組み立て完了後、約4ヵ月ほど保管し、4月17日に他の車輌と一緒にまとめて塗装を行ないました。劇中車のカラーは明るい茶色系ですが、上掲の史実のベルギー軍車輌も同じ色ですので、これに合わせました。ミスターカラーの43番のウッドブラウンを少し濃くしたような感じです。
ミスターカラーの43番のウッドブラウンに、526番の茶色を少し混ぜて濃くしたものを吹き付け塗装しました。ベルト式履帯は28番の黒鉄色で塗りました。
転輪のタイヤゴム部分をポスカの黒で塗りました。
ベルト式履帯を取り付けました。厳密には履帯自体の形状が異なりますが、元のレジンパーツが不良で粉々に砕けたりしているため、やむを得ず転輪とともに転用したタミヤの履帯パーツを代替として使用しましたが、長さがそのままピッタリおさまったのには驚きました。元のブレンガンキャリアーと今回のT-15軽戦車は、どうやら履帯の長さが同じであるようです。
なかなか良い感じにまとまりました。代替パーツも侮れません。
排気管や車外装備品の塗装に移りました。
排気管は42番のマガホニーで塗りました。
左右フェンダー前端の前照灯を8番のシルバーで塗りました。操縦手ハッチ横のライトはカバーがかかった状態であるので、塗る必要はありませんでした。
左フェンダーの前照灯の背後に付くバックミラーも8番のシルバーで塗りました。
車外装備品のシャベルです。木製柄は44番のタン、金属部分は28番の黒鉄色で塗りました。
クランクロッドとパールは28番の黒鉄色で塗りました。
以上で塗装および塗装後の組み付けが完了しました。 (続く)