先日行われた「杵屋喜多六社中 哉芽会」の長唄演奏会の写真をいただいた。
華やかな金屏風。
黒紋付の正装の先生と先輩お弟子さんは、さすがに堂々としておられる。
私は稽古で精一杯で着物は用意できず、黒のロングドレスとジャケットで演奏した。
譜面台が下の方にあるため、前髪をかき上げる動作をしたくなくて、思い切ってデコ出しにしちゃった。
最初から最後まで稽古は本当に大変だったが、大変勉強になった。
前日まで真剣に稽古していた。
専門の声楽より余程時間をかけても、遅々として進まない。
何度も何度も途方に暮れた。
邦楽の奥の深さ。
はたまた謎の部分(←自分にとっては、と言う意味)
音取りだけで精一杯。
発声など一つも到達できなかった。
お師匠様のカナちゃん先生は、私が迷っているところを一つ一つ工夫して、諦めずに提案してくれた。
音楽を学ぶ喜びに満ちた三ヶ月だった。
ご指導いただいたお師匠様始め、お世話になりました一門の方々に心より感謝申し上げます。
当日ご用意いただいた昼食は、地元弁当屋のもの。
全部店内で作っていて、おばあちゃんの作る煮物が美味しいの😊
楽屋で一門の方々といただいて、元気が出た。
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