銀幕大帝α

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のぞきめ

2016年08月11日 20時57分36秒 | 邦画ホラー
2015年
日本
99分
ホラー
劇場公開(2016/04/02)



監督:
三木康一郎
主題歌:
板野友美『HIDE & SEEK』
出演:
板野友美三嶋彩乃



<ストーリー>
テレビ局のAD・綾乃はある青年の怪死事件を取材することに。青年の恋人は狂ったように「のぞきめ」の仕業だと怯え、次第に関係者や綾乃自身にもその悲劇が迫り来る。

覗かれると死ぬ

-感想-

夏だ!お盆だ!幽霊だ!
つぅ事で季節的にもドンピシャなタイミングにレンタル開始された元AKBともちん主演のホラー映画ですが、なんか期待通りにつまらないと言うか、怖くも何ともねぇし、さっぱり印象に残らないバッドエンドだしで、涼しい気分にも全く浸れなかった。

取り敢えず呪われた人間は、隙間から誰かに覗かれている気配に怯え続け、結局覗かれて発狂しちゃうみたいなんですけども。

こういうシーンが頻繁に起きるけれど、そりゃあ実際にこんなの見たらビックリするかもだが、画面を通して観ているこっち側としては映画としての怖さがまるで抱けないのが演出としてどうなんだて感じ。
もうちょっとドキッとさせられる様な見せ方があるだろうて思うのよね。
どうせそこに目があるんだろ、て匂わせておいて実は違う場所から現れたとかそういう意表を突く形の演出が施されている訳でもなく、まんま予想していた所に目が出てくるものでドッキリも何にもありゃしない。

ストーリーはシンプルなので分かり易いのは良いけれど、ホラーの醍醐味は鑑賞者を恐怖で顔を引きつらせてナンボのもんでしょうがい、とビクつかせる事よりも物語に重点を置いている辺りに、そうじゃない気持ちだけが大きく残っちゃう。

ホラーとしての楽しませ方をこの監督余り理解していないのか、それとも技量が足りないのか。
何にせよ、恐怖演出が乏し過ぎて劇場で流す程のレベルには達しておらず、面白味の欠ける90分間だった。

ともちんが台所の収納扉を開けた際にギロリと睨み付ける死体がそこに居て「ギャー」となった後に、彼氏が帰ってきて「どした?どした?」となり、ともちんが指差す収納扉を開けて「何も居ないよ」てなるシーン。
「ギャー」て叫んでからずっと扉、開けっ放しだったやん。
彼氏が帰ってきたら何故に律儀に閉まってるねん。
幻覚を見たって事なのかな?
いやそれでも扉が閉まっているのは変だろ。

後、自室に引き篭もって呪いが恐いと怯える暇があるのならさっさと寺にでも行って御祓いしてもらえよ。
個人でどうにか出来るだろうとそこまで甘く考えてはいないだろうけども、解決するには先ず御祓いでしょうが、何で皆して行動を起こさないのか不思議でならない。
目を潰す勇気はあるけど、呪いと戦う勇気は無いってバカなのか。

今作のともちん推しの方のみに贈る図鑑
そもそもAKB卒業してからともちんをまだ推しているファンがどれだけ残っているのか知りませんし、私も特に好きでは無かったので需要があるかどうかは分かりませんが。


けどね、ともちんてイケイケの金髪ギャルというイメージが強かったので、今回の黒髪で普通のOL姿は新鮮でした。

個人的にはこっちの清楚系ともちんの方が可愛いと思うんですけどもねぇ。

ぱるるの絶叫顔には負けるけど、ともちんも割と頑張ってたんじゃないでしょうか。

評価:★★
16/08/11DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-08-10
メーカー:エイベックス・ピクチャーズ

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