次期iPad mini(第6世代)は3月に発表され、これまでの7.9インチから8.4インチに画面が大型化するとの噂が伝えられています。
今回のウワサの発信源は、アップル未発表製品情報の迅速さと信ぴょう性に定評あるMacお宝鑑定団Blogです。同ブログは先日も第9世代iPadが「薄くて軽くAirのようなデザインになる」との観測を報じていました。
中国のサプライヤー情報によると、第6世代iPad miniは第3世代iPad Airのような狭額仕様となり、Touch IDやLightningポートを継続採用する第9世代iPadとデザインが統一されるとのことです。第9世代iPadは「第3世代iPad Airベース」つまりTouch ID内蔵ホームボタンが存続と見られているため、第4世代iPad AirのようにTouch IDが側面に移動することはない、と解釈できます。
次期iPad miniについては、有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)の@000leaker氏が8.5インチのLiquid Retinaディスプレイ(第4世代iPad AirやiPhone XRに採用された液晶画面)、A14 BionicおよびRAM 4GBを搭載。そして箱のようなデザインで第2世代Apple Pencilもサポートされ、Lightning端子に替えてUSB Type-Cポートを備えた「試作機」の噂話を伝えていました。今回の情報と食い違うようですが、アップルが複数の試作機を並行して開発し、うち1つだけを製品化することは珍しくはありません。
またアップルのインサイダー情報で知られるアナリストMing-Chi Kuo氏は、2021年前半に8.5インチiPad miniが発売されると予測していました。Kuo氏はミニLED画面を搭載したiPad miniも開発中と述べていましたが、それが第6世代で実現するかどうかには言及していません。
ここ数年アップルは3月末にスペシャルイベント開催を恒例にしており、その場で複数の新製品とともに第6世代iPad miniがお披露目される可能性もありそうです。