想像以上に美しく大きい城だというのが率直な感想だ。
それもそのはず、日本100名城の一つにして、四国最大の城郭だ。
道後温泉とともに、平成19年「美しい風土100選」にも選ばれている。
安政元年(1854年)松平久松によって復興された。日本における最後の
天守建築で、連立式の3重3階地下1階の層塔型。江戸時代以前に建造された天守が現存しているのは、全国で12城しかない。
「弘前城」「松本城」「丸岡城」「犬山城」「彦根城」「姫路城」
「松江城」「備中松山城」「宇和島城」「高知城」
城に行く途中にある子規の句碑。
「松山や 秋より高き天守閣」
のぞき窓から紅葉の城下を見る。
標高132㍍の天守閣からは、松山平野や瀬戸内海など、
360度見渡すことができる。
ロープウェで3分、リフトで6分。
伊予かすり会館の資料展示室。
土産物など、多くのかすり製品がある。
安藤広重の「東海道五十三次」を織ったもの。
かすり会館の前庭にも子規の句碑が。
「花木槿(むくげ) 家ある限り 機の音」
機織りが盛んだったので、どこの家からも機織りの
「トンカラ トンカラ」という音が聞こえたという。
松山から羽田へ向かう上空で、富士山がバッチリ。ラッキー!