北の旅人

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信州の旅①-童心にかえった「赤沢森林鉄道」

2014-07-22 13:40:18 | Weblog

7月初め、3泊4日で「あの上高地に泊まり扉温泉『明神館』で寛ぐ絶景遊覧とゆとりの休日4日間」ツアーに行ってきた。

中部国際空港から、「赤沢自然休養林」へ。 

バスで信州の木曽川を上流へ

「森林浴発祥の地」の碑。ここは、長野県木曽郡上松町の『赤沢自然休養林』。
赤沢地域は、昭和44年に日本初の「自然休養林」に指定された。標高1080m以上
あり、涼風が心地良かった。

大正5年から昭和50年まで森林鉄道(木材運搬用)が活躍しており、昭和62年に復活させた。少し登ったところに乗り場がある。

森林鉄道記念碑

職員は家族と離れて生活していたので、こうした散髪用の車両もあった。

木材運搬に活躍したアメリカ製上記機関車「ボールドウイン号」が展示されている。
大正5年から昭和35年まで、約42万キロを走った。

乗り場の隣には「森林鉄道記念館」がある。

今は小さなジーゼル機関車に引かれ、往復2.2kmを20分ほどで走る。

自然休養林だけに、美林を散策できるように色々なコースを歩けるように整備されている。

この「森林鉄道」という言葉は、北の旅人にとっても大変懐かしい乗り物。確か、昭和30年頃まで走っていた。小さい頃、木材の町に育ったので、森林鉄道に乗せてもらって遊んでいたので、すっかり童心にかえった。

初の国産11トン機関車「雨宮21号」。東京の雨宮製作所で製造されたもの。現在、北海道遠軽町丸瀬布で観光用に2キロの軌道を走っている。当時の機関車が走っているのは、ここだけと言われている。(遠軽町HPより)