登校拒否・不登校に学ぶ フレンズネットワーク くまもと  【不登校 命を守る 子の反応】  一人で悩まないで!  

不登校から学んで、子どもたちを取り巻く環境を改善しようと1997年に設立した団体です。その活動や想い等をつづります。

気持ちを通訳してくれる人  会報ふれんず220号より ③

2018-06-16 22:32:29 | 会報「ふれんず」から

会報から抜粋

5 気持ちを通訳してくれる人 

 母: 学校に行かない子どもも葛藤中だけど、私も葛藤中です。部活だけは行くけど、体育祭とか行事ごとは嫌いです。クラスに3人くらい不登校がいます。いろんなタイプがあり、うちの子は体育祭があるということで絶対に行きません。私は「最後だけん記念に写真撮りたい」と言いました。「嘘くさいことはできん」と子どもは言います。

 毎朝女の子が迎えに来てくれます。この女の子は、小さい頃から知っていて、この子の言うことなら信じられるという子です。うちの子が部活でからかわれて行かなくなったことを、私はこの子から聞き知りました。その女の子はからかった子たちを怒ってくれ、自分から申し出て迎えに来てくれています。お昼から行ったりするとすぐに声をかけてくれたりします。女の子(の声かけ)の方が効果があるようです。親も気持ちが分かって「行けるとき行けばいいよ」と言ってるけど、その子のひと言で行けたりしました。   

 女の子が気持ちが繊細で分かってくれる。不登校になると人を信用しない。誰も信用してないけど、その子のことは信用している。来てくれてビックリしてます。繊細で気の回る子、先生にも良いように気が回せる。

 先生は「来れる時でいい、部活だけでもいいよ」と言ってくれる。

 

母: 発達障がいの事を勉強していたら、帰国子女と思えばいいとありました。(気持を)通訳してくれる人が現れればですね。

 

母: 自分の言うことを分かってくれる人ですね。

 

 

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第13 回 フレンズ 夜の親の会  会報 ふれんずNo.220 より 2018年5月30日発行 ②

2018-06-12 22:11:37 | 会報「ふれんず」から

会報から

★ 第13 回 フレンズ 夜の親の会

参加者9名・初参加者2名      5月17日(木)・ウェルパルくまもと 

  今回、昼の親の会に参加されたお母さんの勧めで夜一人で来られたお父さん、新たな不安を抱えたお母さんたち、嬉しい報告をもって久しぶりの元会員の方、そして、通信制高校の先生など、バラエティーにとんだ参加者で語り合いました。

  特に印象に残ったのは、昼夜逆転のまま進学した子どもさんが、一人で暮らすようになって急に朝起きられるようになり、学校に行けているというお話。ちょうど同じような道を辿っている方には、特に励みになったようでした。   

  親の会を長く続けていると、こんなことが起きるのだなぁと思いました。 

                                            文責・石井

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そばにいて何で分からないんだ!  会報 ふれんずNo.220 より 2018年5月30日発行

2018-06-07 22:25:12 | 会報「ふれんず」から

会報から抜粋

4 そばにいて何で分からないんだ!  

: Cさん、ご主人の対応はどんなでした?

:  私の方がかたくなでした。私はあきらめ切れない、主人は「行きたくないなら行かせなくていいんじゃないか」と言いましたが、いろんな本を読んだりしました。

 何が嫌かと本人に尋ねてみたら、「学校は大きなライオン。ライオンの前で僕は小さなネズミだ」、「僕はカメレオンになりたい。その雰囲気に同化したい、けどできない自分がいる」と、話してくれました。表現力が優れていると思います。そして辛さがちょっとずつ伝わってきました。

: 詩人ですね…

: また「僕にとって学校はアリの巣みたいなところ。いくつもの部屋に分かれていてみんな働いているのに僕はアリの巣の中に入れない、できない。自分がダメ、ダメダメダメ。」と、言いました。子どもは説明力は足りないから、こっちが質問力をつけました。コーチングなどの本も読みました。それに気付くまでが大変でした。

: うちの主人は「そばにいて何で分からないんだ!」と言います。

: だから、そんな本をさりげなく置いておいたりしました。

B : Eさんのご主人はどう言われました?

: 「母親なのになぜ分からないんだ」と言いました。

: 子どもは、お母さんが理解しようとしてくれる人だと分かっている。1年ちょっとかかったけど…

: うちは子どもが「死にたい」と言って、ぼくが変わりました。

: 究極のところ、そこなんですよ。中2の3月、実際、飛び降りた子がいました。そこまでいかないと気づかない。

B : ご主人は目の当たりにすることが少ないから、なかなか気づかないですよね。

不登校への理解は、その早さではなく、深さが大事だと思います。

: うちは体当たりしたけど、長くかかりました。

: Eさんのご主人は、お母さんを通して学校に行かせようと思われてますね。

: 夫婦げんかしてます。

: 私は学校ありきでした。わざわざレールはずれることないと思って。

B :ご主人に理解してもらえないのが辛いですね。

: Cさんのように「行かなくていい」と、私は思えてないです。

: 子どもはすごいです。親の気持ちを透視するように見てますよ。

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これからの

2018-06-02 10:17:13 | これからの日程

21周年記念事業

「子どもの権利」と未来

〜 いま、わたしたちにできること 〜

講師 山下雅彦 東海大学教授

6月10日(日)

午前 10:15総会・

10:45ミニ親の会&若者のしゃべり場

午後 13:30講演会

国際交流会館 地下2階 多目的ルーム

 

運営委員会

6月23日(土) 午後1:30〜

パレアルーム 鶴屋東館9F

発送作業 助っ人歓迎

おしゃべりしながらやってます。

7月4日(水) 午後1:30〜

パレアルーム 鶴屋東館9F

☀ フレンズ 親の会

7月14日(土)

午後 (受付1:00~)1:30 ~ 4:30

ウェルパル くまもと 1F

あいぽーと奥 会議セミナー室

★フレンズ  の親の会※途中からの参加、歓迎!

7月26日(木)

午後 (受付6:15~) 6:30 ~ 8:30

ウェルパル くまもと 1F

あいぽーと奥 会議セミナー室

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