拆弾専家2/SHOCK WAVE 2
2020年
香港/中国
121分
アクション/サスペンス
劇場公開(2022/04/15)
監督:
ハーマン・ヤウ
ハーマン・ヤウ
出演:
アンディ・ラウ・・・フォン
ラウ・チンワン・・・チョクマン
ニー・ニー・・・リン
アンディ・ラウ・・・フォン
ラウ・チンワン・・・チョクマン
ニー・ニー・・・リン
<ストーリー>
爆弾処理班のエースとして数々の事件を解決してきたフォンは、爆発に巻き込まれ左足を失ってしまう。自暴自棄になった彼は警察を辞め…。
迫る核爆弾。
今、破滅へのカウントダウンが始まる――。
今、破滅へのカウントダウンが始まる――。
―感想―
香港の警察は優秀だなあ。
その他大勢の隊員でもきっちり自分の仕事をしよる。
何処かの国の警察とはえらい違いだ。
本作は『SHOCK WAVE ショック ウェイブ 爆弾処理班』でタッグを組んだハーマン・ヤウ監督とアンディ・ラウが再タッグして作り上げた超大作。
あれ?確か『SHOCK WAVE ショック ウェイブ』での最後ではアンディ・ラウ演じた主人公は○○したはずじゃ・・・。
そう、原題は「2」となっているが、全くの別物。
その証拠にアンディ・ラウが演じたそれぞれの主人公名は全然違うんです。
どうやらハーマン・ヤウ監督自身が『SHOCK WAVE ショック ウェイブ』の内容を一旦リセットさせ、再構築させたものがこの『バーニング・ダウン』へと生まれ変わったらしい。
ややこしいっ(笑)。
という訳で、「2」ではあるが続編ではございません。
けれどもこの『バーニング・ダウン』でもアンディ・ラウは○○しちゃうんだね、そこだけは一緒かいっ。
クライマックスに近付く後半1時間は、アクション、アクションのつるべ打ちで、爆破!銃撃!爆発!と見所盛り沢山。
そこは良いのですが、主人公の生き方にある潜入捜査官なのか本当にテロリストになっていたのか、この辺の描き方がブレブレ。
俺が計画したから俺が止める、という終盤の流れになって、どちら側の男なのかは明白になるけれど、それじゃそれって単に自分で尻拭いしただけなのでは?と思ってしまい、感動させるには微妙な演出が足枷になっている。
『SHOCK WAVE ショック ウェイブ』は純粋に感情を揺さぶられてしまったのだが、今作はその点、感動薄ではあった。
アクションに関しては別段文句はないが、人物設定=主人公の半分ヤケクソ気味な行動の数々には賛同し兼ねないものはあったなあ。
これら比較してみた結果、仕上がりの良さでは『SHOCK WAVE ショック ウェイブ』に軍配。
評価:★★★
22/08/10DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2022-08-03
メーカー: アルバトロス