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ステップ13では、車体に様々な装備品などを取り付けます。ここでもガルパン仕様への修正点が幾つかあります。また、不要のパーツも少なくなく、A19、A37、A38、H5、H6は取り付けません。
さらに、キットのガイドでは不要とされているパーツのうち、E15が必要になります。このE15は操縦室斜め側面のクラッペとしてA14およびA15に取り付けます。また、ライトやOVMの接着位置が異なります。
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劇中のワンシーンにて、ガルパン仕様への修正点を再確認してみましょう。まずライトは車体側面ではなくてフェンダー上に設置されています。車体後部につけられるアンテナは、右側のみにつけられます。OVMの斧やスコップは同一の留め具でセットされておらず、分割して別々に留めて配置してあります。
ジャッキはキットには一個しかありませんが、劇中車は二個を装備しています。もう一個はグレードアップパーツに入っていますので、それを使用します。いずれも留め具がつきますが、キットに該当するパーツA25が一個しかないので、もう一個は複製するか、適当に自作するかのどちらかになります。また、消火器はキットのパーツには入っていませんので、タミヤのⅣ号戦車車外装備品セットから調達するか、他キットから転用するかのどちらかになります。
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以上の諸点をふまえて、ライトの取り付けから取り掛かりました。ライト本体はE16、E17を指示通りに付けますが、基台のA20およびA21は形状が少し異なるので、劇中車に合わせて少しカットして小さく縮めました。これについているコードは、0.03ミリ銅線で劇中シーンを参考にしてセットしました。
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OVMの斧やスコップは、キットのパーツA32ですが、御覧のように同一の留め具で繋がっています。劇中車では分割して別々に留めて配置してありますので、これも改造が必要です。
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分割して取り付けました。接着位置は、公式設定資料図や劇中シーンなどを参考にしました。
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この段階で、操縦席前面装甲板の両端にある隙間を埋めるべく、プラ板を張り付けました。グレードアップパーツの操縦席前面装甲板も、キットのそれも幅が短いので、劇中車のような状態にするには左右の端をプラ板で調整する必要がありました。
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ステップ14では、車体後部の様々な部品を取り付けます。ここでもガルパン仕様への修正点が幾つかあります。また、不要のパーツも少なくなく、A6、A7、A35、A36、B17、K3は取り付けません。
さらに、キットのヒンジのパーツA25は劇中車と形状が異なります。不要パーツの中に、劇中車のヒンジ形状にほぼ一致するF25、F26がありますのでこれらを使用します。ジャッキの組み立てにおいては、留め具のA11は劇中では見えませんので不要です。
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このステップに先立ち、仮組みのままだった車体上面パーツを接着しました。
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プラ板で自作したエンジンフードパネル、左右の吸気口パネルも接着しました。
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エンジンフードパネル尾部のヒンジは、F25、F26のパーツを使用しました。これで劇中車のヒンジ形状にほぼ一致します。
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ジャッキも二個作りました。一個はキットのパーツを組み立てて留め具のA25もつけました。A11は劇中車にありませんので不要でした。もう一個はグレードアップパーツにて組み立てましたが、こちらは留め具のA25がありませんので、ジャンクパーツから適当なのを選んでカットしてそれらしく作りました。
消火器は、不思議なことに、キットには該当するパーツが全く見当たりませんでした。ドラゴンの元キットにも入っていないのかどうかは分かりませんが、無いのであればグレードアップパーツにて追加してほしかったと思います。タミヤのⅣ号戦車車外装備品セットに二種類の消火器パーツが含まれていますが、劇中車のと大きさや形状がやや異なります。
そこで、ジャンクパーツを探したところ、以前にあんこうチームのⅣ号戦車D型を作った際のタミヤのキットの不要パーツの中にピッタリなのが見つかりました。これに三角形の留め具をプラ板で追加したのが、上画像の消火器です。 (続く)