銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

シャイニング

2015年07月25日 12時40分55秒 | 洋画ホラー
THE SHINING
1980年
イギリス
143分
ホラー
劇場公開(1980/12/13)



監督:
スタンリー・キューブリック
製作:
スタンリー・キューブリック
原作:
スティーヴン・キング
脚本:
スタンリー・キューブリック
出演:
ジャック・ニコルソンジャック・トランス
シェリー・デュヴァルウェンディ
ダニー・ロイドダニー
スキャットマン・クローザースディック
バリー・ネルソンスチュアート



<ストーリー>
冬の間閉鎖されるホテルに、作家志望のジャック一家が管理人としてやってきた。そのホテルでは過去に、管理人が家族を惨殺するという事件が起こっていたのだが……。

-感想-

故キューブリック監督作品で実際に私がしっかりと観たものは『フルメタル・ジャケット』しかない。
『2001年宇宙の旅』なんて序盤の有名なテーマソングが流れる所までしか観てないし、遺作となった『アイズ ワイド シャット』なんかは途中で寝ちゃった程だ。
そんな私が本作を敢えてチョイスしたのは、キューブリック史、いや映画史に残ると言われている名シーンの数々を1度、この目で確認したかったから。

以下は本作を観ていなくても、ある程度の映画通ならばパロディ映画等で、もしかしたら観た事があるやもしれない画像を淡々と貼っていく。


玄関扉から大量の血が洪水となって溢れ出してくるシーン。


夫婦の息子ダニーが三輪車でホテル内をグルグルと滑走するシーン。


姉妹霊が現れるシーン。

この姉妹が惨殺された直後のシーンとを交互に見せる演出はショッキングである。


雪の積もったホテルの庭にある迷路をダニーが父親の魔の手から逃げ回るシーン。


妻子に逃げられ、一人寂しく凍死するジャック。

そして、映画のチラシやポスターの表紙、DVDジャケにもなった『シャイニング』と云えばこれ!となるのが

狂ったジャックがドアを斧でかち割るシーンと

裂け目から顔を覗かせて「こんにちは!NHKで~す」するシーン。

原作者のスティーヴン・キングは本作を「思い違いだらけで腹立たしい期待はずれの映画」と酷評し、自ら製作総指揮を務めTVM用に脚本を新たに書き下ろして作り直したようだが、じゃあそのキングが直接関わっている作品は(内容が面白いかどうかは別にして)、世界中の映画ファンに認知されている場面があるのか?と問いたくはなる。

私はキング版の方は観ていないので、あれこれは語れないが、それでもこちらキューブリック版も観ていなかった自分が「この場面知ってる!」て何度も思わされたのは、それだけ作品の出来がどうであれ、一つ一つのシーンは色んな番組や映画のパロディとして取り上げられる位に優れていてインパクトがある、と言う事になるわな。

ダニーが無意識に連呼し呟きながら扉に「REDRUM」と殴り書きする場面。

鏡に反転させたら「MURDER」となる演出なんてゾクゾクッとする。


不安を煽る音楽の使い方(ドクンドクンと心臓音の様な不気味な音)や、狂気に支配された父親を演じたジャック・ニコルソンの迫真の演技。
これらが名シーンの数々と重なり、鑑賞者に一定の恐怖を植え付けてくれる本作をキングは気に食わない様だが、私は素直に呪われたホテルを力強く前面に映し出している優れたホラー作だと感じた。
1本の映画というよりは1つの場面、場面を鮮明に記憶として残してくれる事には嘘偽り一切なく、ホラー好きならば(今頃になって観た私が強く推すのもなんだが)絶対に観ておくべき作品。

評価:★★★☆
15/07/25DVD鑑賞(旧作)
にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へにほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へバナーポチお願いします
にほんブログ村
レンタル開始日:2001-08-23
メーカー:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

関連作:
『シャイニング(1997)<TVM>』
『ドクター・スリープ(2019)』

ここからはちびっ子は閲覧禁止だよ。
おっぱい観たけりゃ観るがいいさ!
























【237号室】へいらっしゃい

決して開けてはならない客室「237号室」。
父ジャックが入ってみると、そこのバスタブから全裸の美女が!!

ムラムラッとしたジャックはキスをし抱きしめるも、鏡を見てみると・・・。

「わしゃしゃしゃしゃ~~~~~~~」
婆やんけ~~~ひぃいいい~~~~。
ムラムラ度(1/5)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スティーヴン・キング

2015年07月25日 12時37分48秒 | 監督&俳優別

Stephen King/■生年月日:1947/09/21/通称:モダン・ホラー作家の帝王/特技:恐怖時たま感動

『ブギーマン(2023)』原作
『ペット・セメタリー:ブラッドライン(2023)』原作

『炎の少女チャーリー(2022)』原作
『ハリガン氏の電話(2022)』原作
『リーシーの物語(2021)<TV>』製作総指揮/原作/脚本
『チャペルウェイト 呪われた系譜(2021)<TV>』原作
『CREEPSHOW/クリープショー (シーズン2)(2021)<TV>』原作

『スティーヴン・キング エイジ・オブ・パンデミック(2020)』原作

『アウトサイダー(2020~)<TV>』原作

『ザ・スタンド(2020)<TV>』原作/脚本
『CREEPSHOW/クリープショー 特別編 アニメスペシャル(2020)<TV>』原作
『ペット・セメタリー(2019)』原作
『ドクター・スリープ(2019)』原作
『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019)』原作
『イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-(2019)』原作
『ミスター・メルセデス3(2019)<TV>』製作総指揮原作
『キャッスルロック(2018)<TV>』原案/製作総指揮
『ミスター・メルセデス2(2018)<TV>』原作
『ジェラルドのゲーム(2017)<未>』原作
『1922(2017)<未>』原作
『ミスター・メルセデス(2017)<TV>』原作
『ザ・ミスト(2017)<TV>』原作
『ダークタワー(2017)』原作
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017)』原作
『11/22/63(2016)<TV>』製作総指揮/原作
『セル(2016)』原作/脚本
『アンダー・ザ・ドーム(シーズン3)(2015)<TV>』製作総指揮/原作
『ヘイヴン(シーズン5)(2014~2015)<TV>』原作
『アンダー・ザ・ドーム(シーズン2)(2014)<TV>』脚本/製作総指揮/原作/ゲスト出演
『スティーブン・キング 血の儀式(2014)<未>』原作
『スティーヴン・キング ファミリー・シークレット(2014)<未>』原作/脚本
『スティーヴン・キング ビッグ・ドライバー(2014)<TVM>』原作
『ヘイヴン(シーズン4)(2013)<TV>』原作
『アンダー・ザ・ドーム(シーズン1)(2013)<TV>』製作総指揮/原作
『キャリー(2013)』原作
『ヘイヴン-謎の潜む町-(シーズン3)(2012)<TV>』原作
『ハッピーエンドが書けるまで(2012)』声の出演
『スティーヴン・キング 骨の袋(2011)<TVM>』原作
『ヘイヴン-謎の潜む町-(シーズン2)(2011)<TV>』原作
『サン・オブ・アナーキー(シーズン3)(2010)<TV>』ゲスト出演
『ヘイヴン-謎の潜む町-(シーズン1)(2010)<TV>』原作
『ザ・チャイルド:悪魔の起源(2010)』原作
『スティーブン・キング ドランのキャデラック(2009)<未>』原作
『スティーヴン・キング トウモロコシ畑の子供たち(2009)<TVM>』原作/脚本
『デッド・ゾーン(シーズン6)(2007)<TV>』原作
『1408号室(2007)』原作
『ダイアリー・オブ・ザ・デッド(2007)』声の出演
『ミスト(2007)』原作
『スティーヴン・キングのデスペレーション(2006)<TVM>』製作総指揮/原作/脚本
『デッド・ゾーン(シーズン5)(2006)<TV>』原作
『スティーヴン・キング 8つの悪夢(ナイトメアズ)(2006)<TVM>』原作
『デッド・ゾーン(シーズン4)(2005)<TV>』原作
『2番目のキス(2005)』出演
『スティーヴン・キングのキングダム・ホスピタル(2004)<TVM>』製作総指揮/脚本
『死霊伝説 セーラムズ・ロット(2004)<TVM>』原作
『デッド・ゾーン(シーズン3)(2004)<TV>』原作
『ライディング・ザ・ブレット(2004)』原作/製作総指揮※★☆
『シークレット ウインドウ(2004)』原作※★★☆
『ローズ・レッド:ザ・ビギニング(2003)<TVM>』原案/製作総指揮
『デッド・ゾーン(シーズン2)(2003)<TV>』原作
『ドリームキャッチャー(2003)』原作※★★★☆
『スティーヴン・キングのローズレッド(2002)<TVM>』脚本/製作総指揮
『炎の少女チャーリー:REBORN(2002)<TVM>』原作
『キャリー(2002)<TVM>』原作
『デッド・ゾーン(シーズン1)(2002)<TV>』原作
『マングラー2(2001)<OV>』原作
『アトランティスのこころ(2001)』原作
『スティーブン・キングのパラノイア(2000)<未>』脚本
『スティーブン・キングの 悪魔の嵐(1999)<TVM>』脚本/製作総指揮
『ザ・チャイルド(1999)<未>』原作
『グリーンマイル(1999)』原作※★★★★
『アイス・ステーション(1998)<未>』原案
『チルドレン・オブ・ザ・コーン5:恐怖の畑(1998)<OV>』原作
『ゴールデンボーイ(1998)』原作
『シャイニング(1997)<TVM>』出演/原作/製作総指揮/脚本
『ゴースト(1997)<未>』原案
『クイックシルバー(1997)<TVM>』原作
『トラックス(1997)<TVM>』原作
『スティーヴン・キング/ナイトフライヤー(1997)』原作
『ブロス リターンズ/やつらはふたたび帰ってくる(1996)<未>』原作
『スティーヴン・キング/痩せゆく男(1996)』出演/原作※★★★★
『スティーブン・キング/アーバン・ハーベスト2(1996)』原作
『スティーブン・キング/ランゴリアーズ(1995)<TVM>』原作/出演※★★★
『黙秘(1995)』原作※★★★
『マングラー(1995)』原作※★★
『ザ・スタンド(1994)<TVM>』製作総指揮/脚本/原作/出演
『スティーブン・キング/アーバン・ハーベスト(1994)』原作
『ショーシャンクの空に(1994)』原作※★★★☆
『スティーブン・キング/トミーノッカーズ(1993)<TVM>』原作
『ダーク・ハーフ(1993)<未>』原作
『ニードフル・シングス(1993)』原作
『スティーブン・キング/死の収穫(1992)<未>』原作
『バーチャル・ウォーズ/ディレクターズカット(1992)<未>』原作
『スリープウォーカーズ(1992)』カメオ出演/脚本
『バーチャル・ウォーズ(1992)』原作
『ザ・ムービング・フィンガー(1991)<TV>』原案
『スティーブン・キングの ゴールデン・イヤーズ(1991)<TVM>』原作/出演/製作総指揮/脚本
『ブロス/やつらはときどき帰ってくる(1991)』原作※★★★
『IT/イット (1990)<TVM>』原作
『スティーヴン・キング/地下室の悪夢(1990)』原作※★★☆
『ミザリー(1990)』原作
『フロム・ザ・ダークサイド/3つの闇の物語(1990)』原作
『スティーブン・キング/ホラーの館(1989)<TVM>』出演
『ペット・セメタリー(1989)』原作/出演/脚本
『新・死霊伝説(1987)<未>』原案
『クリープショー2/怨霊(1987)』原案/出演
『バトルランナー(1987)』原作※★★★
『地獄のデビル・トラック(1986)』原作/脚本/監督/出演
『スタンド・バイ・ミー(1986)』原作※★★★★
『キャッツ・アイ(1985)<未>』脚本
『死霊の牙(1985)<未>』脚本/原作
『新フロム・ザ・ダークサイド(2)(1985)<TV>』脚本
『チルドレン・オブ・ザ・コーン(1984)<未>』原作
『フロム・ザ・ダークサイド(4)(1984)<TV>』原案
『炎の少女チャーリー(1984)』原作
『スティーブン・キングの ナイトシフト・コレクション(1983)<未>』原作
『デッドゾーン(1983)』原作
『クリスティーン(1983)』原作
『クジョー(1983)』原作※★★★☆
『クリープショー(1982)』出演/脚本※★★☆
『ナイトライダーズ(1981)<未>』出演
『シャイニング(1980)』原作
『死霊伝説(1979)』原作※★☆
『キャリー(1976)』原作※★★★☆

注:※は鑑賞済み個人的評価レヴュー無し


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする