銀幕大帝α

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パイオニア

2014年05月16日 21時59分32秒 | 洋画サスペンス
PIONEER
2013年
ノルウェー
106分
サスペンス/ミステリー
劇場公開(2014/02/19)



監督:
エーリク・ショルビャルグ
脚本:
エーリク・ショルビャルグ
出演:
アクセル・へニー
ウェス・ベントリー
スティーヴン・ラング
ステファニー・シグマン
アーネ・ダール・トルプ
ヨルゲン・ラングヘーレ
ジョナサン・ラパリア




<ストーリー>
石油ブームに沸く80年代のノルウェーを舞台に、海底500メートルでの作業中に事故で兄を失った男が、自ら真相の究明の乗り出したことから思いもよらぬ危険に直面していくさまをスリリングに描き出す。

-感想-

どんな内容かも知らずに単にパッケージ借り。
てっきり近未来的な『アビス』みたいな作品なのかと思っていたのだが、結構真面目に描いた社会派サスペンスでした。

シュミレーションで入る減圧部屋?みたいな所のシーンですか、あれ観ている私までもが息苦しくなりそうでした。
そこに入ったダイバーたちのもわもわっとした視界とか、ぐったりしている感じが鑑賞者にも伝わる程にリアルな描写で、思わず私も首元の服をパタパタとしちゃいましたよ。

話の大まかなあらすじはあの事故はどうして起こってしまったのか。
誰の責任なのか。
それを主人公が探ろうとする話です。

深海のシーンよりも、地上でのシーンの方が多く、幾度も主人公と彼を手助けしようとする人物に何者かの魔の手が忍び寄り、殺されかけたり、命を落とす者もいたりして、中々の緊張感を抱かせてくれます。

見せ方が上手いのか、派手さは無いにしても、なんか妙に展開に引き込まれる作品ではありましたが、ラストが余りすっきりするものではなかったですかね。
作り様によってはもっと面白くなりそうな話かな、とも思いました。

最後に、主要人物が「次の仕事で俺は引退だ」とか言ったら、大体はその最後の仕事で事故や事件が起きるってのは、映画あるあるですよね。

評価:★★★
14/05/16DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2014-05-09
メーカー:アース・スターエンターテイメント

情報
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デス・リベンジ ラストミッション

2014年05月13日 21時46分37秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
IN THE NAME OF THE KING III
2013年
カナダ/ブルガリア
85分
アクション/ファンタジー
劇場公開(2014/02/26)



監督:
ウーヴェ・ボル
『ウォールストリート・ダウン』
出演:
ドミニク・パーセル
ラリトサ・パスカレーヴァ
バシャル・ラハル
ニコライ・ソティロフ




<ストーリー>
ブルガリアのソフィアに住むアメリカ人の殺し屋・ハザンは、最後の仕事としてマフィアからの依頼を受ける。それは億万長者の3人の子どもを誘拐する単純な仕事だったが…。

-感想-

やぁ皆、世界の最低監督の一人、ウーヴェ・ボルだよ!
お待ちかねの「デス・リベンジ」第3弾がようやく完成したんだ。
長らく待たせてしまってすまなかったね。

1作目は今じゃメジャーな俳優になってしまったステイサムに主役を頼んだら快く引き受けてくれてね、そりゃあ嬉しかったよ。
なんせあのステイサムだからね。
僕の映画に出てくれるなんてこれ程嬉しいものはなかったよ。
役名悩んだんだけど良いのが思いつかなくてね、結局適当でいいやと“農民”にしちゃったんだけど、流石にあの名前にしたのは彼に対して失礼だったかもだな。
まぁいいか(笑)

2作目の主人公はラングレンに頼んだんだ。
このシリーズは肉体派俳優が主人公を演じてこそだと思っているから、直ぐに彼の名前が浮かんだね。
で、駄目もとで頼んだら彼も笑顔で承認してくれたよ。
ナイスガイな男だね、ラングレンは。
彼の役名も悩んだなぁ。
結局“グレンジャー”にしたんだけど、これには流石に彼は苦笑いしていたよ(笑)
役名なんて飾りなんだよ、君には全力で主人公を演じて欲しいと笑顔で話したら「OK!ボルのやり方に任せるよ!」って笑顔で納得し固く握手してくれたよ。

で、今回の第3弾だ。
この3作目の主人公は構想の時からもうドミニク・パーセルに決めていたんだ。
彼は僕の最近のお気に入りの俳優でね、ここ最近何作か僕の他の映画にも出て貰っているんだ。
ドミニクはこのシリーズに打って付けの肉体派俳優でもあるし、とても表現力豊かな演技をしてくれるんだ。
まぁその辺は自分でも奇跡的な傑作に仕上がったと思っている『ウォールストリート・ダウン』を観てくれれば分かるんじゃないかな。
あの作品でも本当に素晴らしい演技をしてくれて僕としては心から感謝しているよ。
その感謝も込めて今回彼には“ハザン”という役名を与えたんだ。
「おっと、俺にはちゃんとした役名があるんだな」って驚いていたよ(笑)
ステイサムやラングレンからは「奴だけズルいな」て言われそうだけど、それ位、僕はドミニクの人柄の良さと演技力を今、一番に買っているって証拠なんだよな。

さて、この3作目だが、2作目の流れをもう一度やりたくて、最初は現代話から始まり、直ぐにシリーズのお約束通り、中世の世界へとタイムワープする。
主人公はそこで、彼の刺青を見た祈祷師から君はこの世界を救う勇者だ!と告げられる訳さ。
主人公ハザンは現世では殺し屋という悪の道を歩んでいる人間なんだが、この中世の時代へ来た事で、優しき人達と触れ合う中で良心を徐々に取り戻していくんだな。
ドミニクにはちょっとしたラブシーンも演じて貰ったよ。
まぁ軽く、キスする程度のものだったけど、照れている彼は可愛かったな(笑)

最後は少し派手なシーンを撮りたくて、本当は現世に戻ったハザンと中世の王様との決闘を描こうと思っていたんだけど、急遽王様の僕(しもべ)であるドラゴンをハザンと共にワープさせて、現世で戦わせる演出に変更したんだ。
今の都会の街にドラゴンが飛んでいるんだぜ?
ナイスなアイデアだと思わないかい、君たち!
自分でも中々、斬新な画が撮れたと思っているし、ドラゴンと車との追いかけっこシーンもそうだけど、予想してたよりユニークな映像が作れて僕は大満足さ。

1作目と2作目は僕なりに頑張って作ったつもりだったんだけど、世間では大変不評だったものだから、ちょっと落ち込んだりもしたけれど、この3作目はその駄目だった部分の反省点も踏まえてかなり物語性を厚くし、映像面やアクション面にも気合を入れて作ったつもりだから、僕のファンは楽しみにして観てくれると嬉しいな。

有難い事に、この3作目は日本でも劇場で公開されたみたいだね。
感謝するよ。
日本のファンの皆、決して期待を裏切らない作品に仕上げたので、是非DVDを借りて、僕なりのアイデアで描いたファンタジー世界をその目で楽しんで、堪能してくれよな!

最後に、こんな僕でも温かく応援してくれて、いつもサンキュー!!

(注意:決して誰かがボル監督にインタヴューした記事をそのまま掲載したものではありません。
全部、私が勝手に考えて書いた文章です(爆))

評価:★★★
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レンタル開始日:2014-05-02
メーカー:AMGエンタテインメント

関連作:
『デス・リベンジ(2007)』(第1作)
『デス・リベンジ2(2011)』(第2作)
『デス・リベンジ ラストミッション(2013)』(第3作)

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ミッドナイトチェイス

2014年05月12日 22時35分09秒 | 洋画サスペンス
TAPED
2012年
オランダ
81分
アクション/サスペンス
劇場公開(2014/01/25)



監督:
ディーデリク・ヴァン・ローイェン
脚本:
ディーデリク・ヴァン・ローイェン
出演:
バリー・アトスマ
スーザン・フィッサー
カルロス・ガルシア・エステベス
ダリオ・レヴィ
ロース・ディックマン




<ストーリー>
夫婦関係を修復するために南米旅行へやって来たヨハンとサラは、警官が人を射殺する現場をビデオで撮影してしまう。警官はふたりを消そうと追跡を始め…。

-感想-

お互いがそれぞれに浮気していたら話し合いもへったくれもあったもんじゃないよね。
こんなんで旅行していても夫婦関係修復出来るはずもなく、もうさっさと家に帰って離婚するべ、と話が纏まった矢先に、偶然奥さんがハンディカムで警官が人を射殺する瞬間を撮影してしまい、夫婦の姿をその警官に見られたもんだから、逃げるべーーーーと空港目指してあちこち走り回るお話。

これもまた流行のPOV映画なんかいって思って観てたら最初だけだったので、なんか妙にホッとした。
POV映画を観たい気分じゃなかったもんでね。

ちょっとイラッとするのは奥さんの言動かな。
まぁそれは観て頂いたらお分かりになられるかと。
例を一個あげると、追われている途中で「浮気の女って誰よ!うぇ~ん」^^;
座り込んで駄々こねている場合じゃねぇだろうって、そりゃ旦那さんもこんなにも世話の焼ける奥さんだったら浮気の一つもしたくなるわな。

逆に旦那さんの方は結構まともな考えを持って行動しているので好感は持てる。
こんなにも性格不一致な夫婦、この後も関係修復なんて無理だろうて思っても、そこは映画。
ちゃっかり最後は熱々ムード全開でやんす。

空港においてのしてやったりシーンなんだが、私の勘違いかなぁ。
他の映画でも同じ事やってたような気が凄くするんだよねぇ。

けどあれ、「バーカ、証拠となる映像部分は削除しておいたんだよ!」てなってたら、かなり展開も変わって面白くなっただろうに(笑)。
てか、なんで一旦2人を捕まえてカメラ奪って映像確認した時に削除してないんだよ、馬鹿警官!
尋常じゃない程にしつこく追いかけてくる警官おやじだったけれど、肝心な部分が間抜け過ぎて草生えるww

という訳で無事に事件も解決。
夫婦円満。
お幸せに。

評価:★★★
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ウォーキング with ダイナソー

2014年05月11日 15時00分41秒 | アニメ(国外)
WALKING WITH DINOSAURS 3D
2013年
イギリス/アメリカ/オーストラリア
88分
アドベンチャー/ファミリー
劇場公開(2013/12/20)



監督:
バリー・クック
ニール・ナイチンゲイル

声の出演(日本語吹替版):
木梨憲武



<ストーリー>
化石に導かれタイムトラベルした7000万年前のアラスカを舞台に、群れで最も小さな恐竜・パッチの壮大な冒険を描く。

強く、生きろ。

群れで一番小さな恐竜の
壮大な旅が始まる。


-感想-

小さい頃から博物館とか良く行った位に恐竜好きなので本作も楽しみに鑑賞。

冒頭とエンディングは実写。
他は3Dアニメで構成。

なんか思ってた内容と違ってガッカリ。
もっと恐竜アニメらしく迫力のある映像が観れるものだと思っていたのに、草食恐竜の大群が延々と大行進しているだけという、何処にワクワクした気持ちを抱ければ良いのか謎過ぎるアニメだった。

主人公であるパッチの成長記録アニメとして観るべきなのか。
兄さんがリーダーだ!
いや、僕がリーダーになるんだ!
そして愛しのあの子に告白して幸せ掴むんだいっ!!

勝手にしなはれ。

流石に40前のおっさんが観るには内容が幼稚すぎるし、ストーリー性も薄いし、映像が綺麗だけじゃあねぇ。
ま、前述したように恐竜は好きなので、特に眠くなる事も無く観れたけれど、1本のアニメとしては大して面白くないという事実だけは否めないッス。

何故か無性に『ジュラシック・パーク』が観たくなったんですけど。

評価:★★☆
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メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

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アパートメント1303号室

2014年05月08日 22時54分49秒 | 洋画ホラー
APARTMENT 1303 3D
2012年
アメリカ/カナダ
86分
ホラー
劇場未公開



監督:
ミシェル・タヴェルナ
原作:
大石圭
脚本:
ミシェル・タヴェルナ
出演:
ミーシャ・バートン
レベッカ・デモーネイ
ジュリアンヌ・ミシェル
コリー・セヴィエール
ジョン・ディール
キャスリーン・マッキー




<ストーリー>
高層マンションに引っ越したジャネットが1303号室のバルコニーから落下して死亡。姉のララはジャネットの死の真相を突き止めるべく、同じ部屋に移り住むが…。



-感想-

つまんねー。
オリジナルでもある日本版も大概につまんない映画だったので、ちょっとは面白く作り直されているのかと期待してたけど、ちょっと所かそれ以下につまんなくなっちまってるやんけ。

これ本国では3Dだってよ。
何処に3D効果を発揮してんのかさっぱり分からないチープな映像が延々と。
アパートから落下するシーンなんて何時の時代の映像だよって位にアナログ使用。

幽霊なのに人間にしか見えないし、登場の仕方も普通だから全然怖くも何ともない。
そりゃあ知らない顔の女が目の前に現れたり、バスタブにずぶ濡れで座ってたりしたらビックリするかもだけど、全く幽霊に見えないんだからそこまでギャーギャー泣き叫ぶ程のものかと不思議に感じて仕方がない。

オチがまた意味不明で、入居者全員が幽霊だった!ってなんじゃそりゃ。
そんな物件、紹介する不動産屋もおかしいだろうよ。
てか、取り壊せよ、そんなアパート。

激しくかったるい映画だった。

評価:★☆
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レンタル開始日:2014-04-25
メーカー:ミッドシップ

関連作:『1303号室(2007)』(オリジナル)※個人的評価:★★
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