銀幕大帝α

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パディントン

2016年08月15日 21時59分24秒 | 洋画コメディ
PADDINGTON
2014年
イギリス
97分
コメディ/アドベンチャー/ファミリー
劇場公開(2016/01/15)



監督:
ポール・キング
原案:
ポール・キング
脚本:
ポール・キング
出演:
ヒュー・ボネヴィルブラウンさん
サリー・ホーキンスブラウン夫人
ジュリー・ウォルターズバードさん
ジム・ブロードベントグルーバーさん
ピーター・キャパルディカリーさん
ニコール・キッドマンミリセント
声の出演:
ベン・ウィショーパディントン



<ストーリー>
紳士のハートを宿した若きクマが、素敵な家と新たな人生を探しにロンドンにやって来る。彼は親切なブラウン夫人にパディントンと名付けられ、都会暮らしを始める。

きっと見つかる、
もっといいこと。


-感想-

居候されるブラウン一家としちゃかなり大迷惑な事をやらかしてくれるパディントンだけど、どっかの下品クマに比べたら遥かに愛くるしいから私でも「ええよ、気にするな」て言いたくはなっちゃう。

ブラウンパパは初め、ママの説得に渋々従って家に泊めてあげるけど早く追い出したくて堪らない。
けどパディントンとの間に友情が芽生えた子供達は別れたくない想いを高めていく。

急に現れた見ず知らずのクマと楽しそうに遊ぶ子供達。
その姿を見て気持ちに変化を現していくパパ。
「お願い。パディントンが住める家が見つかるまで、この家からは追い出さないで!」
気持ち負けしたパパは仕方がないなとニコッと微笑む。

このシーン、むっちゃイイ!
家族愛に弱い私、ちょっと目が潤んでしまった。

頑固だったパパが次第にパディントンの存在を認め始め、女装して施設に潜入したり、ラストでは危険な目に遭うと分かりながらも捕われたパディントンを救う為に単身で救出に向かったりと、時にはお笑い的に時には真剣に男気を見せていく辺りは面白いものがありました。
ママも親戚のおばさんもパディントンに対しては好意的で、最終的にはブラウン一家が団結する過程にはホッコリ。

珍しい生き物が出てくると自然に沸き出すのが悪党。
そんなパディントンを剥製にしたくて追い掛け回す悪い女性をニコール・キッドマンが好演。
一時的にニコール・キッドマンの策略に乗っかるブラウン一家の隣人男性が、彼女のやり方に異議を唱え、裏切ってまでしてブラウンパパに身元バレないよう裏声使い電話で危険を伝える場面とかも、人として正しい道を進む方を選ぶ所に「こいつ良い奴やん」と印象が大分変わったよ。

目的の人物には残念ながら出会えなかったけれど、素敵な一家と素敵な家には巡り合えたパディントン。
おっちょこちょいな部分もあるけれど(それがまた可愛いのだが)、ブラウン一家とは末永く仲良くやっていって欲しいやね。
心温まる素敵なファミリー映画でした。

そういや、喋るクマという奇妙な生き物なのにイギリス到着してからはそれがあたかも当然かの様に普通に人間界に馴染んでいたな(笑)。

評価:★★★☆
16/08/15DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-08-03
メーカー:キノフィルムズ

オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『パディントン(2014)』(第1作)
『パディントン2(2017)』(第2作)

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