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和歌山市の断水の件

2020年01月24日 | Life

つい先日、私の実家がある和歌山市に断水のニュースが入りました。

 

クリップ 和歌山市では、今月8日、地下にある水道管から水が漏れているのが見つかり、

市は、修繕工事のために流れる水を完全に止める必要があるとして、

19日午後10時から3日間、市内の5分の1にあたるおよそ3万5000戸で断水を予定していました。

 

私の実家、弟ファミリーの家、友人の家なども対象地域でした。

(NHKのニュースで実家がチラッと映りました)

 

断水の知らせが入ったのは、結構急だったようで、

(市役所勤務の人は、もっと前から知っていたそう)

対象地域の人たちは、スーパーに水を買いに走ったり、

中には3日間、和歌山を脱出するなんて人も(実は弟ファミリーも!)

 


実際は、工事のため道路を掘って調べたところ、

破損している水道管を特定したものの、

当初、漏水が疑われていた太い幹線部分ではなく、

直径15センチの比較的細い部分だったためすぐに修繕が完了。

 

結局、断水は行われずに済んだのですが、、、

今回、漏水が疑われた配水管は、

敷設されてから58年が経過した老朽化管路だそうで、

この際、一気に取り換えた方がよかったのではないか、と思っています。

 

いずれまた、このようなことが起こると思いますし、

そして、その時は、もっと被害が大きいはず。

なんだか、目先の利益に捕らわれてしまったように感じました。

 

私も実家を含め、何人かに連絡を取りましたが、

今回の件は、災害などで不便が生じた際の予行演習になったと。

 

もちろん、本当に災害があれば、

こんなもので済まされないのは重々承知しています。

 

災害の場合は、急にそれらのことが起こり、

水が使えないだけではなく、電気も付かない、

物流も遮断され、生命の危機にさらされることもあります。

 

今回は、事前に断水の知らせが入っていたのに右往左往。

(皆が買い占めた水も、次の日にはスーパーに並んでいたそうです。)

 

今回の断水の件を受けて改めて感じたのは、人との繋がり。

私の両親を心配して、「泊まりにおいで」とか「井戸水使って」などと、

何人もの方から声を掛けていただいたと。

 

また、給水車が来た時のお水を受け取る袋の配布なども、

一部の人しか知らないなんてこともあったようです。

 

人との繋がりは、本当にありがたいものですね。

 

今日も雨が降り、とても寒い1日になりそうです。

どうぞ温かくしてお過ごしくださいね。