン仕様ではE26のかわりにE37を、H12のかわりにE29を取り付けます。上図の右側がガルパン仕様に仕上げた背面部です。
背面部を車体パーツYに組み付けました。キチッと組み合うところはさすがにドラゴンスマートキットならばでの仕上がりです。
前面パーツのE8、E9、E16もしっかりと組みあがりました。この調子で細かいところもズレることなく組み合わさってゆきますので、このキットに対する否定的な見解を今まで聞かなかったのも頷けました。改造箇所を除けば、思ったよりも楽に作れるキットだなあ、と感じました。
前面の牽引フックもスラスラと組み立ててゆきました。組み立てガイドではA27にA32およびA33をつけてからE16に接着するように指示していますが、A27だけを先にE16に接着しておいたほうが、A32およびA33の取り付けが楽に出来ます。また、A31はこの段階では接着せず、挿し込んだままにしておきました。
ステップ3では足回りの軸部などを組み立てます。ここでもガルパン仕様への変更点が三つあります。一つ目は、減速機カバーのパーツA14が劇中車の後期型タイプと異なります。タミヤのJ型のキットのパーツと交換します。
二つ目は、A11とA12の組み合わせパーツの数が、劇中車では8個であることです。最後尾の一対2個がありませんので、その取り付け穴を埋めます。三つ目は車体後部両端の固定フックが劇中車についていないことです。それでH57およびH58は不要となります。
まずは、減速機カバーのパーツA14を、タミヤのⅣ号戦車J型のキットのパーツA5と交換しました。上図のダークイエローのパーツがそれです。これが劇中車のと同じタイプの減速機カバーです。
ステップ3で取り付けるパーツの全てを切り出しました。A11とA12の組み合わせパーツは8個作り、残る2個ぶんの取り付け穴は不要なのでパテで埋めました。H57およびH58も不要ですので、上図のパーツ類で全部となります。
ステップ3が完了しました。ステップごとに色々と改造や変更がありますが、一番大変な改造箇所はステップ1の誘導輪でしたので、後は余り苦労することなく、小改造ですみます。
この段階までの主な改造および変更箇所三つを、公式設定資料画像においてまとめてみました。プラッツの公式キットは、内容的にはドラゴンの元キットのままですから、どうしても劇中車とはあちこちで異なりますね・・・。 (続く)