2021年5月4日、火曜日の朝は快晴でした。宿の富士宮富士急ホテルにて朝食をいただきながら見た天気予報では、昼から曇になるということでしたが、まあ午前中だけでも晴れていれば十分だ、と思いました。
昨日は静岡県内のゆるキャン△コラボ企画を三ヶ所で見ながら東へ進み、ここ富士宮にて宿泊したので、丸一日晴れていて幸いでしたが、今日の巡礼目的は未だに行っていない身延山奥之院の登拝を果たす事で、それは午前中に終わる計画だったからです。そのあとは、出来たら下部温泉の金山博物館を再訪出来れば、と考えていました。
7時40分に出発して、富士宮駅へ向かう途中で、振り返ると富士宮富士急ホテルの右奥に富士山が見えました。
昨日はずっと被ったままだった雲帽子が綺麗に無くなっていました。この美しい山容を見られただけでも、来た甲斐があったというものです。
富士宮駅へ向かいました。富士宮富士急ホテルから歩いて3分もかかりません。ゆるキャン△聖地巡礼の富士宮エリアの宿泊候補地としておすすめだと思います。
改札を通って身延線のホームに行きました。列車の時刻は8時5分でしたので、15分ぐらいベンチに腰かけてのんびりと待ちました。
ホームからも富士山が見えるので、全然退屈しませんでした。
いいですなあ・・・。各務原なでしこと同じく、私も富士山スキーなので、こういう景色は見飽きることがありません。
富士山は、登る人も大勢居られますが、個人的にはこうやって遠くから距離を置いて眺めるのが好きです。
西日本の人間には、やっぱり珍しくて見応えがあって楽しくもなり、心洗われる心地もする秀麗な山容です。やっぱり富士山ですよ、富士山なんだよな・・・。
8時5分発の甲府行き普通列車に乗りました。目指す身延駅へは、特急ふじかわで行っても徐行が多くてゆっくり走るので、普通列車で行っても所要時間が20分前後しか違わないのです。
のんびりと揺られ、時にはウトウトしつつも富士川沿いの渓谷の景色をぼんやりと眺めていました。山梨県に入って最初の駅、十島駅にてなんとなく写真を撮りました。
車内も静かで、とにかく眠くなってくるのでした。乗客は他に数人、GW期間中とは思えぬ閑散ぶりでした。
甲斐大島駅に着きました。確か、斉藤恵那の家の最寄がこの駅だったな、と「へやキャン」の劇中シーンを思い出しながら撮影しました。
斉藤恵那の家はあの辺だろうか、と窓の外を探しましたが、劇中に登場した斎藤家の家屋らしき建物は見当たりませんでした。
それもそのはず、アニメのゆるキャン△の主要キャラクターの家の位置は、実際には空き地だったり更地だったり、民家以外の施設だったりするからです。各務原なでしこの家しかり、各務原なでしこの祖母の家しかり、志摩リンの家しかり、です。 (続く)