北の旅人

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WBCの監督問題に一言

2008-09-01 20:10:01 | Weblog

WBCの監督を誰にするか、議論が熱くなってきた。私は、現在言われている幾つかの案のうち、「日本シリーズの優勝監督」が指揮をとるという明確なルールをつくることが一番良いのではないかと思う。

王監督は現役の監督ゆえ、春季キャンプなどと重なり大変だったとは思うが、見事、世界一に導いた。王監督が選ばれたというのには、WBC開催に至るまでの色々な経過の中で決まったと聞くが、ナベツネ氏をはじめとする一部の人間の思惑で決められるというのは決して好ましいことではない。

ナベツネ氏の「星野監督以外に誰がいるのか」というような発言を聞いていると、プロ野球組織は何のためにあるのか甚だ疑問だ。ましてや、北京オリンピックの結果を踏まえれば、星野監督の続投には反対せざるを得ない。

あの戦いぶりを見ていると、チームのまとまりもイマイチの感があったし、選手もガチガチで実力を発揮できていなかった。星野監督は「金メダル以外は要らない」と豪語し、マスコミも名指揮官として持ち上げていたが、残念ながら実力が伴っていなかったということだ。

星野氏は選手として、立派な成績を残し見事な活躍を見せたが、監督としてはリーグ優勝があるものの日本シリーズは制していないのだ。そういう意味では、星野人気はマスコミ先行と言ってもいい。

「スポーツ精神に則り」という言葉があるが、今こそフェアな監督の人選を行い、その指揮官の下にドリームチームを編成し、世界に再び、素晴らしい「日本の野球」を見せつけてもらいたい。

      



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