ガルパン「最終章」第1話に初登場し、無限軌道杯の第一試合にて大洗女子学園と対戦したBC自由学園は、その多くの保有車輌のうち、上図のルノーFT-17、ソミュアS35、ARL-44の3車種を投入しています。
周知のように、現時点で1/35スケールプラモデルでの再現製作が可能なのはルノーFT-17およびソミュアS35ですが、マリー隊長の搭乗車ルノーFT-17は既にモンモデル製品をベースにした公式キットにて作っています。
そこで、今回は安藤レナの搭乗車であるソミュアS35を作ってみることにしました。試合には4輌が参加して安藤の指揮下にあり、BC自由学園チームの片翼を占めています。
ソミュアS35は、「最終章」第一話の中ではかなりの登場シーンを数え、プラモデルでの再現製作にとっても充分過ぎるほどの情報量を示しています。
既にプラッツより、エレール製品からの公式キットがリリースされていますが、砲塔の形状が異なるため、今回は上図のタミヤ製品をチョイスしました。劇中車も、大体はこのタミヤキットをモデルにしているようなので、公式キットの利用は別の機会に回しました。
パッケージの中身です。タミヤスタンダードとも言うべき、扱いやすいランナーおよびパーツ量です。足回り関係は細かいですが、車体関係は最低限のパーツ数となっています。
履帯は連結式ですが、同じフランス戦車のB1bisと同じく、パチパチはめて組む接着剤不要のパーツです。公式キットのエレール製品では履帯がベルト式パーツとなっていますが、こちらのタミヤ製品の連結式パーツのほうが細部造形もしっかりしています。
左は解説リーフレット、右は組み立てガイドです。
そして、上図のモデルグラフイック2018年2月号がオフィシャルガイドブックの6弾としてBC自由学園チームの特集を組んでおり、同チーム車輌のプラモデル製作には欠かせない参考資料となります。
御覧のように、今回製作するソミュアS35の公式設定資料図面も含まれています。これ無くして今回の作業は成り立ちません。ただ、これらの図面では細部が把握しづらいため、あわせてアニメのキャプチャー画も何枚か作りました。
ステップ1ては、サイドパネルを組み立てます。ステップ2では、車体下部を組み立てます。全て指示通りに進め、作業前の穴あけ指示にも従います。
フランスの戦車は、B1bisのキットもそうでしたが、足回りのパーツが独特に出来ている気がします。
ですが、安定のタミヤですから、仮組みの必要もなく楽に組み立てられます。気持ち良いほどにパーツがきっちりと組み合わさります。ズレも隙間も全く生じません。
ドンドン進めました。ステップ12までは組み立てガイドの指示通りに進めますので、作業も早いです。
下部車体と足回りが仕上がりました。これでステップ2は完了です。 (続く)