第78回アカデミー賞で長編アニメーション作品賞を受賞した「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」を観て来た。粘土で作った人形や背景等を、少しずつ動かしながら一コマ一コマ撮影するという、所謂クレイ・アニメーション。その撮影には気が遠くなる程の手間と時間がかかる訳で、この作品も企画開発から完成迄に約5年を費やしたのだとか。
幼少時はアニメを良く見ていた自分だが、流石に一定年齢になって以降は見る機 . . . 本文を読む
芥川龍之介氏の作品「蜘蛛の糸」。その中では、地獄に落ちた主人公が、或る日、天上から垂れて来た細い蜘蛛の糸を見付け、何とか抜け出そうと糸を手繰って上って行く姿が描かれていた。
韓国戦で負けを喫した日本チームが準決勝に進む為には、昨日行われたアメリカv.s.メキシコ戦で、アメリカが2点以上を失って負けを喫する事が条件で、準決勝という”天上界”に繋がる糸は「蜘蛛の糸」よりも遥かに細く&脆いもの。案の定 . . . 本文を読む
昨日の記事「天晴れ、日本チーム」を書いた際、或るドリンク剤の画像を上部に据えていた事を奇異に感じられた人も少なくないだろう。メキシコチームに快勝した日本チームが、この1本で疲労回復&元気満々となって、韓国チームとの対戦に臨んで欲しいという気持ちからだったのだが、残念な結果に終わってしまった。
試合結果はさて置き、ドリンク剤と称される物は古今多く在れども、自分の中で最も印象深く残っているのが、画像 . . . 本文を読む
先日の「ワールドビジネスサテライト」で、食品サンプルの歴史&現状を取り上げていた。ここ10数年程で韓国や中国にも広がった食品サンプルだが、基本的には日本独自の存在なのだとか。普段は空気の様に在って当たり前の物として捉えているのだが、実は非常に日本的な風景を構成し、且つ食文化に於いて重要な意味合いを持っている物だった訳だ。興味を惹かれたので、「眼で食べる日本人」なる本を読んでみた。
著者の野瀬泰申 . . . 本文を読む
運命の一戦「韓国v.s.日本」。残念ながら、我が日本チームは負けを喫してしまった。前半からずっと押し気味で試合を進めるも、点数を上げる事が出来なかったのが致命的だった。
「投打に亘って、もっと惜しみなく選手を注ぎ込むべきだった。」という思いも確かに在る。しかし、韓国チームとの決定的な差は、接戦で犯してはならないミスをしてしまったという事だろう。散々言われ続けている事だが、接戦で勝敗を分けるのは無 . . . 本文を読む
裏を取るという基本的な手順を踏まずに、偽メールを掴まされた国会議員。会期中、それも自らが所属している委員会が開かれている最中に、私的な結婚報告で首相の元を訪れた国会議員。*1そして、超大物国会議員の息子で、且つ過去にその素行の悪さが何度も報じられて来た御仁が、親の七光りで地方議員選挙に出馬し、絶対的な地盤の固さから当選が確実視されている・・・。
政界の幼稚園化に拍車が掛かりそうなニュースばかりに . . . 本文を読む
「当社のセンサスによると、御社とコージェネレーションのタイアップをする事で、そのシナジー効果の一つとして、両社のカンパニー・バリューのアップが見込まれています。」
意味が御判りだろうか?
最近、この様に外来語を多用した発言を良く耳にする。英語にはそれなりに触れて来た筈の自分ですら、表面上は然も理解した振りを装いつつ、心の中で「一体どういう意味なんだ?」と動揺しまくりで、後で慌てて辞書等で意味を . . . 本文を読む
一旦は「仕方ない。」と気持ちを鎮めたものの、時間が経つ毎に怒りが沸々と蘇って来た昨日の誤審。*1そんな苛立ちを再度鎮めてくれたのが、昨夜、久世光彦氏の追悼番組として再放送された「寺内貫太郎一家」(第1話&最終話)だった。
32年前に放送された作品なのだから当然と言えば当然なのだが、西城秀樹氏や篠ひろ子さん等、出演者の面々が兎に角若い。樹木希林さんの芸名が、未だ悠木千帆だったというのも懐かし心を擽 . . . 本文を読む
早朝からWBCの第二次リーグ「日本v.s.アメリカ戦」をTV観戦。イチロー選手のホームラン等で3点をもぎ取った日本チーム。2回裏、アメリカチームに1点を返されるも、その後は相譲らない白熱した展開。残念ながら3対1の状況で外出しなければならなかったので、日本チームの勝利を信じて家を出たのだが、出先で日本チームのサヨナラ負けを知り意気消沈。
その後の展開が気になり、帰宅してから録画しておいた内容を見 . . . 本文を読む
1970年代に幼少年期を過ごした人にとって、TVアニメは今の子供達以上に大きな存在だったのではないだろうか。かく言う自分もその内の一人なのだが、懐かしいアニメが数多く在る中でも、無国籍風のタッチが忘れられない作品と言えば、「黄金バット」と「妖怪人間ベム」がパッと頭に浮かぶ。
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それは、何時生まれたのか誰も知らない。
暗い、音の . . . 本文を読む
昨日書いた記事「サウンド・オブ・ミュージック」に付いて、帆印様から頂戴した書き込みに目が点になった。「ミュージカル映画『オズの魔法使い』で、主人公のドロシー役を演じていたジュディ・ガーランドの娘が、ミュージカル映画『キャバレー』等で御馴染みのライザ・ミネリ。」というのだ。「ほんまかいな!?」と思いつつ、早速調べてみた所、「ジュディと二番目の御主人・ヴィンセント・ミネリとの間に生まれた子がライザ。」 . . . 本文を読む
昨日の記事で「ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女」の事を書いたが、この映画に出て来る4人兄弟姉妹の中で、末っ子の女の子ルーシーの姿が愛らしかった。この子の仕草や表情を見ていて、つい一人の少女の姿がオーバーラップしてしまった。今から41年前の1965年に公開された映画「サウンド・オブ・ミュージック」*1。その中に登場する或る一家の、やはり末娘の雰囲気に似ている様に思えたのだ。
「サウンド・オブ・ . . . 本文を読む
「指輪物語」にも「ハリー・ポッター」にも全くはまらなかった自分だが、「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」にはすっかりはまってしまった。先週末に観た映画の話で在る。
イギリスのC・S・ルイス氏が著したファンタジー児童文学「ナルニア国物語」を原作にしたこの映画。そもそもこの原作は、前記した「指輪物語」及び「ゲド戦記」(未読)と併せて、世界三大ファンタジーと称されているそうな。ナルニア国の誕生か . . . 本文を読む
三重県に在る尾鷲市立尾鷲総合病院の産婦人科医の年間報酬が話題になっている。その額は5,520万円という事で、医師(”同市”のという事だった思うが。)の平均年間報酬額(約1,300万円)の約4倍、同病院長の年間報酬の約2倍に当たるのだとか。
何故これ程迄に高額な報酬を得ているのかと言えば、同病院はずっと三重大学から産婦人科医を派遣して貰っていたのだが、供給元の三重大学の医師数が不足してしまった為、 . . . 本文を読む
*********************************[仮面ライダーV3]=デストロンの大幹部達=⑤ ドクトルG
「ショッカーとゲルショッカーを組織した首領が、世界を征服すべく再編成した”最後の”組織。」という設定がデストロン。そのデストロン日本支部初代幹部がドクトルG。(「ドクトル・ジー」ではなく、「ドクトル・ゲー」と呼ばせる(読ませる)所が、何とも&r . . . 本文を読む