年縞(ねんこう)と言うものがある。
年ごとの、しましまのことだ。
こんな感じに、ここには本物の年縞が展示してある。
パンフレットには「長い年月の間に湖沼などに堆積した層が描く特徴的な縞模様の湖底堆積物のことで、1年に1層形成されます。縞模様は季節によって違うものが堆積することで、明るい層と暗い層が交互に堆積することでできるものです」とある。
1年ごとに地層の実物があり、年代を特定できるので、細かい歴史の正確な根拠となる訳だ。
福井県三方五湖のうちの一つ、水月(すいげつ)湖の「年縞博物館」を偶然訪れた。ちょうど一周年経ったところだそうだ。
同じ敷地内の隣にある縄文博物館は、子どもたちが小さい時に常神半島に行った帰りに寄った懐かしい場所だった。
これは鹿児島湾の姶良カルデラの火山灰の層。こんなに離れているのに、どれだけたくさんの火山灰がここまで届いたかと驚いた。
高校時代は理科系の部活だった自分。こういうのは大好物。とまでは言わないけど、面白くてやっぱり見入ってしまった。
新しい博物館なので、カフェもオシャレ。外の景色を見ながら飲むコーヒーはおいしかった。
昼ご飯は、鯖街道の熊川宿で。ここもまた、小さかった子どもたちと訪れたところだ。夫婦二人で来ても、やはり思い出してしまう。
関ヶ原を越えた辺りから、どんどん気温が下がり、ずっと26℃くらいの中を過ごした。普段の生活とは信じられないほどの気温差だ。(地元は今日も35℃くらいあったらしい)
多分以前立ち寄った同じ店で、鯖寿司と越前そばのランチ。葛屋さんなので、胡麻豆腐や葛羊羹もとても美味しくて、うれしくなる。
この店の葛餅や葛切りは、注文してから鍋で作る。出来立ての温かいものが出てきて、感動する。やはり、この店だったと確信した。
最近読んでいる京都の本には、鯖街道の終点として、京都の出来町が出てくる。「京は遠ても十八里」と言う言葉が、熊川宿にはあるそうだ。気概を持って荷物を運んだ、宿場で働く人な心意気が伝わってくる。
そうだ!SNSで話題になっていたこれを、私も見かけましたわ(^^)結構良いお値段で、びっくりした(^_^;)上の棚には輪ゴムのお菓子もあって、買いそうになったけど我慢した。
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