金山にある名古屋ボストン美術館が、寂しいことに10月に閉館します。
今日、台風の風が強まるまえに、出かけてきました。
「ハピネス〜明日の幸せを求めて」という名前の展覧会。ボストン美術館の収集品から、西欧の美術品。日本を始めとするアジアのもの。映像作品などもある現代のもの。最後の部屋はジム・ダインのハートをモチーフとする作品群でした。
特に印象に残ったのは、日本とボストン美術館がどうやって関係を作っていったかということ。フェノロサやビゲロウが日本と日本の美術品を愛してくれたこと。岡倉天心がボストン美術館に勤務して、日本の美術を直接伝え、「テンプルルーム」という寺院建築のような展示室を作って、訪れた人々に見せたこと。今も、ボストン美術館にはテンプル・ルームがあるそうです。
最終展に相応しい、思いのこもった展示でした。
友人と行ったこともある。一人で行ったこともある。研修として行ったこともある。PTAの企画で行ったこともある。同窓会にしたこともある。
同じビルにある全日空ホテルとタイアップして、美術展と同じテーマで創作した料理を食べる機会もありました。
わざわざ時間をかけていくのだし、そんな楽しみがあった方が行きやすい人もいますからネ。
個人的にも、何度も訪れた美術館。
比較的新しいので、美術館が出来た時も記憶しています。それがなくなってしまうのは「なぜ」と思うし、「もったいない」とも思う。
今回の展示は最終展ということを外しても、見る価値は大きいと思いました。私は専門家ではありませんが、見るのは好きで、中学生の時からたくさんの美術展を数だけは見てますから(^^)
美術部ではないけどネ。
美術品は、心の栄養。
家にいるのが大好きな今の私だけど、今日は出かけて良かった(^^)