塗装が完了した状態です。足回りをタミヤのパーツに交換しているためか、ガレージキットとは思えない仕上がりになっています。
校章マークはモデルカステンのガルパンデカールセットVol.2から調達出来ますが、劇中車は砲塔の一部しか見えないため、校章マークの有無および位置が全然分かりません。ただ、同チームのAMC35戦闘装甲車が車体側面にのみ校章マークを付けているのが確認出来ますので、T-15軽戦車も同様と見なして上図のように右側面においてはフェンダー上のボックス状部品の側面に貼りました。
しかし、左側面においては適当なスペースが見当たりませんので、砲塔側面に貼りました。劇中車においては見えない位置であるので、とりあえずは仮定としました。
最後につや消しクリアーを薄く吹き付けて仕上げました。その後、主砲の13.2mmオチキス重機関銃を塗り忘れた事に気付いて、28番の黒鉄色で塗りました。
斜め前からの図です。
斜め後ろからの図です。
側面観です。軽戦車というより軽装甲車といった雰囲気ですが、実際に主武装が13.2mmオチキス重機関銃ですから、やっぱり軽装甲車というのが実態に合っていると思います。
なので、無限軌道杯における聖グロリアーナ女学院チームとの対戦においては、明らかに力不足であったことでしょう。チャーチルやマチルダには歯がたたなかった筈です。
重量も3.8トンしかありません。コミック「リボンの武者」のタンカスロンに出ても良かったのでは、と思います。外見も可愛らしい感じですので、女子高生が乗ると似合いそうです。
かくして、ワッフル学院チームのヴィッカースT-15軽戦車が完成しました。製作期間は2020年11月24日~12月17日までと2021年4月17日の計25日でした。組み立てに22日、塗装に1日かかりました。
今回はガレージキットにてガルパン最終章の劇中車を製作するという試みの二回目でした。が、ガレージキットの常としてパーツの不良や破損、欠けとは無縁で有り得ず、結果として足回りは全てタミヤのブレンガンキャリアーのパーツに交換しました。履帯以外は形状が同じであるため、タミヤパーツを使用してもさほどの違和感は無く、むしろ足回りの出来栄えが良くなりました。
今回使用したガレージキットの版元のレトロモデルはベルギーのメーカーであり、T-15の他にも幾つかのベルギー軍車輌のキットをリリースしています。ガルパンのワッフル学院チームもベルギーテイストのチームですが、これまでの公式設定資料類を概観する限り、ベルギー軍車輌はT-15軽戦車のみであるようです。