銀幕大帝α

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サイコメトリー~残留思念~

2014年06月23日 02時19分35秒 | 韓国サスペンス
PSYCHOMETRY/THE GIFTED HANDS
2013年
韓国
108分
ミステリー/サスペンス/アクション
劇場公開(2013/09/07)



監督:
クォン・ホヨン
出演:
キム・ガンウヤン・チュンドン
キム・ボムキム・ジュン



<ストーリー>
迷宮入り目前の連続少女誘拐事件を追う刑事と、手で触れた物体に宿る人々の記憶が見える超能力者が互いに対立しながらも事件の真相に近づいていくさまを描く。

この力は神の恩恵か―― それとも悪魔の呪いか――

-感想-

面白い!

少女誘拐事件を担当する刑事と、サイコメトリーが使える青年が偶然に出会い、彼の能力を認めた刑事が2人で事件を解決しようとする様を描いた、笑い少々あり、緊迫感大きくあり、感動ほんのりとありの秀作!!

僕の手は悪魔の手だ・・・

お前の手は人を救う手だ!

2人の間にしか見えない温かい絆が本当に観ている私の心さえもじんわりと温めさせてくれます。
だから余計に、一旦はその絆に亀裂が入るも、再び信頼関係を取り戻し、終盤においてのお互いの行動を信じ合いながら、鬼畜な誘拐犯を追い詰め、無事に一人の幼女を救い出すまでの過程に手に汗を握りつつも「よくやった!」と褒めたくなる気持ちにまで達するのです。

2人それぞれが過去に味わった忘れられないトラウマを今でも抱えているという点も、共通する苦悩を互いに持っている故に、最初は反発し合っていた間柄が、ここまで信じ合える仲にまで発展する事が出来たという部分に納得し得うる形へと繋がっていて、そこに一番の演出の上手さを感じさせられました。

あくまでも静かにひっそりと暮らしたい青年ジュン。

2人の距離は離れてしまったが、心はまだ通じ合っているという事を連想させてくれるラストにも温かみが生まれていました。

「元気にしているか?」

新たな事件の解決に繋がるヒントとして、2人にしか知り得ないジュンが壁に描いた絵を見つめながら、刑事チュンドンがそう優しく呟くラストシーンに胸が熱くなりました。

今作の娘にしたい子役図鑑

誘拐未遂で刑事たちにその時の様子を事情説明する幼女。
とっても可愛らしい子役ちゃんですね。

そしてこちらは犯人の魔の手から逃げ切れず捕まってしまう幼女ダヒちゃん。
キム・ユビンという名の子役ちゃんでまだ9歳です。
ダヒちゃんは主人公の刑事チュンドンと誘拐される前に一度顔を合わせて会話もしています。
それだけにダヒちゃんが誘拐されたと知ったチュンドンは何としても生きている間に見つけ出すとジュンに協力を求めて上司の命令さえも無視し、執念だけで捜査に乗り出すのです。
このキム・ユビンちゃんの演技力も抜群に上手いです。
こんなに幼い年齢でありながら、あそこまで立派に怯える表情が出来るなんて大したものですよ。
怖がり方が半端なく上手なものだから、もう私が画面の中に飛び込んで助け出してあげたい気持ちに何度させられた事やら。
韓国映画は天才子役の宝庫ですね~。

評価:★★★☆
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幻蜂家ドジッ子・戦闘メイド リン

2014年06月23日 00時59分02秒 | 趣味・雑記(映画関連)


余りにも『黒執事』登場人物の一人であるメイドのリンちゃんを気に入ってしまったので、一つの記事にしてしまいました

演じるのは

山本美月ちゃん。
映画『桐島、部活やめるってよ』でも、圧倒的過ぎる程にその美人っぷりオーラを放っていました。
他にもホラー映画『絶叫学級』では美人幽霊を演じていましたね。

そんな美月ちゃんがここまでメイドコスプレの似合うキャラクターに変身してくれようとは想像にもしていませんでしたよ。

これぞ正しくメイド萌えってやつですな

もうこの際、リンちゃんのスピンオフ作品、撮ってくんないかなぁ。
「萌える戦闘メイド」ってだけで十分に1本の作品出来るっしょ!
そう想っているのは絶対に私だけじゃないはず

リンちゃん可愛いよリンちゃん

レヴュー:『黒執事』
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黒執事

2014年06月21日 16時59分16秒 | 邦画アクション
2013年
日本
119分
アクション/サスペンス/ファンタジー
劇場公開(2014/01/18)



監督:
大谷健太郎
さとうけいいち

原作:
枢やな『黒執事』
主題歌:
ガブリエル・アプリン『Through the ages』
出演:
水嶋ヒロセバスチャン・ミカエリス
剛力彩芽幻蜂清玄(汐璃)
優香岩槻華恵
山本美月幻蜂家メイド リン
大野拓朗松宮高明
栗原類葬儀屋ジェイ
海東健幻蜂有人
ホラン千秋幻蜂利香
丸山智己明石
城田優チャールズ・ベネット・サトウ
安田顕鴇沢一三
橋本さとし青木宗光
志垣太郎田中
伊武雅刀九条新兵
岸谷五朗猫麿実篤



<ストーリー>
幻蜂家当主・幻蜂清玄伯爵に仕える執事・セバスチャン。伯爵家に代々伝わる女王からの密命を受ける「女王の番犬」という裏の顔を持つふたりは、“連続ミイラ化怪死事件”の解決を命じられる。

全能の執事vs禁断の怪事件(ミステリー)

この執事、性格以外は完全無欠(パーフェクト)。


-感想-

「だから申し上げたでしょう。私は「あくまで」執事ですと」

あくまで=悪魔で

駄洒落かいっ!
なるほど、道理で不死身な訳なのですな。

いやぁしかし、アクションが一々カッコ良い!
ヒロくんのあれはなんだ?
ステーキナイフと言うのかな?
その短いナイフで悪党共を華麗にちょちょいのちょいっと退治してしまう全てがまぁ惚れ惚れする程にイカしているんですなぁ。
そして妙に期待してしまう、例の言葉。
言うのか?言っちゃうのか?
何時言うの?
今でしょ!

「御意に」

キャッ!やだ男前

優香さん、演技力上げてきたね~。
悪女っぷりが様になっていて非常に良かったデス。

思ってたよりもストーリーも面白く、加えアクションのどれもが邦画にしては見栄えの良い形になっていて、飽きる事無く最後までじっくり堪能出来ました。

え?何?
何だって?
ご?
ごう、何?
郷ひろみ?
あぁゴーリキーですか?
割愛!(というか敢えてノーコメント)

今作の私のメイドにしたい美女図鑑

幻蜂家に仕えるドジっ娘リンちゃん役の山本美月ちゃん!
まさかトレードマークのメガネ落っこちったら戦闘メイドへと覚醒するとは思わなんだ。
またこの二丁拳銃での戦いっぷりが萌え萌えなんだなぁ。
正に銃を構えた天使が舞い降りてきた感じで、ドキが胸々しちゃいました
このリンちゃんを観ていて真っ先に思い出したのが、こちらも眼鏡っ娘戦闘メイドである

ロベルタちゃん!
漫画・そしてアニメ化もされた「ブラック・ラグーン」の人気キャラの一人です。
完全にキャラが被ってますけど、どちらとも可愛いから特に無問題。
ロベルタを実写化させたらリンちゃんになるんだろうな。
自分的にはこの夢に見た実写戦闘メイドが観れたという事だけで十分本作を観た価値は大きいっス!!

評価:★★★☆
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ハウンター

2014年06月19日 20時42分38秒 | 洋画ホラー
HAUNTER
2013年
カナダ/フランス
97分
ホラー
劇場公開(2014/02/19)




監督:
ヴィンチェンゾ・ナタリ
『スプライス』
製作総指揮:
ヴィンチェンゾ・ナタリ
出演:
アビゲイル・ブレスリン
ピーター・アウターブリッジ
ミシェル・ノルデン
スティーヴン・マクハティ
デヴィッド・ヒューレット
ピーター・ダクーニャ
サラ・マンニネン
サマンサ・ワインスタイン




<ストーリー>
16歳の誕生日の前日を繰り返し過ごしていることに気付いたリサ。庭の外に出ようにも、なぜか外に出られず、彼女は家中を調べ始めるのだが…。

-感想-

監督がナタリって事で不安を抱きながら観たのだが物の見事に的中した。
久しぶりに眠気と戦いながら鑑賞しなければならない作品に出会ってしまったよ。

同じ日常を何度も繰り返すという基本的なプロットはまぁ良いとしても、主役のリサが謎を解明しようとし始めた辺りから、猛烈に話がややこしくなるものだから困ったもの。
結局私は話半分ほど理解出来た程度で観終えてしまった。

分かった様な分からなかったような。
小難しい展開からか途中からついていけなくなり、もう集中力も低下気味で、話に入り込みたいという思いも無くなった為か、ほけぇと観ていたらどんどん眠たくなる一方でして^^;

とりあえずハッピーエンドみたいな感じだったけど、何ら感動する事も無く「ふーん」てな感じでそのままTVを消して熟睡してしまいました(笑)

特に面白い流れでもなく、かと言ってホラー映画としても怖くも無く、なんだろうねこれ。
つまらないというより退屈過ぎて話にならないや。

ナタリさんは相変わらず迷走していますなぁ。
やっぱり『CUBE』だけの一発屋監督なのか?
もうちょい不安を裏切ってくれる作品を作っておくれよ。

評価:★★
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パニック・トレイン

2014年06月18日 00時08分23秒 | 洋画サスペンス
LAST PASSENGER
2013年
イギリス
97分
アクション/サスペンス
劇場未公開



監督:
オミッド・ノーシン
脚本:
オミッド・ノーシン
出演:
ダグレイ・スコット
カーラ・トイントン
デヴィッド・スコフィールド
イド・ゴールドバーグ
リンゼイ・ダンカン




<ストーリー>
医師でありシングルファーザーのルイスは、息子のマックスとロンドから深夜の列車で家路に向かっていた。
停車中に誰かがブレーキを操作していることに不審を覚えるも、列車は走り出す。
いつのまにか眠っていたルイスは列車が止まらないことに気付き、車内のインターフォンで運転室と連絡を取るが、乗客の人数を聞かれるだけだった。
車内にはルイスと息子のマックス、ルイスが好意を寄せている美人女性サラ、反社会的で信用できない男カーマイケル、初老の銀行家、心臓に病を抱えた老女の6名。
ブレーキの利かなくなった列車は正体不明の男に操られ、踏切りにいた車を跳ね飛ばし、ノンストップで暴走していく。
果たして暴走を続ける列車を止めることが出来るのか…




-感想-

突如、加速を始め、停車駅に止まらず暴走し続ける列車。
乗客は6人。
犯人の目的は一体?
そして誰が運転しているのか。
果たして、列車に取り残された6人の運命はいかに!?

これは、かなーり、ハラハラさせられました!
どうにかして列車を止めようと、乗客たちが協力してあれやこれやと試すのですが、この乗客6人全員が本当に良い人ばかりで、最初、この中に誰か犯人の仲間が居るんじゃねぇのか?(特に自称マジシャンのヤン)と疑ってしまった事をこの場を借りて謝らせて下さい。
初老の爺さんも初登場シーンでの口の悪さに「嫌な爺だなぁ」と不快感を募らせるも、なんだよ、この人もめっちゃ良い人やんけ!って。

主役は医師のルイスなんだけど、息子を常に思いやる姿に度々泣かされる。
またこの息子も無邪気で人懐っこくてエエ子なんですわ。

出来れば全員助かって欲しかった所ですが、映画やもん、そう簡単にはいきませんわな。

涙あり、スリルあり、ちょっとしたラブロマンスありで、本当に面白かったです。
6人の乗客全員に好感が持てるってのがこの映画の強みでしょう。

結局、犯人の顔は最後まで見せず、目的も不明でしたが、多分列車自殺を企んだのだろうな。
えらい迷惑だよ、ほんと。

評価:★★★☆
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