SPECTRE
2015年
イギリス/アメリカ
148分
アクション/サスペンス
劇場公開(2015/12/04)
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監督:
サム・メンデス
『007 スカイフォール』
テーマ曲:
モンティ・ノーマン(ジェームズ・ボンドのテーマ)
主題歌:
サム・スミス『Writing's On The Wall』
出演:
ダニエル・クレイグ:ジェームズ・ボンド
クリストフ・ヴァルツ:フランツ・オーベルハウザー
レア・セドゥ:マドレーヌ・スワン
ベン・ウィショー:Q
ナオミ・ハリス:イヴ・マネーペニー
デイヴ・バウティスタ:Mr.ヒンクス
アンドリュー・スコット:C(マックス・デンビー)
ロリー・キニア:タナー
イェスパー・クリステンセン:Mr.ホワイト
ステファニー・シグマン:エストレラ
モニカ・ベルッチ:ルチア・スキアラ
レイフ・ファインズ:M
アレッサンドロ・クレモーナ:マルコ・スキアラ
ジュディ・デンチ:M
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<ストーリー>
“スカイフォール”で手にした写真の謎に迫るべく、ボンドはMの制止を振り切り単独でメキシコ、ローマに赴く。そこでボンドは犯罪者の元妻に出会い、悪の組織・スペクターの存在を突き止める。
-感想-
2015年
イギリス/アメリカ
148分
アクション/サスペンス
劇場公開(2015/12/04)
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監督:
サム・メンデス
『007 スカイフォール』
テーマ曲:
モンティ・ノーマン(ジェームズ・ボンドのテーマ)
主題歌:
サム・スミス『Writing's On The Wall』
出演:
ダニエル・クレイグ:ジェームズ・ボンド
クリストフ・ヴァルツ:フランツ・オーベルハウザー
レア・セドゥ:マドレーヌ・スワン
ベン・ウィショー:Q
ナオミ・ハリス:イヴ・マネーペニー
デイヴ・バウティスタ:Mr.ヒンクス
アンドリュー・スコット:C(マックス・デンビー)
ロリー・キニア:タナー
イェスパー・クリステンセン:Mr.ホワイト
ステファニー・シグマン:エストレラ
モニカ・ベルッチ:ルチア・スキアラ
レイフ・ファインズ:M
アレッサンドロ・クレモーナ:マルコ・スキアラ
ジュディ・デンチ:M
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<ストーリー>
“スカイフォール”で手にした写真の謎に迫るべく、ボンドはMの制止を振り切り単独でメキシコ、ローマに赴く。そこでボンドは犯罪者の元妻に出会い、悪の組織・スペクターの存在を突き止める。
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5億円以上もする高級車をあっさりと捨てる所が如何にもボンドらしい。
捨てる前に一応全ての機能を試す茶目っ気というか余裕があるのもボンドならではのクールさか。
前作『スカイフォール』を引き継ぐ続編。
“アメリカン”と“スペクター”の謎を探るべく世界中を股にかけながらボンドはあらゆる危機に遭遇し、何食わぬ顔をしながらその危機を脱し、そして親玉に銃を突き付けるも「弾が切れた」と表情一つ変えずに戦いの終結を言い渡す。
Mが死に新たなMが就任するも、上部の圧力により00部門は解体されてしまう。
実質上00ナンバーを剥奪され、引退となったジェームズ・ボンド。
ラストでは今回のボンドガールと共に車へと乗り何処ぞへと去っていく姿を映し作品は幕を閉じる。
これはもしかするとダニエル・クレイグのボンドは見納めなんだよというファンに対しての隠喩なのだろうか。
果たして次作ではニューボンドが誕生するのか、それともダニエル・クレイグが続投するのか、その辺の動向も気になる所ではある。
姿をしっかり見せずともその影だけでも誰だか分かるクリストフ・ヴァルツ。
顔の形に特徴があるからかもしれない。
もう一人のボンドガールにモニカ・ベルッチ。
随分老けたなという印象。
出番は極端に少ないがボンドとのラブシーンはちゃっかり用意。
レア・セドゥもそうだが、ピンチを切り抜けた直後ってのは性欲が突然爆発するものなのか。
突拍子もなく濃厚なキスシーンが始まり、男女の体を激しく絡めて行く。
まあ直ぐ傍に強くてカッコ良い男が居れば極度の緊張感から解放された影響でメラメラとハートが燃えてそうなるのも当然かもしれないが。
私もこういうしれっと女にキスしても喜んで受け入れて貰えるようなナイスガイになりたいものだ。
ボンドを執拗に追い掛けて来る刺客の男が阪神のゴメスぽい。
ごっつい体をしているものだからボンドも格闘では四苦八苦。
体力では勝てないから頭脳で応戦。
そして大概敵が最期に吐く台詞は「くそっ!」なのである。
Qからプレゼントされた腕時計は何時役立つのかと。
アラーム音が滅茶苦茶大きいと言っていたが、そういう意味でしたか。
又絶妙なシーンで絶妙なタイミングで絶妙な流れで、その腕時計が使用されましたな。
椅子に縛ったまでは良いものの、両手を後ろに回させたという状況を作ってしまった事が仇となる。
彼女も縛らずそのまま放置してボンド拷問を見学させていたというのもまた同じ。
幾つものチャンスを敵が与えてどうするよ。
ボンドが持つ強運に脱帽。
ヘリで始まりヘリで終わる『スペクター』。
ど派手なアクションが本編中4つ程あったが、高級車同士によるカーチェイスが一番印象に残った。
雪山での小型機による追跡アクションも捨て難いが、クスッとなったのは冒頭建築物崩壊で高場から落下したボンドが、これまた彼が持つ強運でクッションの役割を果たす事になるソファーの上にポスンッと座って「おっラッキー」となる場面だった。
相変わらず凝りに凝りまくったオープニングロールもタコうねうねの触手エロで目が離せない。
評価:★★★☆
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16/04/08DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-04-06
メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
オフィシャル・サイト(英語)
関連作:
『007/ドクター・ノオ(1962)』(シリーズ第1作)
『007/ロシアより愛をこめて(1963)』(シリーズ第2作)
『007/ゴールドフィンガー(1964)』(シリーズ第3作)
『007/サンダーボール作戦(1965)』(シリーズ第4作)
『007は二度死ぬ(1967)』(シリーズ第5作)
『女王陛下の007(1969)』(シリーズ第6作)
『007/ダイヤモンドは永遠に(1971)』(シリーズ第7作)
『007/死ぬのは奴らだ(1973)』(シリーズ第8作)
『007/黄金銃を持つ男(1974)』(シリーズ第9作)
『007/私を愛したスパイ(1977)』(シリーズ第10作)
『007/ムーンレイカー(1979)』(シリーズ第11作)
『007/ユア・アイズ・オンリー(1981)』(シリーズ第12作)
『007/オクトパシー(1983)』(シリーズ第13作)
『007/美しき獲物たち(1985)』(シリーズ第14作)
『007/リビング・デイライツ(1987)』(シリーズ第15作)
『007/消されたライセンス(1989)』(シリーズ第16作)
『007/ゴールデンアイ(1995)』(シリーズ第17作)※個人的評価:★★
『007/トゥモロー・ネバー・ダイ(1997)』(シリーズ第18作)
『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ(1999)』(シリーズ第19作)
『007/ダイ・アナザー・デイ(2002)』(シリーズ第20作)
『007/カジノ・ロワイヤル(2006)』(シリーズ第21作)
『007/慰めの報酬(2008)』(シリーズ第22作)
『007 スカイフォール(2012)』(シリーズ第23作)
『007 スペクター(2015)』(シリーズ第24作)
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2020)』(シリーズ第25作)
『007/カジノ・ロワイヤル(1967)』
『ネバーセイ・ネバーアゲイン(1983)』
『007/ジェームズ・ボンド・ストーリー(1999)』