薬師如来 (やくしにょらい、梵: Bhaiṣajya-guru, バイシャジヤ・グル)、あるいは薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい、梵: Bhaiṣajya-guru-vaiḑūrya-prabhā-rāja, バイシャジヤ・グル・ヴァイドゥーリヤ・プラバー・ラージャは、大乗仏教における如来の一尊。薬師(瑠璃光)仏、薬師(瑠璃光)王、大医王仏とも称する。
三昧耶形は薬壺または丸薬の入った鉢。種字は尊名のイニシャルのバイ(भै、bhai)。青色の肌を持つとされる。
菩薩の時に12の大願を発し、この世門における衆生の疾病を治癒して寿命を延べ、災禍を消去し、衣食などを満足せしめ、かつ仏行を行じては無上菩提の妙果を証らしめんと誓い仏と成ったと説かれる。瑠璃光を以て衆生の病苦を救うとされている。無明の病を直す法薬を与える医薬の仏として、如来には珍しく現世利益信仰を集める。
釈迦如来の衆生救済の姿という二つの見方による。
小咒 編集
オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ(oṃ huru huru caṇḍāli mātaṅgi svāhā)[7] [8]
中咒(台密) 編集
オン ビセイゼイ ビセイゼイ ビセイジャサンボリギャテイ ソワカ(Oṃ bhaiṣajye bhaiṣajye bhaiṣajyasamudgate svāhā)[9]
大咒 編集
ノウモ バギャバテイ バイセイジャ クロ ベイルリヤ ハラバ アラジャヤ タタギャタヤ アラカテイ サンミャクサンボダヤ タニヤタ オン バイセイゼイ バイセイゼイ バイセイジャサンボリギャテイ ソワカ
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