くまもと子ども・若者よりそいシンポジウム
と き 11月30日(土)13:00~(受付12:30~)
ところ くまもと県民交流館 10階 パレアホール
第1部 基調講演: 講師 谷口 仁史 氏 13:10~15:00
第2部 パネルディスカッション: 15:00~16:30
「様々な生き方の若者たちからの発信」
第2部には、パネラーとして高校生の方々に加え、
フレンズネットワークの会員や中学生も参加されます。
きっといろんな発見があると思います、是非ご参加下さい! 無料です。
くまもと子ども・若者よりそいシンポジウム
と き 11月30日(土)13:00~(受付12:30~)
ところ くまもと県民交流館 10階 パレアホール
第1部 基調講演: 講師 谷口 仁史 氏 13:10~15:00
第2部 パネルディスカッション: 15:00~16:30
「様々な生き方の若者たちからの発信」
第2部には、パネラーとして高校生の方々に加え、
フレンズネットワークの会員や中学生も参加されます。
きっといろんな発見があると思います、是非ご参加下さい! 無料です。
【親父の会 お誘い】
親父の会呼びかけ人 運営委員 K.Y
近年、毎月の第2土曜日に開催している親の会に両親の参加者が増えている傾向です。このたび、フレンズネットワークでは「親父の会(飲み会含む)」を計画しました。
父親が「親の会」に参加する場合、母親の参加者が多い中では発言などに気兼ねすることもあるかもしれません。「親父の会」では日頃の疑問、現在・将来への不安などを気兼ねなく語り合ってみませんか? ざっくばらんとした「親父の会」を目指していますので奮ってご参加ください。詳細は次のとおりです。(場所がカラオケ店ですので周囲に気兼ねなくお話できます)
-記-
1 日 時:11月29日(金)19:00~21:00頃(途中参加も歓迎 →K.Yの携帯まで連絡を)
2 集合場所:ジャンカラ下通2号店 1階受付 下通1-6-26 タケヤビル1F
通町筋市電電停から下通アーケード内へ約250m。左側(カラオケ店大看板あり)℡096-352-3337
参加資格:①親父 (親の会に参加されたことのない方やOBも歓迎) ②男性運営委員
4 参 加 費:約3,000~4,000円程度
5 申し込み:11月27日(水)19:00までに担当:K.Y(090-****-****)へ (ショートメール可)
※K.Y の連絡先は「ふれんず236号」をご覧下さい。
このご案内はフレンズネットワークをご利用頂いたご家族限定です。
く参 考
■ 現代社会における登校拒否・不登校問題―問題のありかと解決の方向を探る
全国のつどいで、前島康男先生から、会誌ACADEMIAをいただきました。その中から少しずつ紹介していけたらと思っています。高垣先生の書かれたものを書き写します。
心理臨床から見た登校拒否 ―登校拒否は自立への生みの苦しみー
立命館大学名誉教授 高垣忠一郎
1.1970年代半ば以降における「登校拒否」の急増とその背景
文科省の調査結果(学校基本調査)によれば、「学校ぎらい」を理由に1年間に50日以上欠席した者の数は1967年(昭和42年)の調査開始以来ゆるやかに減少してきました。それが1973年(昭和48年)から76年頃にかけての頃を底にしてまた急激な増加に転じています。1973年では小学校で3,017人、中学校で7,880人であったのが1989年(平成元年)には小学校で7,178人と2倍以上に増え、中学校では40,080人と5倍以上に増えています。
なぜこのような推移がみられたのか、1973年はオイルショックの年でありこの期を境に日本経済は高度成長の時代を終わり、低成長の時代に転じました。久富は戦後日本の教育史を「競争激化への道」という観点から、高校進学率と大学進学率に注目してみると、15年刻みの3つの時期に分けられると言います(久富善之著「戦争の教育1993・労働旬報社)。そして1975年以降の第3期を「閉じられた競争」として特徴づけ、次のように解説しています。
―1975年を画期として、高校と大学への進学率はいずれも頭打ちになった。学力・学歴獲得競争はまるで自己運動するように年々激化して、その勢いが止まらないのに、目標間口の方はぴったり拡大を止めて現在に至るまで経過している。それは「ゼロ・サム・ゲーム」と呼ばれる様相を呈する。拡大しない目標間口に向かって殺到する競争は、競争者相互の関係を著しく対立的にし、ただでさえ激しい競争を一層激化させることになっている。これが「閉じられた競争」の第1の様相である。また、それと連動する形でいくつかの閉鎖的状況が深まっている。これが「閉じられた競争」第2の様相である。
たとえば日本の子どもたちの自己評価は学年をあがるごとに低くなり、またいくつもの国際比較調査でどの国と比べても低いことが知られている。これは日本の子どもたちの能力が伸びていないのではなく、彼らの自己評価が他者との相対比較に強く縛られ、そこに閉ざされているからである。閉じられたなかでの競争激化は、競争における「優者」と「劣者」との格差を拡大していく。―
学校での閉じられた競争は社会における「格差拡大・固定化」に対応し、このような排他的な「生き残り競争」の様相を呈する競争の激化が学校を中心とする子どもの生活状況に少なからぬ影響を与え、そのことがこの時期における子どもたちの登校拒否の急激な増加に結びついていると考えられます。そのことを抜きにして73年前後まで一時期ゆるやかではあれ、減少していた登校拒否の児童生徒の数がこの時期を境に一転して急激な上昇を続けはじめたことの説明はできません。
会報より一部分抜き出します。
親の会 報告
☀ 第228回 フレンズ親の会 参加者18名 (初参3名)
2019年10月12日 (土) ウェルパルくまもと 会議セミナー室
超大型の台風19号が心配でしたが、なんとか九州からはそれて親の会を開催することができました。小グループで開口一番「待つのがきつい!」と参加者がこぼされるのを聞き、親の会が中止にならなくて本当に良かったと思いました。
今回は、1人のお子さんのために3人で参加された家族がありました。主にその家族の方々の質問に、他の参加者が自分の親としての経験を語って応えるような会になったと思います。(今回の記録は、後継者育成のため2人でとりました。)
※この記録には、個人を特定できないように事実関係を脚色してある箇所があります。
1 進路選択、接し方、教えて下さい
ⅰ 子どもの思っていることは変わっていく
A父: 今日は父からここを教えてもらって来ました。中3の娘が約1年前から不登校です。心療内科も行ってるけど、あまり変わりません。あまり(登校に関して)言い過ぎるのも逆効果かなと思って、でも、たまに言うんですけど・・。
受験どうしようかなと考え始めていて、皆さんいろんな経験されて、今までどんな選択をし、どんな接し方をされたか教えていただければと思います。
B母: うちの場合は発達障がいがあってフリースクールで過ごしたりしてました。最初反抗的な態度があったけど、私が(本人の特性を)理解するようになったらだんだん変わってきました。
C母: うちの息子は、中2の3学期から強いストレスが溜まって学校へ行けなくなりました。
ベッドの上でうずくまって、のたうち回っているのを見て「この子壊れる」と思って、今学校に行かせるべきじゃないと思い、学校には休むときではなく、行くときに電話してもいいですかとお願いしました。中3の時「高校どうするね,母さんは学校は行かんでも」と言ったけど、子どもの中で学校の存在が大きくて、担任の先生も色々考えて下さって、とりあえず高校生の身分だけはもらえる通信制に行こうかということになりました。肩書きがないのが嫌だったみたいです。
A父: 通信制高校は、登校とか試験は?
C母: うちの子が決めた学校の入試は面接だけでした。前の日から床屋へ行って準備してたのに、当日は起きられませんでした。「行けません」と学校に伝えたら、別の日に替わりました。今度は面接当日まで黙っていて「今日が面接日」とその日に息子に伝え、車で連れて行きました。息子は車の中で暴れまくっていましたけど、面接を受けて合格しました。
D母: うちは最初「高校は行かん」と言っていたけど、11月になって友人たちから「どこ受けるとや?」と聞かれて気持ちが動きました。子どもの思っていることは変わっていくから。