つい先日、私の実家がある和歌山市に断水のニュースが入りました。
和歌山市では、今月8日、地下にある水道管から水が漏れているのが見つかり、
市は、修繕工事のために流れる水を完全に止める必要があるとして、
19日午後10時から3日間、市内の5分の1にあたるおよそ3万5000戸で断水を予定していました。
私の実家、弟ファミリーの家、友人の家なども対象地域でした。
(NHKのニュースで実家がチラッと映りました)
断水の知らせが入ったのは、結構急だったようで、
(市役所勤務の人は、もっと前から知っていたそう)
対象地域の人たちは、スーパーに水を買いに走ったり、
中には3日間、和歌山を脱出するなんて人も(実は弟ファミリーも!)
実際は、工事のため道路を掘って調べたところ、
破損している水道管を特定したものの、
当初、漏水が疑われていた太い幹線部分ではなく、
直径15センチの比較的細い部分だったためすぐに修繕が完了。
結局、断水は行われずに済んだのですが、、、
今回、漏水が疑われた配水管は、
敷設されてから58年が経過した老朽化管路だそうで、
この際、一気に取り換えた方がよかったのではないか、と思っています。
いずれまた、このようなことが起こると思いますし、
そして、その時は、もっと被害が大きいはず。
なんだか、目先の利益に捕らわれてしまったように感じました。
私も実家を含め、何人かに連絡を取りましたが、
今回の件は、災害などで不便が生じた際の予行演習になったと。
もちろん、本当に災害があれば、
こんなもので済まされないのは重々承知しています。
災害の場合は、急にそれらのことが起こり、
水が使えないだけではなく、電気も付かない、
物流も遮断され、生命の危機にさらされることもあります。
今回は、事前に断水の知らせが入っていたのに右往左往。
(皆が買い占めた水も、次の日にはスーパーに並んでいたそうです。)
今回の断水の件を受けて改めて感じたのは、人との繋がり。
私の両親を心配して、「泊まりにおいで」とか「井戸水使って」などと、
何人もの方から声を掛けていただいたと。
また、給水車が来た時のお水を受け取る袋の配布なども、
一部の人しか知らないなんてこともあったようです。
人との繋がりは、本当にありがたいものですね。
今日も雨が降り、とても寒い1日になりそうです。
どうぞ温かくしてお過ごしくださいね。