京都市美術館でルーブル美術館展が開かれています。そして、今日、8月16日は京都五山の送り火が行われる日です。
日曜日で美術館が混雑することを覚悟して出かけました。
普通列車で京都へ
岐阜駅です。
普通列車の大垣行きが入線してきます。
大垣行きの車内です。
時間は午前11時過ぎ。
朝のラッシュが済んだ時間で、混雑していません。
運転手は女性です。
指示確認をして運転しています。
乗客はそんな姿と前方の景色に目をやります。
車内は比較的、空いています。
大垣駅で乗り換えです。
車庫から米原行きの列車が入線してきました。
向こう側の列車は乗ってきた大垣行き。
手前の列車は米原行きです。
4両編成でしたが、岐阜方面から来る列車。2本か3本分の乗客を詰めますので混雑しています。
私がプラットホームへ来た時に、もう、乗客が待っていました。
その乗客たち。
何れの人も18切符で旅をしているような人ばかりです。
米原駅に停車する、姫路行きの新快速。
この列車は12両編成です。
前の列車が4両編成で、米原からは12両編成です。
ですから、車内はガラガラです。
でも、この先。
停車する度に乗客が乗ってきます。
山科駅で下車しました。
京都美術館に向かうので、京都駅で下車して地下鉄と言う事を考えましたが、地下鉄に乗っても烏丸線で東西線に乗り換えなければならない。
なら、イッソの事も山科から向かったほうが便利だと思いました。
ホームから離れる列車。
この姫路行きに乗ってきました。
京都市美術館へ
JR山科駅で下車して地下鉄東西線に乗ります。
東山で降りて京都美術館に向かいます。
美術館へ向かうのに、道路を横切りましたが、道の先に平安神宮の大きな鳥居が見えました。
京都市美術館に向かいます。
ルーブル美術館展
混雑する時は入場券を買うのにも列になったのでしょう。
今日はスンナリと買い求める事が出来ました。
これから、館内に入ります。
この先は撮影が禁止ですので、カメラを仕舞いました。
ルーブル美術館展のパンフです。
今回の一番の目玉、フェルメールの天文学者です。天球儀が美しいと思いました。
入場券のデザインにも使われています。
フェルメールの作品。
何枚、見たのだろう。
有名な真珠の耳飾の少女。手紙を読む女の人や刺繍をする女。
色々有ります。
今回はフェルメールの作品がメインでしたが、コローの作品。
川辺の風景画を良く見かけましたが、アトリエでの様子や女性を捉えた作品を目にしました。
コローと言うと風景画。そんな思いは変えなくてはと思いました。
ムリーリョの蚤を取る少年。確か、この作品は以前に来た事が有ります。
ルーベンスやミレー。ドラクロア。小品でしたが彼らの作品も展示して有りました。
蕎麦の実 よしむら
息子夫婦と蕎麦屋に向かいます。
蕎麦の実 よしむら と言う店です。
調理場が見えるようになっていました。
蕎麦の実サラダ。
まだ、蕎麦の実は乗せていません。
蕎麦寿司です。
鍋料理です。
鴨つみれ鍋です。
浮かんでいるのは蕎麦がきです。
野菜と鴨、つみれです。
鍋が煮えて来ました。
最後に入れるお蕎麦です。
器に取った蕎麦。
その蕎麦に蕎麦の実を振り掛けました。
蕎麦の実の味が、香ばしく美味しかったです。
最後は細切りの蕎麦でした。
蕎麦工房 蕎麦の実 よしむら
京都市下京区五条烏丸東入る北側
(075)353-0114
http://www.arashiyama-yoshimura.com/soba/sobanomi/
五山送り火
息子のマンションに向かいました。
息子のマンションの屋上。
普段、屋上へ上がることはできませんが、今夜だけは特別に開放です。
沢山のマンションの住人が屋上に上がって来ていました。
息子たちは、屋上へ上がったのは初めてだと話していました。
この時間。雨がパラパラ。
傘が要るという程では有りませんでした。
大文字焼をアップで。
この大文字山に登った事があります。
それで、火が燈された大文字山を見たかったのです。
こちらは舟型です。
上手く、撮れませんでした。
大文字から逆時計回りに妙法、左大文字へと5分おきに点火していきました。
最後に
初めて五山の送り火を見ました。
妙、法そして鳥居と見る事が出来ましたが、カメラには上手く収める事が出来ませんでした。
厳かな宗教行事。
夏が終りとなる事象のスタートかも知れません。
久し振りに名古屋へ出かけましたので、名古屋ボストン美術館へ行き「華麗なるジャポニズム展」を観てきました。ルノワール。ゴーギャン。ロートレック。など著名なヨーロッパの画家たち。並べて展示して有ったのは歌川広重。葛飾北斎。喜多川歌麿などの錦絵が有りました。日本からフランスに持ち込まれた錦絵が大きく影響を及ぼしたのです。
華麗なるジャポニズム展のパンフです。
名古屋ボストン美術館。
これから、美術館へ向かいます。
館の前に設置された広告塔。
エスカレータで3階に向かいます。
《ラ・ジャポネーズ着物をまとう(カミーュ・モネ)》で使われた内掛け。絵は100年以上前の制作されたが、この内掛けがその時のもので、本物だろうか。それならどの用に保存されていたのだろうと思ってしまいます。
華麗なるジャポニズム展のパンフの裏側の写真。
左下に絵を修復している人が写っています。会場内に修復の状況の説明があり、修復に1年以上の歳月を要したと有りました。
内掛けに刺繍されたサムライ。
謡曲「紅葉狩」で平惟茂(タイラノコレモチ)が鬼女を成敗に行くときの図ではないかと書かれていました。
この先は撮影禁止で、カメラを仕舞いました。
こちらは会場で買ってきた絵ハガキです。
歌川広重の「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」と言う作品で、1857年のものです。これを手本としてゴッホが描いた作品の写真が掲示して有りました。ゴッホが描いたのは1887年となっています。江戸時代末期。鎖国となっていても、このような錦絵を輸出したのでしょう。このような絵がヨーロッパで大きな影響を与えた事が判りました。
会場内で錦絵と、錦絵の影響を受けたヨーロッパの絵画が並べて展示して有りました。はるばる日本から届いた絵が、大きな影響を与えた事が面白いと思いました。
名古屋市の愛知県美術館で二つの美術展が開かれています。1つは改組 新第1回日展で、もう1つはロイヤル・アカデミー展です。日展は15日まででして、終期が迫っています。
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愛知県芸術文化センターのエレベータ。
シースルーでオブジェが見えます。
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日展のチラシ。
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チケット売り場。
当日券を買い、これから入場します。
先に日展を訪ねました。
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ここから入ります。
ここでチケットを出し、受け付けられます。
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日本画のコーナー。
この先は撮影が出来ません。
特に、お気に入りの作品を紹介します。
日本画で長谷部貞子(岐阜)さんの作品、「行き交う視点」です。
ご本人のコメントでは、
混雑する駅で目が不自由な人を導く犬を見た。盲導犬は、人との共存において責任ある立場にいる。役目を終えた後は手厚く老後を保護したい。
と、云われています。
背景は岐阜駅です。
混雑する駅で盲導犬に導かれた若者。
その姿にみんなの視線が集まります。
列車の発車時刻が書かれており、普段利用する駅の様子。身近な場所であり、この作品が心に残りました。
次にロイヤル・アカデミー展へ向かいました。
ロイヤル・アカデミーとは英国の美術学校で、王室の庇護もあり、多くの美術家を輩出した美術学校です。
余り、人気が無いのか、混雑していませんでした。
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展覧会のパンフです。
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バーリントン・ハウス外観
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ここで撮影できるようになっていました。
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これから入ります。
今、名古屋市の愛知県美術館でプーシキン美術館展が開かれています。
会期が終わりに近づき、23日で終わりとなります。
前売り券を3月に買っていましたが、会期の内には、出かけようと思っていました。
どうせ名古屋まで行くのなら少し、リッチにと思い、ホテルでランチをしてから美術館へ向かいました。
名古屋駅前
駅前のミッドランドスクエアにルイ・ビトンやカルティエと言うブランド店が入っています。少し時間が有りましたので、ショーメのウインドを目の保養で、ガラス越しに眺めてみました。
ミッドランドスクエアのB1フロアーです。
有名な店が入っています。
ショーメと言う店です。
指輪、時計、それにティアラが並んでいました。
ホテルへ食事
ランチを取りに、ウェスティンナゴヤキャッスルへ向かいます。
この後、ウェスティンナゴヤキャッスルに向かいました。
ホテルへ向かうのに駅前からシャトルバスが出ていました。
今日は日柄が゛良く、結婚式に出席する人が何人もいました。
こちらがウェスティンナゴヤキャッスルです。
名古屋城の西側にあります。
11階のコンテンポラリー・ダイニング クラウンと言うレストランです。
予約を入れておきましたら、窓際の景色の良い席を用意してくれていました。
まず、ビールで乾杯です。
コースで出てきた料理です。
一番上の左がホタテのフランデ。右はサーモンのマリネ。
次は左にパン、右はエンドウ豆の冷製ポタージュ。
次はメイン料理で、左がカミさんが頼んだ、タンシチュー。右はイサキのポアレです。
一番下はグレープフルーツでアイスクリームが乗っています。右はコーヒーです。
美味しい料理。サーモンのマリネには鯛も入っていて美味しかったです。
その味にビールの苦味がマッチしていました。
お城が望める素敵な景色。
リッチな気分になれました。
名古屋城が正面に見えるロケーション。
金のシャチホコが輝いています。
左に目を転じると、隅櫓が見えます。
栄へ
愛知県美術館のある栄へ市バスで向かいます。
ホテルを出た後。
市バスで栄に向かいました。
何年ぶりと言うくらい、名古屋市バスに乗った記憶がありません。
車体が低く、ノンステップのバスです。
アイドリングストップの車両で信号停止の時はエンジンが停まりました。
エンジンが止まると、エンストしたような感じがしました。
オアシス21へ来ると。
凄い人の集まりがありました。
韓国のグループでINFINITE が、この会場へ来るので、来ていた人たちです。
この、左から彼らが出てきます。
沢山の人が待ち構えていました。
愛知県美術館でプーシキン美術館展。
フランス絵画300年が開かれていました。
この展覧会は2011年に開催される予定でしたが、東日本大地震で中止となり、再度企画され開催に至った物です。
ペアチケットを、3月に購入してありました。
これから会場に入ります。
この先はカメラが禁止です。
会場から出てくると記念撮影が出来るスペースがありました。
この絵は「ジャンヌ・サマリーの肖像と言う絵で日本初公開です。
フランス絵画300年と言うだけ有って、フランスの絵画が体系的に展示して有りました。
第1章の古典主義は赤い壁の色。第2章は新古典主義で紺色の壁。第3章は印象主義でパステルカラー風の黄色。第4章はキュビズムやエコールドパリの時代で薄い水色と、時代背景に合わせ、部屋の雰囲気を変えていました。
プーシキン美術館は世界でも、屈指の美術館の1つとなりました。
古くはエカテリーナ2世の時代からです。
そして、セルゲイ・シチューキン。イワン・モロゾフがパトロンとして絵画をコレクションし、美術館を充実させました。
神戸にモロゾフと言うお菓子屋さんが有ります。このモロゾフと関係が有るのでしょうか。
山形県の観光と物産展。
名鉄百貨店で開かれていましたので寄って来ました。
次に向かったのが山形県の観光と物産展です。
山形県と言えば、さくらんぼ。
さくらんぼの量り売りを遣っていました。
さくらんぼの販売。
1粒試食させてもらいました。
とても、美味しかったです。
さくらんぼは買いませんでしたが、日本酒を買って来ました。
山にちなんで月山と言う名です。
左は会場で少し、試飲させてもらいました。
薬を買ったときに薬局のポイントが付きます。
S薬局のポイントが大分、貯まって来ましたので、何かに変えようと思っていましたら、グルメのコースが有りました。
グルメの内で、名古屋マリオットアソシアホテルでランチをするコースを選びました。
ホテルの食事では、和食や中華を選ぶ事が出来ましたので、中国料理の「梨杏」に行ってきました。
梨杏の入口です。
高級な感じがします。
店内です。
前もって、予約していましたが、窓から離れた席に案内されました。
高層のビルであり、窓の近くが良かったのですが、
今日のメニュー。
桃花というコースです。
まず、前菜です。
生ビールを頼みました。
1枚の皿で持ってきて、2人分に取り分けてくれます。
左は茄子の海老すり身詰めオイスター煮込み。
右は文甲医かとニンニクの茎いためです。
オイスター煮では海老のすり身が美味しかったです。
サラダ冷麺です。
ホテルから出て名古屋駅前を見下ろします。
前方に大名古屋ビルヂングが見えます。
このビルも再開発でやがて取り壊されます。
名古屋駅前といったらナナちゃん人形
人形の下を歩きました。
広小路通りに向かいます。
伏見へ来て御園座の前を通ります。
まねき看板が上げられていました。
顔見世の前売りのPRです。
今回の第2の目的。
エルミタージュ美術館展を観に名古屋市美術館へきました。
エルミタージュ展の看板です。
あらかじめ前売券を買っておきました。
展覧会の絵では期待したほどの内容ではなかったです。
ただ、バン・ダイクの自画像は再び見る事が出来ました。
今、京都市美術館で「フェルメールからのラブレター展」が開かれています。
青春18きっぷを使って出かけ、帰りに近江八幡を散策してきました。
フェルメールからのラブレター展 入口
フェルメール展のチケット売り場。背側にこんなふうになっていました。
途中下車した近江八幡駅。
駅前はコミュニティバスの発着場になっていました。
歴史民俗資料館の横には近江八幡の地図があり、ボランティアさんが説明していました。
新町通り。松の形が何とも言えません。
江戸時代にタイムスリップした雰囲気を持たせてくれます。
写生している人がいました。
後ろから見せてもらいました。
絵はこんな風です。
八幡掘り。散策するのに良い雰囲気です。
先ほどの人が写生を続けています。
観光案内所がある白雲館の内部には、ここでロケされた時の写真が貼ってありました。
ロケに参加した俳優のサインが多数、貼ってありました。
水戸黄門の由美かおるさんもここへ訪れているのですね。
豊田市美術館で「フェルメール ≪地理学者≫とオランダ・フランドル絵画展」が豊田市制60周年を記念して開かれています。
数少ないフェルメールの1点が見られると思い、出かけて来ました。フェルメールの作品の中で男性を取り上げられることは珍しい事です。コンパスを持ち、着物のような上着をまとった姿は、なる程、地理学者なのだなと、思わせました。
フランドル絵画では、大部分の作品が日本では初公開となってます。知らない名の人の作品が多が多かったです。
私が興味を覚えたのは、海景画で穏やかな海に船体を写した帆船や荒れる海を航行する姿を描いた作品たちです。
船体の大きさとバックの海や雲。そのバランスに感心しました。
レンブラントやルーベンスの作品も有りました。重厚感が有り、こう言う作品は好きです。
豊田市美術館の前景
フェルメール展の大看板
フェルメール展のポスター
ゴッホ展と名は付けられていますが、同時代の作家の作品が数多く、期待はずれの感が残りました。
こんなことなら、「ゴッホとその時代展」とすべきだと思ました。ファン・ゴッホ美術館とクレラー=ミューラー美術館の作品が中心ですので、仕方無いかもしれないが、2ケ月間、一緒に生活したゴーギャンの作品も展示してほしいと思いました。
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日展の東海展に行ってきました。
午前中に入ったので、会場はそれ程、混雑していなく観賞することが出来ました。
入選した方が、ご自分の作品の解説をしておられました。皆が耳を傾けて説明を聞いていました。
その後、次の先生の説明へと移り、その先生と言葉を交わす事が出来ました。
長谷川 郁子さんの作品 「遥か」 作品は、この画像よりも金色に、輝いていました。
私は、道の両側の草。浜松の中田島砂丘、見たいなイメージを持ちました。お話をお伺いして、作品の
舞台となった場所は瀬戸市の赤津の外れだそうでした。
金色の色。夕方の時間をイメージしているように感じました。作品の色はもっと金色に輝いていました。
毎年、訪れる日展。今年はどんな作品に会えるか期待していました。今回は、黒人を描いた作品や足
の取れた人形の作品には会えませんでした。
また、毎年自分の母親を描いている作品。何時もですと、着物を着てシャンとした姿のお母さんでしたが、
今回は車椅子の姿になっていました。私の母親の姿とダブリ、印象に残りました。
これも時の推移かもしれません。
18きっぷを使って始発で出かけ、途中には「ぷらっとこだま」を挟んで、横浜美術館で開かれているドガ展を観てきました。
終了時期が近づいているからかも知れません。平日にも拘わらず、多くの人で混雑していました。
ドガと言うと踊り子のイメージですが、人物も多く描いていました。メトロポリタンやボストンなど各地の美術館から借りてきて、一堂に展示していました。
日本国内からの出品もあり、東京富士美術館のと笠間日動美術館の「舞台の袖の踊り子」がありました。2点を対比させて展示してありました。
同じ題材を捉え、そっくりの作品でした。両方の美術館に出かけるのでなく、両作品を並べて観賞できる。このようなことができるのが、展覧会の良い点ではないでしょうか。
ブロンズの小品も有り、面白いと思いました。
横浜美術館の正面
有名なエトワール。照明の光の表現が凄いと思いました。