登校拒否・不登校に学ぶ フレンズネットワーク くまもと  【不登校 命を守る 子の反応】  一人で悩まないで!  

不登校から学んで、子どもたちを取り巻く環境を改善しようと1997年に設立した団体です。その活動や想い等をつづります。

日程

2019-10-31 10:39:10 | これからの日程

 運営委員会便り 

Ì 日 程 Ì

 

☀ フレンズ 親の会

11月9日(土)

午後 (受付1時10分~)1:30 ~ 4:30

ウェルパル くまもと 1F

あいぽーと奥 会議セミナー室

★フレンズ  夜の親の会

※途中からの参加、歓迎!

11月21日(木)

午後 (受付6:15~) 6:30 ~ 8:30

ウェルパル くまもと 1F

あいぽーと奥 会議セミナー室

運営委員会

11月23日(土) 午後1:30〜

パレアルーム 鶴屋東館9F

くまもと子ども・若者

よりそいシンポジウム

11月30日(土) 

13:00~(受付12:30~)

くまもと県民交流館 

パレアホール

発送作業

12月4日(水) 午後1:30〜  

パレアルーム 鶴屋東館9F

 

 第1部 基調講演:13:10~15:00 講師 谷口 仁史 氏

第2部 パネルディスカッション:15:00~16:30 「様々な生き方の若者たちからの発信」

第2部には、パネラーとして高校生の方々に加え、当会の会員や中学生も参加されます。きっといろんな発見があると思いますので、是非ご参加下さい!無料です。 先月チラシ同封

 

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本当に黙っていていいの? 会報ふれんず123号 より

2019-10-17 21:56:26 | 会報「ふれんず」から

2009年9.30発行  

 

フレンズ親の会 報告

 

第 121 回 フレンズ親の会 09年9月12日 13:30-16:30 熊本市民会館 第6会議室

参加者22名 (初参加者7名)

 

この日は開催時刻に突然激しい風雨になり、雨の中を来る人は少ないだろうなぁと思っていましたが、幸いすぐに小雨になって、いつもより多い参加者でした。その中には「不登校の親御さんの話を聴いて学びたい」と参加された他県の教員の方々や、「20年間、卒業した学校の前を通れなかった」とおっしゃる〝登校拒否〟を経験した男性の参加もありました。

最初、〔初参加者〕、〔小学生〕、〔中学生〕、〔高校・青年〕の四つのグループで語り合い、後半みんなで一つの輪になって語り合いました。今回は親同士が互いにとても率直に語られ、心が大きく揺れ動くさまが感じとられる会になったと思います。

 

1 本当に黙っていていいの?

 

:3ヶ月ぶりの参加です。上の子は高校3年をダブったのですが、最近になってやっとレポートを書き出しました。ある日息子が「レポートのこと言わんで!」と言ってきました。私は言ってるつもりはなかったけど、「言ってたよ」と言うんです。だから極力言わないようにしていたら、レポートをやり出し、明るくなってきました。下の中2の子も学校には行かないけど、ナイストライ(職場体験)には行きました。とても楽しかったようです。

 

:うちの子も職場体験を一週間ぐらいして、部活や人間関係で張りつめていたのが、裏方で野菜を切ったりして、おばちゃんたちとのお喋りがものすごく楽しかったようで明るくなりました。でも、家の中でいたって明るいのに学校に行かないので、親としてはイライラするんです。

 

:うちの娘(中3)も「勉強しなさいと言われたくない」と言います。私もそう言っているつもりはないのですが、家の中では全く普通で、買い物とか出来るので、そういう元気な姿を見ていると「どうして学校に行けないんだ!?」と思ってしまいます。そして家でたまに勉強している姿を見ると「そんなふうにのんきにしている場合じゃない」と思うんです。もし人並みに高校に行くんだったらもっと頑張らないといけないと思い「もういいかげんに勉強せんね」と注意すると、「今やろうと思ってたのに」とその場しのぎの言い訳をします。本当に黙っていた方がいいのか、強引にさせた方がいいのか、どうしたらいいのか分かりません。

 

:うちの息子は中2の2学期に熊本に引っ越して来て学校も代わったので、「今度は行けるかな」と期待していたんですが、やっぱり行けませんでした。その時息子が、大きなずうたいで泣きじゃくったので、その姿を見てどれほど辛いのかが分かり、それまで私たちもいろいろ大変だったんですけど「もう明るい不登校で行こう」と考え方を切り替えました。それから何も言わずに見守っていたら「学校行こうかな」と息子が言うようになりました。

勉強だけで一生生きていける訳ではないし、娘さんも学びたい気持ちがあると思うので、気持ちのエネルギーが貯まったら、自分で考えて、自分で(道を)見つけ出していくと思います。

 

:今、朝起きるのが遅いんですよね。全日制の高校に行きたいと希望しているのに、今のままでは入らないと思うけど、子どもは入るような気持ちでいるんです。

娘はすごく真面目で、オール・オア・ナッシングというか、100出来ないと全てを放棄して、やめてしまう性格なんです。例えば絵を一所懸命描いても、本人の中で満足できないと引き破って提出しない。100出来ないと0と一緒という感じ。根本的な性格が直らない限り、これから先もポキポキ折れはしないかと心配で、カウンセリングを受けさせたいけど受けないんです。私は定時制でもいいと思うんですけど・・。娘は「あぁなりたい、こうなりたい」と夢を語っても、努力はしないんです。

「私の事は私がやるから」と娘は言うんですけど・・。私は子どもを信じきれない。どうしたら信じられるようになるのかと思います。娘は我慢に我慢を重ねて、ある事を堺にぱったり学校に行けなくなりました。いつまで待てばいいのか、本当に何もしないことがいいことなのかという不安が常にあります。でも、ある時降って湧いたように「子どもが私にいろんな経験をさせて親を育てているのかな」と思うことがあります。一足飛びによくはならないと思うんですけど・・・。

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「まるごと」を肯定する  会報「ふれんず235号」 より ② 

2019-10-10 21:52:11 | 会報「ふれんず」から

会報から

💓 参加して思うこと

 今回、「リストカット」という衝撃的な言葉が出てきて、不安になられた方があるかもしれません。でも、私はよく話して下さったと思います。とてもつらい出来事は、安心感がなければ中々語れるものではありません。

そして、不登校が何年も続くかもしれないと不安になられて、あの時のあの言葉が間違っていたのではと揺れていらっしゃる方もいらっしゃいました。とても正直な言葉だと思います。

そんな方たちにどんな言葉が役に立つのかと考えているとき、全国のつどいで配られた資料の中に、こんな言葉を見つけました。高垣忠一郎さんの言葉です。

 

「私」という自我は「お前すごいなあ!」と評価されたら元気になる。だが「いのち」は評価では元気にならない。「いのち」を元気にするのは生きている存在「まるごと」を肯定する愛であり、ゆるしである。「こんな自分は消えた方がよいのでは?」と自分をまるごと否定する子どもを受けとめるために決して欠かせないことは「いのち」そのものを抱きしめることである。

 

 学校に行けないことで子どもがどれほど追い詰められ、苦しんでいるかは、子を愛しているつもりの親でも中々本当のところは感じ取れないと思います。私も28年前「お母さんには分からん!」と息子に怒鳴られました。

でも、それまでその子に出来ていた行動「登校」が出来なくなるということは、その子に命に関わるほどのストレスがのしかかっているということの証ではないでしょうか。無意識に、子どもは自分の命を守ろうとしているのだと思います。

子どもは、学校に行っていない間にも成長しています。もしかしたら、自分とトコトン向き合うことで、学校に行っている以上に成長している部分もあると思います。それは子どもに限ったことではないとも感じます。親の会で、何百人という方々を見ていて、そう感じることは珍しくありません。

人はいつまでも「まるごと」愛されたいと思っているのではないでしょうか。誰かに大切に思われていることを、不安なときほどしつこく確認したくなるような気がします。

                                   運営委員 石井

 

 

 

★ 第21回 フレンズ夜の親の会     2019年9月26日(木)

    参加者5名 (初参加者0名)       ウェルパルくまもと 会議セミナー室

 

  少人数だったので、普段話をしない運営委員も、自分の話が少し出来たかと思います。

  18才の子の仕事への関心の芽生え、発達障がいや福祉事業との関わり、運転免許を取らせたい親とまだ取ろうとしない子、我が子が不登校になる前となってからの親の意識の変化、自立しかかっている子と親との距離感、離れて暮らす子を思う親の気持ちなどを語り合いました。

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会報 ふれんず235号 より

2019-10-06 22:11:53 | 会報「ふれんず」から

会報から一部を貼り付けます。

2 中学校に入ったら 

 

: 中学校は、住まいが緩衝地域なので2つの学校から選べました。そちらに行く友達は少ないけど、こっちが良いだろうと決めました。「中学校には絶対行きたい」と言っていましたが、ゴールデンウィーク明けから行けなくなりました。「私は終わった。私に将来はない」と言い出して、またリストカットが始まりました。

     1人で家にいると不安になるみたいです。

     私に「また切ってるんだよ」と言いました。「そんなにきつかったんだね。お母さんもきつい」と言うと、「それを言うからお母さんには言いたくない」と言いました。

 

B: 気持ちを受けとめられているときにはおさまっていたのが、不安になるとまた始まったんですね。

 

: とにかく試行錯誤です。「何でもいいからお母さんに話してね」と私の仕事中でも電話してくるように言っています。かかってきたら本人が言っていることを否定しないようにしています。

 

: きついのは、学校との関係、それとも人との関係ですか?

 

: みんなと同じになりたいと言います。将来のことがすべてダメになっていると本人は感じています。子どもにとって学校が全てですから。

 

: うちの子は小5ですが、「お母さんはそう言うけど、学校に行けないのが辛い。部活だけ行くのは罪悪感がある」と言います。私は「そんな風に思わなくてもいいのよ」と言うけど。

 

: やっぱりそう思うようですね。

     夏休みにもう一つの中学校に転校したいと言い出しました。「そちらに行ったらうまくいくかも知れない。チャレンジしてみたい」と言いました。そちらの中学には小学校の時仲の良かった子も通っています。

     チャレンジしたいという気持ちはとてもいいので手続きをして、9月に転校しました。

     新しい中学校の校長先生はざっくばらんな感じでとても歓迎してくれました。

     「最初の日は、4時間目の担任の先生の授業だけ受けよう」と学校から提案されました。4時間目が始まるときに担任の先生が迎えに来られる予定だったけど、それより先に友達が迎えにきて、教室に入ってしまいました。

     一週間で1日だけ休みました。帰ってきたらぐったり寝ています。

     校長先生は、「この中学校は支援がバッチリだから、他に行きづらい子がいたら紹介して貰っていいよ」と言われます。

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これからの日程

2019-10-03 22:17:49 | これからの日程

 運営委員会便り  

 Ì 日 程 Ì

 

☀ フレンズ 親の会

10月12日(土)

午後 (受付1時10分~)1:30 ~ 4:30

ウェルパル くまもと 1F

あいぽーと奥 会議セミナー室

★フレンズ  夜の親の会

※途中からの参加、歓迎!

11月21日(木)

午後 (受付6:15~) 6:30 ~ 8:30

ウェルパル くまもと 1F

あいぽーと奥 会議セミナー室

運営委員会

10月26日(土) 午後1:30〜

※第3土曜日です。

パレアルーム 鶴屋東館9F

発送作業

10月30日(水)   

パレアルーム 鶴屋東館9F

 

予告 11月29日(金) 夕方以降に、お父さんたのための「親父の会」を予定しています。詳細は次号でお知らせいたします。

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