5年前の熊本地震の翌月の会報より
フレンズ親の会 報告
第194回 フレンズ親の会 2016年5月14日 ( 土 )
参加者18名 (初参加1名) パレア 会議室2
熊本地震のあと、初めての親の会でした。会場の都合でいつもより時間が短いため、小グループはせずに、最初から全体で会を行いました。
会員の皆様の状況がわからず、会報も届いたのかどうか心配していましたが、人数はいつもと変わらないくらいになりました。久しぶりに来てくださった方もおられて、とてもホッとしました。
今回に限り参加者の了解を得て録音をとりました。それを元に発言内容をまとめました。(記録・江上)
1 定時制高校に入学して
この春、定時制高校に入学したばかりです。
14日の前震の時は、下校途中で電車に乗る寸前でした。電車も不通になったので、とにかく学校へ引き返させて、車で迎えに行きました。わりとケロッとしてました。
本震の時は、私が仕事で留守だったので、家に一人でいました。自分のコレクションの棚を守るのに必死だったようです。外の扉のサッシがはずれましたが、そこから虫が入ってくるのが嫌で、明かりを消してカーテンを閉めて部屋にいたようです。それでも、落ちてしまったガスコンロをもとに戻したりしててくれました。
その後、避難することも考えましたが、大事なものがたくさんある自分の部屋から離れたくないようで、そのまま自宅で過ごしています。この辺りがこだわりの強さかなと思います。
学校はまだ10日も行っていないので、よくわからないです。学校が再開して2時間ずつしか授業があっていないので、心身ともにまだきつくないみたいで、楽しく行っているようです。帰りが電車通りまで急いで歩くので足が痛いと言っています。まだ慣れてないので……
もうすぐテストがあります。中学校にほとんど行っていないのでその学力をどうしようかなと言っています。大学にも行きたいらしいですけど、どこから手をつけていいのかわからないようです。
私は、欲張ってもと思っていて、まず定時制を卒業することから無理しない程度にと思っています。
定時制なので、制服もなく、オシャレに気が向いているようです。時間帯も昼ごろ起きて、朝・昼兼用の食事をしてという感じで、朝無理に起こさなくてもいいし、ちょうどいい具合みたいです。