銀幕大帝α

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カオス

2012年10月24日 23時39分39秒 | 洋画サスペンス
CHAOS/05年/加・英・米/107分/犯罪アクション・サスペンス/劇場公開(2006/11/04)
-監督-
トニー・ジグリオ
『Uボート 最後の決断』
-脚本-
トニー・ジグリオ

-出演-
*ジェイソン・ステイサム『キラー・エリート』・・・クエンティン・コナーズ
*ウェズリー・スナイプス『ブレイド3』・・・ローレンツ
*ライアン・フィリップ・・・シェーン・デッカー
*ジャスティン・ワデル『ザ・フォール/落下の王国』・・・テディー・ギャロウェー刑事
*ヘンリー・ツェーニー『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』・・・マーティン・ジェンキンス刑事
*ニコラス・リー『バーティカル・リミット』・・・ビンセント・デュラーノ刑事
*ジェシカ・スティーン・・・カレン・クロス
*ロブ・ラベル『ウォッチメン』・・・銀行支配人
*ジョン・カッシーニ・・・バーニー・カーロ
<ストーリー>
シアトルの銀行に立てこもった強盗グループのリーダー・ローレンツは、交渉人に謹慎中のベテラン刑事・コナーズを指名するが…。

誰も真実には近づけない

<感想>

カオス理論とかどうとか言われてもさっぱり理解出来ない私にとってはこの際そんな事はどうでもよくて、話が面白ければそれでいいのだけれども、そんなに大して面白い作品でもなかった。

割と分かり易い展開だけれども、逆にその分かり易さがつまらなくしている気もする。

ストーリーは二転三転とするけれども、どれも読めちゃうものばかり。
ある人物が途中退場しちゃうが、どうせああいう形で出てくるんだろ?と予想して観ていたら、はい!貴方正解!と言わんばかりにさらりと出てきたもんだから

思ったまんまやん

と鼻で笑ってしまった。

山場が然程もないので盛り上がりに欠けるが、テンポはいいので退屈しないのは大助かり。
特に観たい作品がないけれども凄く暇だって時に観るには丁度いいかも。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★
12/10/24ひかりTV鑑賞(旧作)

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レンタル開始日:2007-04-25
メーカー:ハピネット
コメント (2)
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デス・リベンジ2

2012年10月22日 22時13分21秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
IN THE NAME OF THE KING 2: TWO WORLDS/11年/独・加/96分/アクション・ファンタジー/劇場未公開
-監督-
ウーヴェ・ボル
『ブラッドレイン 血塗られた第三帝国』
-製作総指揮-
ウーヴェ・ボル

-出演-
*ドルフ・ラングレン『エクスペンダブルズ』
*ナターシャ・マルテ『ブラッドレイン 血塗られた第三帝国』
<ストーリー>
謎の女によって異世界に連れて来られたグレンジャー。彼を「選ばれし者」だと言う女の言葉に半信半疑ながらも、グレンジャーは異世界における善と悪の戦いに巻き込まれていく。

<感想>

世界一カッコいいハゲを主役にした1作目の主人公の名前は‘農民’でしたが、今回は‘グレンジャー’です。
名前だけは一丁前に良くはなっていますが、中身は相変わらずグダグダだ。

空手の師範代であるラングレン(胴着の刺繍には何故かボカシ付き!)が魔法の力で中世にワープし、そこで「貴方が国王です」といきなり言われて、はぁそうですかと女性医師と共に旅に出るのですが、どんだけ物語が進もうがちっとも面白くならないのが困りモノ。

空手を教えている立場でありながらも、いざアクションシーンになると全くキレのない動きを見せるラングレン。
まだセガールオヤジでももっと凄い動きをするぞい。

んで、基本的には会話で物語を進めている感じに近いので、これがもう退屈で仕方が無い。
ドラゴンが出てきた時には少しは盛り上がるか?とちょっとは期待してみたんだが、特に何もないまま終わってしまった。
“選ばれし者”のくせに逃げてばっかなんだもん、ラングレンだせぇよ。

で最後は血迷った陛下と共に現世に戻ってきてこれまた面白みの無いキッチンファイトを披露。
激闘?を終えたラングレンはウィスキー片手に「あのお姉ちゃんとまた会えるかなぁ」と助兵衛面曝け出して終幕。

おい!
こんなもん作って誰が得するんだよウーヴェ・ボル!

関連作:
『デス・リベンジ(2007)』(第1作)
『デス・リベンジ2(2011)』(第2作)
『デス・リベンジ ラストミッション(2013)』(第3作)

評価:★☆
12/10/21DVD鑑賞(旧作)

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レンタル開始日:2012-05-02
メーカー:ファインフィルムズ
コメント (2)
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ハロー!?ゴースト

2012年10月21日 00時14分53秒 | 韓国コメディ
HELLO GHOST/10年/韓国/111分/ロマンス・ファンタジー・コメディ/劇場公開(2012/06/09)
-監督-
キム・ヨンタク
-脚本-
キム・ヨンタク

-出演-
*チャ・テヒョン『Sad Movie <サッド・ムービー>』・・・カン・サンマン
*コ・チャンソク『クイック!!』・・・ヘビースモーカーゴースト
*チャン・ヨンナム『ハーモニー 心をつなぐ歌』・・・泣き女ゴースト
*イ・ムンス・・・エロじじぃゴースト
*チョン・ボグン・・・食いしん坊ゴースト
*カン・イェウォン『クイック!!』・・・ヨンス
<ストーリー>
自殺願望のある青年・サンマンは、搬送された病院で4人の幽霊に取り憑かれてしまう。彼は4人が生前やり残した願いを叶えてあげることになり…。

迷惑ゴーストたちが招くのは、
思いもよらないハッピーエンド!?

たくさん笑って、思い切り泣いて、
人生を変える‘感動’がここにある


<感想>

人は大きなショックを受けると記憶をなくしてしまう・・・

ヨンスがサンマンに語るこの言葉が物語の大きな伏線になっています。

脚本が秀逸でしょ!
正直、サンマンに取り憑いた4人のゴーストたちの願いそのものに何の意味があるのかさっぱり分からなかった。
カメラを取り返して欲しいやら海を見に行きたいやら一緒に買い物に行って欲しいやら。
サンマンは願いを叶えてあげるとゴーストたちも成仏してくれるだろうと仕方なしに手伝ってあげるんだけれども、それらが達成されても“だからどうした”程度の想いしか浮かばないのですよ。
特に何かの恩恵がある訳でもなく、物語は終盤へと差し掛かってしまいます。

ゴーストたちの計らいもあってか看護師のヨンスと良い仲にはなるのですが、彼らの願い事そのものの意味が伝わってこない。
特にどうでもいい事なんだろうな、そんな気持ちで観ていたんです。

と・こ・ろ・が!!
ところがデスよ。
サンマンがヨンスに巻き寿司を作ってあげて仲良く食べていた時に、彼がふっとある事を思い出すのです。

「普通、巻き寿司にはほうれん草を入れない?」
「うちはお母さんが血の色が良くなるようにとほうれん草の変わりに・・・お母さん?」

そうです。
ここでサンマンは大事な事、大切な事を思い出すのです。
完全に記憶を無くしていたせいで忘れていたある事を!!

この記憶を無くしていた理由もきちんと映像で説明してくれます。

そうか
そういうことだったんだ!

ラストに用意されていた‘仕掛け’は感動でいっぱい。

この‘仕掛け’があった事で、ゴーストたちの願い事の意味も綺麗さっぱり解決、納得。
もうその後エンドロールまでは涙・涙のつるべ打ち。
エンドロール中の
「パパ、この写真に写っている人たちは誰?」
このセリフまでもにグッと心温めされちゃいました。

韓国映画はストーリー作りも見事ですね。

この記事を読まれて本作に興味持たれた方は、是非鑑賞する際には
「なんだろうねこれ」
程度の気持ちで観続けて下さい。
そして最後にアッと驚き、さっとティッシュを手に取り涙腺を緩ませて下さい。
それが正しい観方だと思います。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★★
12/10/20DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日:2012-10-12
メーカー:ツイン
コメント (14)
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スノーホワイト

2012年10月20日 01時22分20秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
SNOW WHITE AND THE HUNTSMAN/12年/米/127分/ファンタジー・アクション・アドベンチャー/劇場公開(2012/06/15)
-監督-
ルパート・サンダーズ

-出演-
*クリステン・スチュワート『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1』・・・スノーホワイト
*シャーリーズ・セロン『ヤング≒アダルト』・・・ラヴェンナ女王
*クリス・ヘムズワース『マイティ・ソー』・・・エリック
*サム・クラフリン『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』・・・ウィリアム王子
<ストーリー>
美しいプリンセス・スノーホワイトは、継母である女王・ラヴェンナに父を殺され幽閉される。さらに、女王は永遠の美を手に入れるためスノーホワイトを殺そうとし…。

“おとぎ話”は終わった。今、新たなる「白雪姫」伝説がはじまる!

この夏、世界は、初めて出会う。
戦う白雪姫と――。


<感想>

セロンの声の日本語吹き替えしたの誰だよ!
まぁ途中から気にはならなくなったけれどもさ。

あのね、わたしクリステンさん、余り好みじゃないんスよね。
正直あの吸血鬼映画観ていても全然可愛いとは思えんし。
なんでこんな地味な女の子がモテルんや?
っていう思いがすっごくありまして。
この辺が欧米人とアジア人である私との好みの違いなんでしょうか。

そんなクリステンさんがアゴ白雪姫になっている本作なんですが。
そっかぁアドベンチャー作品でもありファンタジー映画でもあったんやぁ。
てっきりコテコテのアクション映画やと思ってた。
冒頭の雪景色なんかもそうだけど、全体的に映像が綺麗ね。
小人のおっさん連中と訪れるサンクチュアリの景色なんて絶景でしょ。
なんかね、宮崎アニメを観ているかのようだったね。
と思ってたら『もののけ姫』になっちゃったね。
あれってさ、まんまディダラボッチ(シシ神さま)じゃねぇかよ。

トロールが出てきた時は心の中で叫んじまったさ。
「トロールハンタァ~~~~」
凶暴なモンスターをも手懐けてしまうアゴ白雪姫さん。
なんならそのまま手下にして最終決戦に参加させても面白かったのに。
たったあれだけの登場は勿体無い気もする。
城の中でウガ~と暴れまくるトロールの姿なんてのも観てみたかったすな。

一際目を奪われたのがシャーリーズ・セロンさんでしょう。
美しいという言葉だけで括ってしまうのはなんか違う気がする。
なんていったら言いんだ?
女神か?
眩い。
眩い過ぎて目がトロケてしまいそうだ。
こんな女王様なら身も心も喜んで捧げましょう。
ただし生気は奪わないでくれよな。
性器はいいぜ!なんちってな。
しっかしあれだよね。
無能な弟なんかに任せず自ら出向けるんだったら最初っからやっとけよなって話だよね。
それの方が話が早いやん。
パッと行って毒リンゴ渡してパッと帰ってきたら、こんなにも長々とした旅物語にしなくても済むやん。
それじゃ中身の無い作品になっちまうてか。
そりゃそうだ。

死んだアゴ白雪姫を生き返らせるのは王子じゃなくて俺様神様マイティ・ソーってのは流石やね。
やっぱ神様のキス程効力を発揮するものはねぇんだな…ってちがーう!

ありゃ?
今気付いたけどなんかどうでもいい事ばっかり書いてるねわたし。

うん、結構面白かったよこれ(なんじゃその締めくくり方は)。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★☆
12/10/19DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日:2012-10-17
メーカー:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

関連作:
『スノーホワイト(2012)』(第1作)
『スノーホワイト/氷の王国(2016)』(第2作)
コメント (26)
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幽幻道士(キョンシーズ)2

2012年10月18日 03時14分19秒 | 亜細亜ホラー
哈屍/87年/台湾/97分/コメディ・ホラー/劇場未公開
-監督-
ワン・ツ・チン

-出演-
*キン・トー
*リュー・ツーイー
*リュー・ツハン
<ストーリー>
死んだ親方を故郷へ埋葬しようと旅を続けるテンテンたち。ところが、突如現われたベビーキョンシーがキョンシー隊の封印を解いてしまい…。
<感想>

無性に続きが観たくなって借りました第2弾。

今思えば画期的だよね。
ゾンビ(吸血鬼)がカンフーしてるんだぜ?
ワイルドだよなぁ。
手足が曲がらない状態にも拘らずよくまぁあれだけ動けるものだよ。
キョンシーを演じた役者さんたちに拍手やね。
それと、金おじいさんも。
かなりの御高齢なのに動きがシャープなんだよな。
あれだけ動いたらそりゃ疲れるわ。
そこら辺を劇中でもユーモア風に反映させているのはナイスだね。

話的には1作目のキョンシー隊の道士がキョンシー化する所から始まります。
そこにキョンシーを連れて帰ろうと目論むアメリカ人が登場して、キョンシー軍が大暴れし出すってなシンプルなストーリー。

終盤までは殆どコメディ。
しかもドリフ的。
尼さんとキョンシーがシンクロしちゃうってな爆笑シーンあり。

尼さん腋毛剃れよって、まぁそれは置いておいて。
このシンクロぶりは見事。
どれだけ練習したんだって思う程に2体が一糸乱れぬ同じ動きをしているのだから恐れ入る。
1作目でもそうだったけれど、警察署長は完全にお笑い担当者だね。
2作目ではそのお笑いっぷりに更に磨きがかかっていて鼻で笑ってしまうよ。
それに今回の署長は前回の署長の弟。
一卵性双生児なのか瓜二つ。
親方をかばう子供たちもそうだけれども、この弟もキョンシー兄貴が痛めつけられているとやたらと「やめてけろ~」と割り込んでくる。
なもんでその度に話がややこしくなるもんだから、ちょっとイラッ(笑)。

人間側がピンチに陥ると必ずBGMとして流れるのが何故か『ネバーエンディング・ストーリー』で使われていたスコア。
流石美味しいものはなんでもパクりたがるお国ではある。

この2作目の見所は、子供たちの一人‘スイカ頭’が親方キョンシーに噛まれて

なんちゃってキョンシーに変化しちゃう所だろうな。
でもまだ人間の心を少しだけ持ち合わせていて、大好きなテンテンを傷つけたくない為に、やたらと自殺の道に走り出すのだから切なくなる。
そんな中、なんとラストには腰にダイナマイトを巻きつけて

制御不能になった親方キョンシーに抱きついて爆発。
木っ端微塵になっちまうんだよ!!

この余りにもシリアスな展開には涙流さずにはいられまいて。

テンテンが号泣しながら「スイカ頭~」と絶叫するシーンで終幕。
どうなる?スイカ頭!

因みにテンテンファンには朗報。
少しだけ大人になったテンテンが親方キョンシーに襲われ、衣服が破れて・・・
てな「わぉ!」なシーンは見逃すな!!

関連作:
『幽幻道士(キョンシーズ』(1985)
『幽幻道士(キョンシーズ)2』(1987)
『幽幻道士(キョンシーズ)3』(1988)
『幽幻道士(キョンシーズ)4』(1988)
『新・幽幻道士(キョンシーズ) 立体奇兵』(1989)

評価:★★★☆
12/09/24DVD鑑賞(旧作)

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レンタル開始日:2006-02-24
メーカー:アット エンタテインメント

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