銀幕大帝α

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デスカメラ

2013年04月06日 23時41分46秒 | 洋画ホラー
SKEW
2011年
カナダ
83分
ホラー
劇場公開(2013/02/16)



監督:セヴェ・シェレンツ
製作:セヴェ・シェレンツ
脚本:セヴェ・シェレンツ
出演:
ロブ・スカッターグッド
アンバー・ルイス
リチャード・オラク


<ストーリー>
車での小旅行も兼ねて知り合いの結婚式へ向かうサイモン、リッチ、エヴァの3人。そんな中、ビデオカメラを持参したサイモンは、カメラのレンズを通した人の顔が歪んで見えることに気付き…。

-感想-

これもPOV方式映画なのね。
83分と短い映画ですけど、体感時間は長かった。
どうでもいい会話シーンが多すぎるんよね。
ワンカットが長いからダレちゃうし、そもそもそんなに怖くも無いし。

あっ、車の横を幽霊?が一緒になって全力疾走しているシーンはドキッとした。
こうくるだろうなってのは解ってたんやけども。
来るタイミングが外れて驚いてしまった。

毎度の事だけど、何故そんなにカメラを回したがるのか、そこが一番理解し難いんだけど。
そりゃあ何時もカメラ回されてたら腹も立つと思うわ。
しかもそのカメラ回している男にしか怪現象は知れてないし、こんな事が起きているんだって言われても他の二人はそれを見ていないから同意出来ないしねぇ。

いい加減にしろ
こんな奴連れてくるんじゃなかった

そう思われても当然の結果です。

歪んだ顔で映った人物は事故で死んでしまうという曰く付きのビデオカメラにどういった呪いが掛けられているのか、そもそも撮影者だけにしか怪現象が発生しない理由とか、はっきりとした説明がされていないってのは良くないよね。
突如姿を消した女性もどうなったのか描かれていないから消化不良だし。
ラストからテープが冒頭に一気に巻き戻しされて、撮影者の男と恋人の痴話喧嘩を映し出し、最後はその撮影者の顔を鏡を通して我々にも初めてはっきりと目撃させる。
でもね「で?」なんですよ。
多分、深い意味はあると思うんです。
ただ私にはそれが何なのかさっぱり解りませんでした。
オチが理解出来ていたら、解り易かったらもうちょっと面白く感じられたかもしれない作品。

評価:★★☆
13/04/06DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2013-04-05
メーカー:チャンス イン
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クロエ・モレッツ ジャックと天空の巨人

2013年04月06日 20時52分07秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
JACK AND THE BEANSTALK
2010年
アメリカ
94分
ファンタジー/アドベンチャー
劇場未公開



監督:ゲイリー・J・タニクリフ
出演:
ギルバート・ゴットフリード
チェヴィー・チェイス『オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式』
クロエ・グレース・モレッツ『HICK-ルリ13歳の旅』
クリストファー・ロイド『ピラニア リターンズ』

<ストーリー>
平凡な少年・ジャックが空高く伸びた豆の木を登り、巨人にさらわれた老人の娘・デスティニーを救うため、仲間と共に立ち向かう。



-感想-

この監督さんって主にホラー映画の特殊メイクを担当されている方なんやね。
でも今回はそれを活かしているとは到底思えない安っぽさ全開の着ぐるみ達がわんさかと(笑)。
衣装やセットの雰囲気なんかは何処と無く昔の『オズの魔法使い』を思わせてくれます。
今、日本でも劇場公開されている同名タイトル『ジャックと天空の巨人』の1000分の1程の予算(もっとか?)で作られた映画。

冒頭では色んな童話の子供達が出てきて賑やか。
全体的にコメディ調の作風なので作品そのものはカラッと明るい。
豆を食べたことで半分人間になったガチョウのグレイソン。
ビックリすると金の卵をケツからポンポン生み出すんだけど、顔がデンジャラスのノッチにしか見えなくて全く馴染めないのが困りものでして^^;

豆の木を上り詰めた所でジャックの手助けをしてくれるのが何か秘密を抱えている少女ジリアン。
演じるのが我等がクロエたん。
いきなり白装束姿で忍者ファイトを披露してくれてヒットガール再来か!?とファンを喜ばしてくれるんだけど、武器が羽毛枕ってのが与えるダメージなんて殆ど0に近いだろって変な笑しか生まれてこないのだがw

こりゃもう完全にお子様向けの作品。
全く子供にとっては害の無い映画なので、親御さんは安心して見せてあげても良いでしょう。
大人が1人で観るにはちょっと辛いものがあるけれど、家族サービスとしてお子さんと一緒に観てあげても良いと思うよ。
あ、クロエたんファンはどんな映画であろうとも観てあげるのが良心ってもんだ。
ショタコンの人はジャック役の子が男前ですよ~。

今作のクロエたん



今から3年も前の作品なので、幼子のクロエたんが久々に観れます。
ファンとしてはこれだけでも十分満足っしょ^^

評価:★★★
13/04/06DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2013-04-03
メーカー:AMGエンタテインメント
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デス・レース3 インフェルノ

2013年04月05日 23時52分22秒 | 洋画アクション
DEATH RACE: INFERNO/DEATH RACE 3: INFERNO
2012年
アメリカ
105分
SFアクション
オリジナルビデオ



監督:ロエル・レイネ『デス・レース2』
製作:ポール・W・S・アンダーソン
製作総指揮:ロジャー・コーマン
原案:ポール・W・S・アンダーソン
出演:
ルーク・ゴス『デス・レース2』
ヴィング・レイムス『ゾンビ・クロニクル2』
ダニー・トレホ『スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション』

<ストーリー>
刑務所で行われるデス・レースであと1勝すれば自由の身となれるルーカスが、アフリカの砂漠を舞台に新たなレースに挑む。



-感想-

トレホ兄貴が不死身すぎる。
モロに爆風に呑まれてたやん。
無傷ってどれだけ超人なんだよこのおっさんw

前半もたもたしてるねぇ。
レースを観たいのに、殴り合いとかキャットファイトとか余り興味無いのよね。
レースシーンも「う~ん」って感じ。
砂漠でのラリー戦やったからやろか。
何処と無く展開が大雑把でイマイチ盛り上がらなかった。
それと攻撃だけってのもちょっとダラダラ感出ていて良くない。
しかも機関銃の弾とかミサイルとか無駄に撃ちまくるけどあんま当たんないのよね。
やった、やられたという攻防戦が乏しいから車が爆破されてもそんなにテンション上がんなかった。
やっぱ1作目みたく防御姿勢も多少は必要かも。

本作もまた3作目に突入って事で、主役交代がメインイベント。
なるほど今度はこいつが三代目フランケンシュタインになるんかと。
でもこうなっちゃうと、もう主人公は誰でも良くね?って思うけどね。
このシリーズもダラダラと続くんやろか^^;
流石に3作目となるとマンネリ化も否めなかったし、もう続編はいいかなぁ。

おまけ

シリーズ観続けてくれたファンに捧げるカトリーナの破廉恥ショットby風のいたずら

評価:★★★
13/04/05DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2013-04-05
メーカー:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

関連作:
『デス・レース(2008)』(第1作)
『デス・レース2(2010)』(第2作)
『デス・レース3 インフェルノ(2012)』(第3作)
『デス・レース4 アナーキー』(第4作)
コメント (8)
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ゲットバック

2013年04月04日 23時41分39秒 | 洋画アクション
STOLEN
2012年
アメリカ
95分
アクション/サスペンス
劇場公開(2012/11/10)



監督:サイモン・ウェスト『エクスペンダブルズ2』
出演:
ニコラス・ケイジ『ブレイクアウト』・・・ウィル・モンゴメリー
ジョシュ・ルーカス『かぞくはじめました』・・・ヴィンセント
マリン・アッカーマン『キリング・ショット』・・・ライリー・ジェファーズ
サミ・ゲイル・・・アリソン・ローブ
ダニー・ヒューストン『タイタンの逆襲』・・・ティム・ハーランド
M・C・ゲイニー『団塊ボーイズ』・・・ホイト
マーク・ヴァレー・・・フレッチャー
エドリック・ブラウン・・・ジェイコブス
バリー・シャバカ・ヘンリー『ホースメン』・・・レジナルド

<ストーリー>
銀行強盗罪で服役していたウィルは出所したその足で娘の下に向かうが、彼女は立ち去ってしまう。その直後、突然掛かってきた電話の相手から「お前の娘を誘拐した」と告げられ…。

盗られたものは、奪い返す(ゲットバック)。

-感想-

「パパはまた捕まっちゃうの?」
「いや、あの金塊強盗はヴィンセントの犯行だ!」

なんでやねーん

てか死んどけよニコケイ。
助かってたら普通やん。
金塊の代りに海へポイッてのも読めたしなぁ。
なんちゅうか捻りの無い作品ですわ。

娘を誘拐されたニコケイ父ちゃんが街中を走り回る話なんですが、何度も言うけど普通やねぇ。
緊迫感も緊張感もありゃしまへん。
追跡劇に徹するのは良いけれど、もっとアクションを増やして欲しかったよねぇ。
そんなに派手じゃないカーチェイスは冒頭にあったけれど、それだけやんね。
他はタクシーが走行しているシーンと、ニコケイが娘の居場所を突き止められなくて苛々している姿を映したシーン位。

銀行に保管されている大量の金塊を熱で溶かして奪取するってのはちょっとおもろいけど。
ここもあっさりと奪って終了だから盛り上がらんし。

あの捜査官2人組みは一応はお笑い担当なんかな?
「捨てろ!」
「捨てるな!」
「捨てろぉおおお!」
「捨てるなぁぁあああ!」
「っしゃあああ!」
遊んでないで仕事し・ろ。

娘役の女の子はそんなに可愛くないし、ストーリーも在り来たりやし。
他の映画で観た事のあるシーンばかりやったで。
普通やわぁ。

評価:★★★
13/04/04DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2013-04-02
メーカー:日活

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007 スカイフォール

2013年04月03日 14時00分19秒 | 洋画アクション
SKYFALL
2012年
イギリス/アメリカ
143分
アクション
劇場公開(2012/12/01)



監督:サム・メンデス『アメリカン・ビューティー』
出演:
ダニエル・クレイグ『ドラゴン・タトゥーの女』・・・ジェームズ・ボンド
ハビエル・バルデム『ノーカントリー』・・・ラウル・シルヴァ(ティアゴ・ロドリゲス)
レイフ・ファインズ『タイタンの逆襲』・・・ギャレス・マロリー
ナオミ・ハリス『ニンジャ・アサシン』・・・イヴ
ベレニス・マーロウ・・・セヴリン
アルバート・フィニー『ボーン・レガシー』・・・キンケイド
ベン・ウィショー『パフューム ある人殺しの物語』・・・
ジュディ・デンチ『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』・・・
ロリー・キニア『007/慰めの報酬』・・・タナー
オーラ・ラパス・・・パトリス

<ストーリー>
潜入調査の情報が記録されているハードドライブが強奪され、ボンドは敵の組織をあと一歩まで追い詰める。しかし、先に潜入していた同僚のロンソンが傷を負ってしまう。

-感想-

おぉ~Qがっ!?
あぁ~Mがぁ…。

007も世代交代の時期がやってきたんですかね。

ボンドもタイトルロールと同時に死亡扱いされちゃいまして。
これで本当に死んでたらある意味面白いのにとか思っても死ぬ訳ないしw

オープニングからして怒涛のアクションシーンの連続。
一気に引き込まれるんだけれど、イヴさんのど下手な狙撃に失笑。
ボンドのアシスタントのくせにこれじゃあ単なる役立たず。
ダニエル・クレイグの重機を操縦する姿が可笑しくてねぇ。
幾ら外見格好良くても、物によっては似合わないんだなって。

で、死んだと誤解されていたボンドは美女を抱き、酒を飲んでバカンス三昧。
けど、そこで観たTVニュースでMI6が何者かに爆破された事を知ってヨッコラショと重い腰を上げるのね。

そこからはボンドはMを守る為に黒幕シルヴァを追い詰めていく。
この悪の親玉シルヴァは元エージェントでMに対して深い恨みを持つ男。
しかも歯がガポッと自由自在に外せる奴でね。
これが殺し屋ジョーズみたく鋼鉄の歯だったら強力な武器になったのに。
単に外せるだけだとつまらんねぇ。

一旦捕らえられたシルヴァだけど、いとも簡単に脱走しちゃう。
どうやって逃げ出したのかは描かんのね。
そこは観たかったなぁ。
コモドドラゴンのシーンよりこっちの方が需要だと思うだけども。

中盤辺りではボンドがシルヴァと対面する場所として長崎の軍艦島が登場。
と云っても本当の長崎軍艦島じゃなくてあくまでもパクッた、あ、いやいや参考にした島なんだけど、セットにしては細部に渡って豪快に作られている。
(そういえば、エンドロールの最後に日本語で「軍艦島 長崎県」と記してあった。
こういうのを観ると日本人としては嬉しくなるなぁ)
たったあれだけの登場なのに、あそこまでリアルに巨額を投じて作り上げてしまうあちらの映画はやること全てが桁違い。
そこでボンドとシルヴァはセブリンの頭にウイスキー入りグラスを乗っけてウィリアム・テルごっこを始めるんだけど、あっさりと撃ち殺されるセブリン嬢。
一体何しに出てきたのか、ベレニス・マーロウ。
ボンドガールにしては扱いが酷すぎて泣けてきます。
彼女のボンドガールとしての唯一の仕事が曇りガラスのシャワールームだけってのは残念極まりない。

後半はボンドの生家で、シルヴァが率いる武装集団とドンバチ。
撃ち合い、爆破、最後にはプロパンガスボンベ爆弾で一瞬にして家が消し飛ぶど派手戦。
老体に鞭打ちMも参戦するここの戦いは結構観ていて楽しい。
1人の悪党と氷が張った湖の底へと落下していくボンドが、脱出する際に出口が解らなくなって、悪党が携帯していた照明弾奪って発射。
難を逃れるのは良いけれど、なんで運良く悪党が照明弾持ってるのか。
余りにも都合が良すぎる感じが・・・。

全編に渡ってアクションシーン満載で、且つそれらのシーン一つ一つが適度の長さを保っているので飽きない程度に見応えは十分。
小休止挟みながらも140分間をじっくり楽しめます。

願わくはもっとQが開発したカラクリ道具を登場させて欲しかったかなぁ。
後、ボンドカーも機関銃ダダダダッだけじゃ寂しいのぉ。

評価:★★★☆
13/04/03DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2013-04-03
メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『007/ドクター・ノオ(1962)』(シリーズ第1作)
『007/ロシアより愛をこめて(1963)』(シリーズ第2作)
『007/ゴールドフィンガー(1964)』(シリーズ第3作)
『007/サンダーボール作戦(1965)』(シリーズ第4作)
『007は二度死ぬ(1967)』(シリーズ第5作)
『女王陛下の007(1969)』(シリーズ第6作)
『007/ダイヤモンドは永遠に(1971)』(シリーズ第7作)
『007/死ぬのは奴らだ(1973)』(シリーズ第8作)
『007/黄金銃を持つ男(1974)』(シリーズ第9作)
『007/私を愛したスパイ(1977)』(シリーズ第10作)
『007/ムーンレイカー(1979)』(シリーズ第11作)
『007/ユア・アイズ・オンリー(1981)』(シリーズ第12作)
『007/オクトパシー(1983)』(シリーズ第13作)
『007/美しき獲物たち(1985)』(シリーズ第14作)
『007/リビング・デイライツ(1987)』(シリーズ第15作)
『007/消されたライセンス(1989)』(シリーズ第16作)
『007/ゴールデンアイ(1995)』(シリーズ第17作)※個人的評価:★★
『007/トゥモロー・ネバー・ダイ(1997)』(シリーズ第18作)
『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ(1999)』(シリーズ第19作)
『007/ダイ・アナザー・デイ(2002)』(シリーズ第20作)
『007/カジノ・ロワイヤル(2006)』(シリーズ第21作)
『007/慰めの報酬(2008)』(シリーズ第22作)
『007 スカイフォール(2012)』(シリーズ第23作)
『007 スペクター(2015)』(シリーズ第24作)
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2020)』(シリーズ第25作)
『007/カジノ・ロワイヤル(1967)』
『ネバーセイ・ネバーアゲイン(1983)』
『007/ジェームズ・ボンド・ストーリー(1999)』
コメント (26)
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