1977年
アメリカ
96分
ホラー
劇場公開(1977/08/13)
監督:
エリオット・シルヴァースタイン
製作:
エリオット・シルヴァースタイン
出演:
ジェームズ・ブローリン
キャスリーン・ロイド
ジョン・マーリー
R・G・アームストロング
ロニー・コックス
ジョン・ルビンスタイン
キム・リチャーズ
カイル・リチャーズ
<ストーリー>
中西部の田舎町に突然出現した黒塗りの車は無差別に殺人を繰り返す。保安官はそれが無人車であり、超自然的な力で動いている事を突き止めるが……。(allcinemaより抜粋)
何の予告もなく 物凄い奴が出現した! そして…人びとを襲いはじめた!
-感想-
シンプル・イズ・ザ・ベストなタイトルですな。
いいやん、これ。
めっさ面白かったよ。
ほんま何の前触れも無く唐突に出てくるデビル・カー。
冒頭からガッツリ爆走しまくり、あらゆる人間を轢きまくる!“だけ”の映画ですよぉ。
“だけ”なんだけど、冗談抜きにしてマジで面白いの!
『ジョーズ』+『激突!』+『マッドマックス』にオカルト要素を少々ミックスさせた様な感じでしょうかね。
悪魔が乗り移った車なもんで、車体はほぼ、ほぼ無敵ですねん。
弱点は神聖な場所である墓地と、大量の火薬。
銃なんて全く役に立たないものだから、もう思い切って爆発させてしおう!そうしよう!!と保安官総出で悪魔の車を岩山へと追い込んで行く最終決戦。
このラストまでの流れの中にも相当に緊張感持てるシーンがバンバン入っていて、心臓をドキドキさせながら観れちゃう恐怖があります。
パトカー2台並走しながら悪魔の車に真正面からぶつかりに行くシーン。
無敵だからこそ出来る横回転クラッシュ!
こいつ、どえらい技を使いよるわい。
予想外な事が次々起きるのも良かった。
えぇ!?この人、ここに来てこんな形で死んじゃうの!?とかさ。
主人公が油断していたら家の納屋にドーンと居たりとかさ。
てか、家の壁をぶち破って轢き殺してそのまままた壁ぶち破って去って行く一瞬技なんて、無茶苦茶通り越して(演出が)素敵でしょうよ。
この悪魔の車、人を襲う時は半端無いスピード出してくるんですわ。
当然、パトカーに追われる&追う時も猛スピードだから、必然的にカーチェイスシーン全部が速い。
フルスピード。
この尋常じゃない速さを観たら、レース好きな映画ファンならアドレナリン出まくりやろな。
B級タイトルからは想像も出来ない緊迫感漲る演出が一杯詰まった私的には傑作に値する優れたホラー。
こんなにも古い作品でこんなにも面白い作品があったとは。
見つけた自分を褒めたくなった。
今作の可愛い子役図鑑
主人公が溺愛している娘姉妹。
あんまり画面には出てこなかったけど、2人とも可愛かったな~。
今じゃ立派なおばさんになっているんだろうなぁ。。。
評価:★★★★
15/07/30DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2007-03-30
メーカー:ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
関連作:
『ザ・カー:ロード・トゥ・リベンジ』(リメイク版)