2015年
日本
129分
アクション/犯罪
PG12
劇場公開(2015/09/26)
監督:
石井隆
脚本:
石井隆
挿入歌:
ちあきなおみ『紅い花』
森田童子『ラスト・ワルツ』
出演:
東出昌大:久松勇人
桐谷健太:大越大輔
土屋アンナ:菊池麻美
柄本佑:森澤慶一
安藤政信:式根誠司
テリー伊藤:式根隆誠
井上晴美:久松安恵
りりィ:大越加津子
福島リラ:余市
松本若菜:百合香
菅田俊:松浦譲
井坂俊哉:黒木正行
根津甚八:氷頭要
鶴見辰吾:久松茂
佐藤浩市:万代樹彦
竹中直人:明神
<ストーリー>
五誠会大越組襲撃事件から19年。組の若頭の遺児・勇人と勇人の幼馴染みで組長の遺児・大輔。19年前の事件を追うルポライター・富田の出現により、ふたりの歯車が軋み始める。
もう、理性はいらない。
-感想-
日本
129分
アクション/犯罪
PG12
劇場公開(2015/09/26)
監督:
石井隆
脚本:
石井隆
挿入歌:
ちあきなおみ『紅い花』
森田童子『ラスト・ワルツ』
出演:
東出昌大:久松勇人
桐谷健太:大越大輔
土屋アンナ:菊池麻美
柄本佑:森澤慶一
安藤政信:式根誠司
テリー伊藤:式根隆誠
井上晴美:久松安恵
りりィ:大越加津子
福島リラ:余市
松本若菜:百合香
菅田俊:松浦譲
井坂俊哉:黒木正行
根津甚八:氷頭要
鶴見辰吾:久松茂
佐藤浩市:万代樹彦
竹中直人:明神
<ストーリー>
五誠会大越組襲撃事件から19年。組の若頭の遺児・勇人と勇人の幼馴染みで組長の遺児・大輔。19年前の事件を追うルポライター・富田の出現により、ふたりの歯車が軋み始める。
もう、理性はいらない。
-感想-
冒頭のテロップ、画面に出す時間短すぎやしないか?
一発で読みきれなかったんだけど。
レンタルなもんで一時停止にして読み返したけれど、文字数の多さに反してサッと消し過ぎでしょうよ。
1作目から実に約20年振りとなる正統な続編。
抗争で殺されたヤクザの子の話。
要は仇討ちをテーマにした作品なんだけど、う~んちょっと1作目程の狂いっぷりが感じられなかったかなあ。
若手俳優を中心に話を回しているものの、1作目に登場したキレた演技をやらせたらヤバそうな俳優陣に比べたら怒りのオーラというか感情の荒さが薄い。
もっと心底からヒエッとさせられる様な演技を指導の中で要求出来なかったものなか、その辺の残念さは少し抱かされた。
展開に対しても同じことが言えるが、見ててハラハラさせられる心臓がバクバクしちゃいそうな“衝撃”が期待した程少なかったてのも気持ちの高ぶりを与えてくれるまでには至らず、そういう意味でも色々と惜しい点が目に付く。
しかし良い部分もそれなりにある訳で、酸素をボンベから鼻へと注入しコーホーコーホーと苦しそうな息遣いを要しながらも標的へと向かってくるヒットマン明神の威圧感は抜群。
ベテラン竹中直人の存在の大きさを思う存分堪能出来る後半だけでも十分作品としての元は取れている。
逆に二代目を演じたテリー伊藤の演技には微妙さがあり、何処かまだタレントの域から脱していない組員の上に立つ存在に成りきれていない役者としての未完成さが少々浮き彫りにされた形となってしまっていた。
石井隆監督らしい時代を逆行した古めかしい映像演出はこの作品の雰囲気には合っている。
横暴さと狂気を求めた1作目の強バイオレンス内容に対し、復讐とそれが果たされた先にあるのは無の境地といった悲しみに満ちた2作目の弱バイオレンス内容が結合する事でこの2作は1本の壮絶な憎しみに満ちた殺し合い劇となり、文字通り「サーガ」として完結されているのは目に見えてくる。
当然ながら1作目を観ている事が前提での2作目なので、全てを理解し、決着に納得する上でも本作から手を出さず必ず前作を鑑賞してから挑み、長きに渡り繰り広げられてきた恨みつらみの着地点をじっくりと見届けて貰いたい。
評価:★★★☆
16/04/06DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-04-02
メーカー:ポニーキャニオン
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関連作:
『GONIN(1995)』※個人的評価:★★★★☆