ステップ3では、下部車体パーツの前面部分を組み立てます。ステップ2で組み立てた前面装甲部分を最初に取り付けてから、下部車体の前面部分の各パーツを付けてゆきます。タミヤ製品らしく、綺麗にカチッと組み上がります。
関連のパーツ類です。
下部車体パーツの内側には、乾電池のセット位置の表示が残されたままです。今回のキットが元はモーターライズであったことが分かります。
組み立てが完了しました。
続いて、ガルパン仕様への修正を、上図の前面底部部分において行います。御覧のように底面前端部に薄い段差があります。
劇中車の当該部分には薄い段差が無く、底面がフラットになっています。公式設定資料の底面画像を見ても段差は省略されています。
そこで、段差部分を薄いブラ板で埋めました。
乾燥させたのち、ヤスって平らに均しました。改めて前から見て、段差面がほとんど無くなっているのを確かめました。
ステップ4では、下部車体パーツの背面部分を組み立てます。ガルパン仕様への修正が一ヶ所あります。
関連のパーツ類です。
まず、パーツB6において、ガルパン仕様への修正を施します。上図のように、表面に四つのループが一直線に並びます。
劇中車の赤枠内の該当箇所には、四つのループがありません。
そこで、四つのループのモールドを削り取りました。
車体パーツに組み付けました。今回のキットのプラスチックは硬めの素材なので、アートナイフで削ったり、サンドペーパー等でヤスったりすると無数の細かいスリ傷がつきます。ですが、サーフェイサーを吹き付ければ目立たなくなりますので、あまり気にしませんでした。
なお、上図では底面に穴が一つあいているのが見えます。これはモーターライズキット時代の内部パーツの取り付け穴のようですので、適当に埋めて塞いでおきました。 (続く)