アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち

STONEHEARST ASYLUM／ELIZA GRAVES
２０１４年
アメリカ
１１３分
サスペンス
劇場公開（2016/07/21）




監督：
ブラッド・アンダーソン
『リセット』
製作：
メル・ギブソン
原作：
エドガー・アラン・ポー『タール博士とフェザー教授の療法』
出演：
ケイト・ベッキンセイル
ジム・スタージェス
デヴィッド・シューリス
ブレンダン・グリーソン
ベン・キングズレー
マイケル・ケイン



＜ストーリー＞
1899年、クリスマスイブのイギリス。医学生のエドワードは、実習を積むべく辺境の地にそびえ立つ精神病院を訪れる。しかし院内の様子はどこかおかしく…。

－感想－

先入観に捉われるな

とあったけど、ほんまそれ。
これ、騙されない人おらんやろ。
そこだけ観ると、むっちゃヤラれた感が強いけれども、そのオチに至るまでの過程も凄く見応えがあった。

何書いてもネタバレになっちゃうからなあ。
強いて書くならば、精神病患者が集い精神病患者だけが巻き起こす精神病患者映画。

そう、精神病患者にも色々種類があるって事よ。

取り敢えず予備知識持たずに観て。
なんや、あそこまで大袈裟に書いてた癖に、良識のある医師が身を挺して無実の人々を救っているだけやん、てバカにしてたら「あ！！」て絶対になるからね～。
まさか冒頭が伏線になってたとはね。
この辺で止めとこ。

かなり良質なサイコスリラーでした。
楽しめた！
面白かった！

ヒント：懐中時計・眼鏡、そして～～～愛（この愛がどういった愛なのか、どういった経緯で生まれた愛なのかが重要よん）。

評価：★★★★
１６／１１／０８ＤＶＤ鑑賞（新作）
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レンタル開始日：2016-10-05
メーカー：ニューセレクト

情報
＜カリコレ2016＞

クランプス 魔物の儀式

KRAMPUS
２０１５年
アメリカ
９８分
コメディ／ホラー／アドベンチャー
劇場未公開



監督：
マイケル・ドハティ
『ブライアン・シンガーの トリック・オア・トリート』
製作：
マイケル・ドハティ
脚本：
マイケル・ドハティ
出演：
アダム・スコット：トム
トニ・コレット：サラ
デヴィッド・ケックナー：ハワード
アリソン・トルマン：リンダ
コンチャータ・フェレル：ドロシー
エムジェイ・アンソニー：マックス
ステファニア・ラヴィー・オーウェン：ベス
クリスタ・シュタートラー：オミ



＜ストーリー＞
両親と姉と暮らすマックスは、反りの合わない母の妹一家とクリスマスを過ごすが、豪雪で家に閉じ込められてしまう。そんな中、外の様子を見に行った姉が戻らず、いとこも突然姿を消し…。

－感想－

あんな親戚持ちたくねぇ～。
関わるのも御免だわ。
糞鬱陶しい、糞ムカつく。

出だしは『ホームアローン』ぽい雰囲気で、娘のベスが行方不明になった辺りから『グレムリン』と『パペットマスター』の合わせ技で突き通す。

んで、ラストは出ました。
禁断の夢オチ！

どうやら「クリスマス」をないがしろにするな、という妖精からの警告だったみたい。
悪夢で恐怖を植えつけて、「クリスマス」をもっと神聖な気持ちで迎えよう的な。
何か家族も親戚も思い出したかのようなリアクションしてましたが、彼らも同じ悪夢を味わったけれども、アホだから忘れてたのかな（違うかｗ）。

サンタとトナカイを合体させた感じの巨大怪物を筆頭に、クッキーマンやら玩具やらが自我を持って大暴れ。
捕まると何処かへと連れて行かれてしまう。
主に夜の出来事で、屋内は停電している為に真っ暗。
僅かな暖炉等の炎を頼りに、それら襲い来るモノを大人達が相手となって戦うのですが、ショボイ明るさしかないから、所々でどういう状況になっているのかが分かり辛いんだよねぇ。
こういうはっきり描写させないのは正直嫌い。
やっぱ襲われるシーン、戦うシーン位はしっかりと観たいやん。

この今ってどないなっとんねん、て思っちゃうと、どんどん白けて来るし、鑑賞意欲も低下。
怪物達の造詣はホラータッチで良い按配だっただけに、暗過ぎて殆ど全体像が見れない、見させないのはかなり残念。
顔だけだと、お口グワーて開ける陶器人形みたいなのが怖かったぞな。

評価：★★☆
１６／１１／０８ＤＶＤ鑑賞（準新作）
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レンタル開始日：2016-10-05
メーカー：NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社