銀幕大帝α

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尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48

2016年09月18日 21時33分18秒 | 邦画その他(ドキュメetc.)
2015年
日本
120分
ドキュメンタリー
劇場公開(2016/01/29)



監督:
指原莉乃
企画:
秋元康
出演:
HKT48



<ストーリー>
創立当時からの貴重な映像と共に少女たちが刻んだ青春の記録を振り返り、指原監督によるインタビューを織り交ぜながらメンバーの今と未来にもスポットを当てていく。

-感想-

悔しいけど指原の勝ち。
ファンだけじゃなくライト層に向けても分かり易く作っている。
ここが玄人監督が撮ったNMBドキュメンタリーと素人監督が撮ったHKTドキュメンタリーとの大きな違いかもしれない。

指原(もうさっしーでええか)が考えた演出で上手いなと思ったのは、場面が切り替わってメンバーの顔が映し出された時に、さっしー自らの声でナレーションを入れた所。
この場面はどういう状況なのかを簡潔に説明してくれるってのはかなり有難い。
ファンじゃないと映っているメンバーが何を思ってそういう顔をしているのかが分からないから、さっしーのナレーションを入れる事によって誰もが現場の雰囲気を把握出来るという利点には成り得ている。

序盤では見られたがメンバーの会話に字幕を付けたのも良い。
聴くだけじゃなく読ませる事で重要な言葉がすっと頭に入り深く残る。

他にも例え少ししか映らなくても名前テロップを邪魔にならない程度に添える演出も中々のもの。

やはりこれも聴かせるより読ませた方が「名前」を覚えさせる+「顔」も同時に覚えさせる=記憶に残させる上での相乗効果が生まれ、新規ファンの獲得にも繋がる可能性も出てくる。
あの子可愛い、あの子とても気になるけど名前何だろう、という気持ちを抱かされるかそうでないかで作品に対しての印象も大分変わるはずだろうから、こうやって名前のテロップを入れたのは正解だと言える。
私はHKTメンバーは3分の一程度に名前と顔が一致しないのだが、本作でりこぴ(坂口理子)の名前と顔は自然に覚えた(覚えさせられた)からね。
さっしーなりに考え付いたのか、計算された演出に巧く乗せられた感じはある。
ある意味このりこぴに関しての話が本編においての一つの見所にはなっていて、彼女がシングル選抜に中々選ばれず、ファンがヤキモキしているてのはNMBドキュメンタリーで言う沖田(あーぽん)の部分と一緒。
しかしここからが違っていて、さっしーが直々に尾崎支配人の元へと向かい突撃取材をする。

「どういう意図や思惑があってシングル選抜を決めているのですか?」
さっしーはストレートに質問をぶつける。

尾崎支配人だけではない。
さっしーは本作に置いてメインとなるメンバーとは1対1の形式で話し易い場所を選びながらインタヴューを決行している。
心を許せる、全てに信頼を託している頼れる劇場支配人、大好きな先輩さっしーだからこその、メンバーもそうだし尾崎支配人もそうだけど、皆が包み隠さず本音で受け答えしている様子はさっしーの人徳あってのこそだろう。
演出的に見えたNMBドキュメンタリーでのあーぽん選抜入りシーンとは違い、さっしーと尾崎支配人との会話は自然体そのもの、嘘偽りを感じず、それが選抜メンバーを選考する際の「答え」を明確に引き出していて、りこぴファンがこれを観れば心の底から納得し感謝したんじゃないかと私は思えた。
この遣り取りを本編を鑑賞するまでは知らないりこぴ古参ヲタの一人が、初めて彼女がシングル選抜に入り発表された時、涙で体を震わせながら嬉しさと共に絶叫していたが

納得の行く回答を尾崎支配人の口から聞き出せる事が出来ていたから、彼の魂の叫びを観て私も別にりこぴファンでもないのにとても嬉しい気持ちにさせられてしまった。
あーぽんの選抜入り理由には首を傾げた私が、りこぴ選抜入り理由には頷けたのだから、さっしーの誰からも本音を綺麗に引き出せる能力の高さには本当に脱帽させられた。
どうでもいいかもだがこのりこぴ古参ヲタさんみたいな熱いヲタに私もなりたいものだ。

AKBグループのドキュメンタリーはどうしても重たく暗くなりがちで、扱っている題材がどれも「もがき苦しむ少女」なので仕方がないかもだが、少し位は心を明るくさせてくれる緩和剤的なシーンも欲しい所。

そういうのをさっしー自身も素人目線として頭にあったのかもしれない。
何気に入れたHKTファンの武井壮さんとのお茶目なシーンは面白かった。
一瞬だけど明るい素材が観れて心が休息出来たから、さっしーはこのシーンを入れるかどうか悩んだそうだが、私は重苦しい空気の中から少しだけ解放させてくれましたから、結果的にはこれを入れた事に間違いだとは思わないしむしろ必要だったとも思える。

企画した秋元プロデューサーは監督を務める事になったさっしーに対し「日本のマイケル・ムーアになれ!」とアドバイスしたみたいだが、その期待にさっしーはきっちりと応えている。
天性の才能か、それとも下手なドキュメンタリー監督では決して深くまでは映し出せないファンなら知り得たい部分を洗い浚いに撮れる手腕がさっしーにはあったという事なのか。
しかもファンのみじゃなく、一般受けもする内容として完成させている辺りは最早見事としか言いようがない。
バラエティーアイドルとしても大活躍するさっしーの監督としての新たな挑戦にも天才ぶりを垣間見る事が出来た素晴らしい作品だった。
因みに尾崎支配人が泣いた理由・・・それは御自身の目でお確かめ下さい。
泣き虫だからこその、HKTを一番のグループにしたい想いが強いからこその悔し涙だったんだろうなぁ。

HKTはそこまで詳しくはないし推しメンも少ないのだが現時点(2016年9月現在)での私の1~3推しは以下。

なこたんこと矢吹奈子(同期のみくりんと良く比較されるけどストイックさは人一倍持っている頑張り屋さん。そして猛烈に可愛い)。


なこはさっしーに憧れてHKTに入った子で、そのなこが加入前に握手会へと来た際、直にオーデションを薦めたのがさっしー。
なので2人は相思相愛。
さっしーのなこに対して「強くならなきゃね」とお互いに涙流しながら語り合うシーンはグッときた。

2推しはさくちゃんこと宮脇咲良(まゆゆに整形モンスターと書かれた子だが、整形だろうがそうでなかろうが可愛い事には違いないし、整形とか正直どうでもいい)。

カメラが回っているのに気を抜いたさくちゃんのほっぺプク顔にキュン。

3推しははるっぴこと兒玉遥(この子も整形モンスターと言われているがアンチは黙れ!滑舌が糞悪いがそこが彼女の魅力でもある)。

評価:★★★★★
16/09/18DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-09-14
メーカー:東宝

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HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス

2016年09月17日 13時59分55秒 | 邦画コメディ
2016年
日本
118分
コメディ/アクション
劇場公開(2016/05/14)



監督:
福田雄一
『女子ーズ』
原作:
あんど慶周
脚本:
福田雄一
主題歌:
CTS『WAVINESS feat.南波志帆』
出演:
鈴木亮平色丞狂介
清水富美加姫野愛子
柳楽優弥真琴正
ムロツヨシ大金玉男
水崎綾女彩田椎名
片瀬那奈色丞魔喜
池田成志色丞張男
安田顕キーマン



<ストーリー>
愛子のパンティを被って変態仮面となり、悪と戦う狂介。彼に複雑な思いを抱いていた愛子はパンティを返してもらうが、徐々にふたりの気持ちはすれ違い始めてしまい…。

愛子ちゃん
誰でもいいんじゃない
君のじゃなきゃだめだんだ


-感想-

1作目で味わった衝撃(笑撃)に比べるとイマヒトツかも。
やっている事は股間に顔面押し付け「イエス!」「フォーーーー!!」てな具合に前作とほぼ同じリアクション取っているだけだしね。
変態仙人との修行?シーンとかも笑える要素が無く(逆に軽くスベッている)、間延びしているなあと感じる部分がそれとなく目立ち、若干収録時間が長く思えた。

アメコミ映画風のオープニングと、荒さの無いCGを多用したスパイダーマン風かっ飛びアクション等の「見せ場」は極めて丁寧に作られておりその辺は良い印象を持たされました。

敵の大将は前作と一緒。

しつこく生き残っていたこいつが復讐に燃え最後巨大化したり、中間では改造を施された怪人2匹と引き連れている大勢のザコが襲い掛かってきたりして、変態仮面がパンティの種類を変えながら生ケツプリプリさせて戦いに参じるてのが最もな見所。

徐々にヴァージョンアップしていく変態仮面。
それではここからはその様子を画像と共にお届けしていきましょう。

現金輸送車を襲った強盗を成敗した際は愛子ちゃんパンティ着用のノーマルヴァージョン。


全国の使用済みパンティを吸い込んでいた怪人に対しては大学の女教授の自宅から勝手に拝借していたパンティを着用した「禁断のエクスタシー!」ヴァージョン。
誰が見ても強そうにもない繰り返しの同じ空手の型にやべきょうすけが食らう場面はちょっと吹いたw


使用済みパンティが街から消えた中、唯一洗濯物干しに残っていたものを着用し、デパートの下着売り場でザコ相手に格闘した時には「ガードル」ヴァージョン。
欠点は前が全く見えない(笑)。
相手間違えてマネキンの顔を股間に押し付けフォーーと叫んでいたw

大学の体育館で怪人相手に戦った時も人質となっていた女教授の手から渡されたパンティを着用。

再び「禁断のエクスタシー!!」ヴァージョン。
実はこの女教授のパンティは呪われていて、変態仮面の体力を蝕んでいた。

そこで亡き父の霊の教えに従い山奥に住む変態仙人の元へと修行に旅立つ。
仙人から得たのは使用済みでなくても変身出来る能力。

更に仙人からは天狗のお面を託される。
これを股間に着ける事で新たに生み出されたヴァージョンが

変態仮面鬼モード。

蜘蛛の巣ロープをゆらゆらと這う姿に本編1番の爆笑を与えられる事間違いなし。

鬼モードでは簡単に怪人は倒せたものの、ボスには通用せず絶体絶命の大ピンチに。
そこで愛子ちゃんは気絶して倒れ込む変態仮面の元へと駆け寄り、未使用パンティを直に履き使用済みにしてから顔に被せ復活を願う。
その愛する気持ちが変態仮面に伝わったのか、「それは私のマグナムだ」と何時もの冗談も交えながらの傷一つないピンピンした姿で優雅に立ち上がり絶叫、パワー最大出力完了、変身ヴァージョンは遂に完成形へ。

それがこの「最強のエクスタシー!!」。

とまあ途中色々ありましたが、結局愛子ちゃんのパンティが世界一という、何とも微笑ましい愛の結晶が詰まった2人の間にしかない深い絆には感動・嫉妬・リア充くたばれ凸(`△´+)wwww

ラストカットで狂介の背中に真っ黒なスライムみたいなのがへばり付いてたけど、あれ何だったんだろ。

今作の清水富美加ちゃん図鑑

可愛いよね~。

滅茶苦茶美人じゃないけど富美加ちゃんは表情に愛嬌があるから好きだわ。

やたらと富美加ちゃんの口から「パンティ」を連呼するもんだから、変にドキドキしちゃう。

これ!ラストの学食で見せた「もう!」てぷくっと怒る顔、堪らなく可愛すぎて悶えてしまった。

評価:★★★
16/09/17DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-09-14
メーカー:東映ビデオ

オフィシャル・サイト

関連作:
『HK/変態仮面(2013)』(第1作)
『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス(2016)』(第2作)

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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

2016年09月16日 20時52分09秒 | 洋画アクション
CAPTAIN AMERICA: CIVIL WAR
2016年
アメリカ
148分
アクション/アドベンチャー/SF
劇場公開(2016/04/29)



監督:
アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
製作総指揮:
スタン・リー
出演:
クリス・エヴァンスキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース
ロバート・ダウニー・Jrアイアンマン/トニー・スターク
スカーレット・ヨハンソンブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ
セバスチャン・スタンウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ
アンソニー・マッキーファルコン/サム・ウィルソン
ドン・チードルウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズ
ジェレミー・レナーホークアイ/クリント・バートン
チャドウィック・ボーズマンブラックパンサー/ティ・チャラ
ポール・ベタニーヴィジョン
エリザベス・オルセンスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ
ポール・ラッドアントマン/スコット・ラング
エミリー・ヴァンキャンプエージェント13/シャロン・カーター
トム・ホランドスパイダーマン/ピーター・パーカー
フランク・グリロクロスボーンズ/ブロック・ラムロウ
ウィリアム・ハートロス長官
ダニエル・ブリュールヘルムート・ジモ大佐
マーティン・フリーマンロス副司令官
ジョン・カニティ・チャカ
ジョン・スラッテリーハワード・スターク
ホープ・デイヴィスマリア・スターク
マリサ・トメイメイ・パーカー
声の出演:
ケリー・コンドンF.R.I.D.A.Y.(フライデー)



<ストーリー>
数々の危機を救ってきた“アベンジャーズ”を国連の管理下に置くことをめぐり、激しく対立するアイアンマンとキャプテン・アメリカ。そんな中、ウィーンでテロ事件が発生し…。

友情が、友情を引き裂く――

-感想-

日本の配給会社は断じてこの吹き替え声優の面々を変える気がないらしい。

一度使ってしまったからによる意地か、それともヤケクソか。
毎回書くけど、棒読みに毛が生えた程度の下手糞なんだよテメェら、自覚しろ!!


潔白を信じ守りたい仲間が居る。

そいつは「悪」だから倒さなければいけない、例え相手がヒーローであっても、と戦いを求める仲間が居る。


復讐を誓いその考えに賛同する者たち。

「操られただけなんだ、分かってくれ!」倒される訳にはいかないその気持ちに賛同する者たち。

重苦しい空気が流れる中、それぞれに想いを抱き悲しき対立を強いられる面々達。


ヤバイ、なにこのスクリーンショット。
ワクワクが止まらないんだが。


ドドドドドド!!!!

おぉ!キタキタキターーーー!


ドカーーン!!始まったゾーーーー!

アメコミ版大乱闘スマッシュブラザーズやーーーーー♪♪♪

アカンって、くっそ楽し過ぎるって。

スパイダーマンがルンルン気分で戦い、しかもめっちゃ活躍してる!
相手変わる度に興奮しているスパイダーマンが可愛いじゃんかっ。


ちっこいアントマンが・・・

でっかくなっちゃったwww

ビッグマンやんけw

見た目が子供受けのしない異色の平成ニューウルトラマンみたいなんだがw
「お~ほっほっほ~」てアントマンも巨大化に成功出来たものだから、すっげぇテンション上がってるし、もうあれこれ障害物を破壊しまくりながら暴れ回る姿に観ている私も最高の気分だ。

お互いの気持ちが分かり合えず結局仲間割れしちゃった形になっているので、映画としての漂う空気はかなり暗い。
観てて心が苦しくなる。
だって誰も間違った事はしていないのだから。
親友バッキーを守り通して無実を証明したいと願うキャプテン・アメリカの気持ちも分かるし、真相を知らず親殺しという証拠だけを見て怒りを爆発させバッキーを葬る事に執念を抱くアイアンマンの行動も理解出来る。

何時までこの仲違いは続くのか。
皆が納得の行く証明が果たされる日は訪れるのか。

ヒーロー全員が崩れ落ちた友情を再び復元させ結束するその時まで、この辛いヒーロー対決の行く末をじっくりと見届けたい、そう思わされる3作目でした。

「すまなかった」
「いいんだ、もう気にするな」
ガシッ(固めの握手)

涙腺崩壊するかも。
どうやって友情を修復するんだろう、気になる。

それにしても糞みたいな1作目からよくここまで内容的にもアクション的にも見応え抜群な3作目へと上手く作り変えられたよなあ。
2作目から監督を担当しているルッソ兄弟の天才的手腕に拍手。
<スパイダーマンは必ず帰ってくる>
とエンドロールラストにテロップが付いていたので、次作にも参加するのか改めて新生スパイダーマンが製作されるのか。
否応無しに期待だけが高まるわい。

4作目も監督は代えるなよ、絶対だぞ!

評価:★★★★
16/09/15DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-09-16
メーカー:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』(第1作)
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)』(第2作)
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016)』(第3作)
『スパイダーマン:ホームカミング(2017)』

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俺たちハングオーバー! 史上最悪のメキシコ横断

2016年09月15日 16時11分09秒 | 洋画コメディ
SEARCH PARTY
2014年
アメリカ
93分
アクション/コメディ
劇場未公開



監督:
スコット・アームストロング
製作:
スコット・アームストロング
脚本:
スコット・アームストロング
出演:
T・J・ミラージェイソン
アダム・パリーエヴァン
トーマス・ミドルディッチナルド
アリソン・ブリーエリザベス
シャノン・ウッドワードトレイシー
クリステン・リッタークリスティ



<ストーリー>
幼馴染みの大親友、ナルドとジェイソンとエヴァン。結婚式を前に婚約者・トレイシーのことを悩んでいたナルド。結婚式当日、ジェイソンが式場に乱入しメチャクチャにしてしまい…。

-感想-

良くある題名一部パクリの本家とは全く関係のない作品かとこれも思ってましたが、一応今作の監督さんは『ハングオーバー!』シリーズの脚本を書いた人なのね。
まああれとこれの共通点はそこだけですけど。

ジェイソンは決して悪い奴ではないのよ。
ただ友達想いが強過ぎるというのと、余計な一言が多いって事だけ。
それがあった為にナルドとトレイシーの大事な結婚式がおじゃんになっちゃう。
不貞腐れたトレイシーは一人勝手にハネムーン旅行と称してメキシコへ飛んでしまう。
納得の行かないナルドもトレイシーともう一度やり直したく少し遅れてメキシコへと彼女を追い掛けていく。
しかしそのメキシコでナルドが到着早々強盗に襲われ身ぐるみ全部はがされて・・・という緊急事態電話を受けたジェイソンが強引にエヴァンも連れて車かっ飛ばしナルドの元へと向かうというあらすじ。

行動力有りまくりのジェイソンに対して何処か頓馬なエヴァン。
臓器売買ブローカーにとっ捕まり腎臓抜き取られそうになるエヴァンをジェイソンが助けに行く際、たまたまカジノで出会った昔の元カノ・ポカホンタス(本当の名前はジェイソン思い出せず笑)が協力を惜しまず活躍する姿を観てこの娘とても好い娘だなぁと。
容姿はまあ置いといて性格が凄く良い。
なんでジェイソンは別れたんだろ。
あ、破天荒な言動ばかり起こすジェイソンに嫌気が差して彼女のほうが振ったのか。

で、肝心のナルドだが。

こいつ何時も素っ裸でウロツキまくっているな(笑)。

キャラとして吹っ切れたのか、隠す必要は無いだろと言わんばかりの全裸全開ぷり。

観よ、この堂々たる全裸姿を。

映る度にアソコ丸出しだから、ボカシ入れるのも大変。

生まれたての姿で演じてさぞ楽しかった事だろう。
まるで「俺は今、大自然と一体化しているんだ!」みたいなね笑。
露出狂に目覚めない事を祈る。

爆笑て程ではないけれど、終盤の麻薬密売人との銃撃戦?とかそこそこクスクス笑えるシーンがあって、全体的にもテンポの良い楽しい雰囲気作りが整っており、退屈する事も無く鑑賞出来たコメディ作品でした。
私が苦手とする下品(汚い系)なギャグが無かったてのも印象的には良かったです。
あ、ナルドの全裸演技は全然許せる下品。
むしろこれがあったからコメディとしての面白さは上がってたので結果オーライ。

評価:★★★
16/09/15DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-09-02
メーカー:AMGエンタテインメント

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道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48

2016年09月14日 21時42分20秒 | 邦画その他(ドキュメetc.)
2015年
日本
121分
ドキュメンタリー
劇場公開(2016/01/29)



監督:
舩橋淳
製作:
北川謙二
企画:
秋元康
出演:
NMB48



<ストーリー>
アイドル不毛の地と呼ばれる大阪を変えた革命的アイドルグループ・NMB48の壮絶な4年間にカメラが密着。アイドルの道を選んだ少女たちの“光と影”を映し出す。

-感想-

初選抜入りしたCDはとうの昔に購入しているから知っているし、今更ではあるけれど、あーぽんがこうして報われたのは本音で嬉しい。
えいさ~ほいさ~!
特に推しているメンバーではないけれど、選抜入り出来ずともくすぶらず劇場公演で人一倍頑張っていた1期生である事はグループ結成時からのファンであれば誰でも認知済み。
だからこうしてようやく選ばれた事には皆が納得したはず。

昨年のAKB選抜総選挙で速報では名前呼ばれるも、本番ではそれは叶わなかった。
この辺の不遇はリアルガチだろうな。
あーぽんファンもそうでないNMBファンも何故ここまであーぽんに灯が差さないのか疑問に思って当然。
私もその一人ではありましたから。

運営から嫌われているのか?
それとも選抜に入れさせられない何か秘密を握られているのか?

作品のハイライトとしてあーぽんが突然劇場支配人に呼ばれるのだが

ここは正直映画館で鑑賞したNMBファンを驚かせる為の演出だと思っている。

ただ支配人とあーぽんとの会話の遣り取りがどうにも納得いかない。
「男関係は過去にあったのか?」
「ないです」
「家族もそうですけど、ファンを1番大事に想っています」
「・・・信じて良いんだな?」
「はい!」
「じゃあ、次のシングル選抜入りな」

じゃあって何だよ。
もしかしてあーぽんを今まで選抜に入らせなかった理由って、異性関係云々を運営側が勝手に「この子そういうのあるんじゃないですかね?」と疑っていたからなの?
この会話だけだと、どうしてもそういう風にしか捉えられないのだが。
憶測だけで干してたのなら、これはあーぽんファンは怒って当たり前の案件じゃないですかねぇ。

かなり自分的にはモヤモヤとした気持ちが強く残ったのですが、でもこの自然と零れ落ちる笑顔と共に流す嬉涙を見てしまったら形的にはどうであれ、あーぽん良かったね、と目を潤ませている自分が居りました。
パフォーマンスも人柄も決して悪くないあーぽんをこの時までチャンスも与えず評価もせずに干し続けてきた運営サイドとしての考え方が有耶無耶というか明確にもされぬまま、じゃあ次選抜ね、てはっきりと理由説明しないまま話を片付けてしまうのは、流石にあーぽんにとってもファンにとっても失礼な気がしないでもないが、ん~まあここは素直に喜んでおくべきなのかな(スッキリしないなぁ)。

おいこらキャメロン、何どさくさに紛れてあーぽんの手を握っとるんじゃいっ。

さきぴレーンの過疎っぷりは可哀想になったわ。
そりゃこんなのが毎回続いたら心も折れるだろうて。
私、こういう光景には物凄く弱いから、握手券山ほど持ってたらループしまくって話相手になってあげるんだけど、悲しい事に握手会って一度も行った経験が無い在宅ヲタなもんで、力になってあげられずホント御免なさい。。。


ここちゃんの手作りお菓子食べてみたいな。
ここちゃんって絶対に料理好きの素敵な奥さんになれると思うわ~。

そんな可愛いここちゃんが選抜入り出来なかった際の悔し涙シーン。
泣かないで!
近いうちにここちゃんは必ずシングル選抜入り果たすから。
その日が来るのもそう遠くはないとここで予言しておきます。


同じくゆーりが泣いていた時に透かさずさや姉がフォローしていたのは感動したよ。

キャプテンからこういう温かい言葉を掛けられると気持ち的には大分楽にはなるだろうね。
さや姉って、自分の事以上にNMBというグループを凄く大切に思っている子なんだよね。
だから、総選挙速報でNMBメンバーの名前が殆ど呼ばれず、滅多に見せる事も無い涙を人前で出した場面はかなり胸にグッときてしまった。

それにしてもNMBは選挙に弱い、弱過ぎ。
関西人らしい、本店の行事には金は使わん!主義なのか、ケチなのか、どうでもいいのか。
私も多くて10票程度じゃねぇか、人のこと言えんわ(苦笑)。
一度NMBだけの総選挙やってみたらエエねん。
それならNMBファンは必死になるんじゃないかな(多分私も)。


ふぅちゃんに顔を撫で回されていた弟くん、裏山代われ!
母子家庭のふぅちゃんはマジで弟君を溺愛していて観てて微笑ましいよ。
何時か苦労してきたお母さんの為にも大きな豪邸を建てられるといいね。

いやぁ私がAKBグループの中で一番好きなのが地元関西のNMBって事もあるのかもしれないけれど、ちょこちょこ涙が頬を伝っちゃいましたねぇ。
初めてのNMBドキュメンタリーでしたが、あーぽんをメインにしつつも他のメンバーにもしっかりスポットライトを当てていて見応えがありました。
だけど残念な部分もあって、既出しているPVをダラダラと流し過ぎ。
後、NMBのドキュメンタリーなのだから、他のグループの姿とかは観たくなかった。
その辺全部カットして極力NMBメンバーの知られざる素顔をもっと多く本編に入れて欲しかった。

唯一メンバー個々の名前と顔が一致するのがこのNMBだけ。
それ位大好きなグループ、応援していて楽しいグループなのよね。
勿論1推し2推しのメンバーは居るけど、ぶっちゃけNMBメンバーは全員好きです。
それぞれに個性があるから、誰を見てても面白い、退屈しない。
笑いにも長けているし、関西ならではノリが私のツボを刺激してくれているんだろうなぁ。
因みに現時点(2016年9月)での1推しは

みるるんこと白間美瑠(たまにさるるん、だけど基本天使)。
2推しは

ちゃんまんこと薮下柊(おっぱい&阪神ファン&80年90年代洋楽ロック好き)。
3推しは
ゆーりこと太田夢莉(魚目離れ目だけど超絶美少女)。
次は色々悩むんだけど、ドラフト2期生のなーみこと西仲七海かな。

(画像右の子)
何事にも貪欲に立ち向かって後悔しない程に頑張る子を大きく推してます。

評価:★★★★☆
16/09/14DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-09-14
メーカー:KYORAKU吉本

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