10日目、終日クルージングを楽しむ。一路、横浜へ。
操舵室の見学。
航海中、何回も聴いた[三遊亭 萬窓」の落語独演会。
窓外に浦賀水道が(東京湾入口)。
横浜港へ。
この10日間、船が大きく揺れることもなく(一度だけ妻が酔いそうになったが)、快適な船旅を楽しむことができた。妻は船酔いしやすく、5日間ぐらいが限度と言っていたが、これで自信がついたのか、10日間までなら大丈夫そうと言うようになってきた。
かつては、バスや列車の旅が多かったが、最近は船旅が中心になりつつある。船旅は乗ってしまえば、身軽で遊んで歩けるし、終日、退屈しないように各種のイベントが行われるようになっている。ディナーや趣味などの場を通して、全国各地から参加している方々とも出会う機会が多く、ゆっくり話をする時間があるので楽しいものだ。
今回は、東京、京都、名古屋、横浜、山形、新潟の人たちと知り合い、知らない世界の話などを聞かせてもらい、話が弾んだ。手品の得意な方は、その技を披露して皆を楽しませてくれた。こうした皆さんとの出会いが、旅をより充実させてくれる。
これまでの船旅でも、色々な人たちと出会ってきた。
○日本で唯一人の「指画」画家
○切手絵作家
○「日本百名山」を踏破した御夫妻
○私たちが新婚時代を過ごした所に住む女性
○83歳で「にっぽん丸」の世界一周に参加した女性
知り合った皆さんとは、その後も何らかの形で交流を続けているケースが多い。
今後も、こうした旅を続けていければと思っている。(完)