10年前の会報より
第142回 フレンズ親の会 2011年9月10日(土) ウェルパルくまもと1階
参加者 25名(初参加7名)
蒸し暑いなか、深刻な面持ちで初めての方がたくさん参加されました。前半四つの小グループでは皆さん話されていたようですけど、後半一つの輪になってからは、皆が語るには時間が足りませんでした。(報告は個人が特定されないよう発言と違う部分もあります) [記録:石井]
1 「全国のつどい」に参加して
A :「全国のつどい」の分科会で、「うちの子はずっと不登校で、22才になって『俺、高校に行く』と言って高校に入って、高校の先生から『25才で高卒というより、29才で大卒の方がかっこよかろ!?』と言われたのがきっかけで大学に行き、就職して、今は子どもがいる」と言われる方がいました。そういうお子さんもいらっしゃるわけで・・・。長い話にはなるけど、ドン詰まりのトンネルはない、どうせ待つならゆっくり待った方がいいかなと思いました。(エネルギーの)充電が大事だなと思います。
2 こだわりが強い
B : 小学4年です。最初は「ゲームをクリアーしたら学校に行く」と言っていました。実際は勉強したくないのが一番みたいで「勉強にあきた」「中学校も行かんけん」と言ったりします。「小学校の算数や国語くらいしとかんと生きていけんよ」と言うけど・・・。
4年になって放課後登校だけは出来るようになっています。でも、給食もきらい、体育も苦手で、「見学だけでもいいよ」と言うけど「いやだ!」と言います。とにかくこだわりが強く、困っています。
C : うちの子もそうですけど、もし発達障害があるのなら、その子にあった扱いをしなきゃだめだと聞きました。その子(専用)に支援する先生がついて、課題を少なくしたり、色々と工夫して対応すべきだそうですけど、熊本もそういうのが増えるといいですよね。
例えば、教室の前の方で喋っている先生の声が耳に入りにくい子がいたりします。学校での対応が大事だと思います。