登校拒否・不登校に学ぶ フレンズネットワーク くまもと  【不登校 命を守る 子の反応】  一人で悩まないで!  

不登校から学んで、子どもたちを取り巻く環境を改善しようと1997年に設立した団体です。その活動や想い等をつづります。

会報ふれんず145号より

2021-09-26 20:57:44 | 会報「ふれんず」から

10年前の会報より 

第142回 フレンズ親の会   2011年9月10日(土) ウェルパルくまもと1階
参加者 25名(初参加7名)

蒸し暑いなか、深刻な面持ちで初めての方がたくさん参加されました。前半四つの小グループでは皆さん話されていたようですけど、後半一つの輪になってからは、皆が語るには時間が足りませんでした。(報告は個人が特定されないよう発言と違う部分もあります) [記録:石井]


1 「全国のつどい」に参加して

A :「全国のつどい」の分科会で、「うちの子はずっと不登校で、22才になって『俺、高校に行く』と言って高校に入って、高校の先生から『25才で高卒というより、29才で大卒の方がかっこよかろ!?』と言われたのがきっかけで大学に行き、就職して、今は子どもがいる」と言われる方がいました。そういうお子さんもいらっしゃるわけで・・・。長い話にはなるけど、ドン詰まりのトンネルはない、どうせ待つならゆっくり待った方がいいかなと思いました。(エネルギーの)充電が大事だなと思います。


2 こだわりが強い

B : 小学4年です。最初は「ゲームをクリアーしたら学校に行く」と言っていました。実際は勉強したくないのが一番みたいで「勉強にあきた」「中学校も行かんけん」と言ったりします。「小学校の算数や国語くらいしとかんと生きていけんよ」と言うけど・・・。
4年になって放課後登校だけは出来るようになっています。でも、給食もきらい、体育も苦手で、「見学だけでもいいよ」と言うけど「いやだ!」と言います。とにかくこだわりが強く、困っています。

C : うちの子もそうですけど、もし発達障害があるのなら、その子にあった扱いをしなきゃだめだと聞きました。その子(専用)に支援する先生がついて、課題を少なくしたり、色々と工夫して対応すべきだそうですけど、熊本もそういうのが増えるといいですよね。
例えば、教室の前の方で喋っている先生の声が耳に入りにくい子がいたりします。学校での対応が大事だと思います。

 

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9月の夜の親の会中止

2021-09-21 09:41:09 | これからの日程

 

※会場が使用出来ないので、残念ですが

★ フレンズの親の会

 9月22日(水)は中止です

 

会員の方には、「携帯しゃべり場」で江藤と石井が対応しています。

番号などは、会報「ふれんず」257号をご覧下さい。

 

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会報 ふれんず257号 より 山都町 民生委員・児童委員研修会

2021-09-17 16:47:48 | 会報「ふれんず」から

活動報告

B 山都町 民生委員・児童委員研修会
2021年8月4日(水)13時半~15時 山都町中央公民館 講師として3名参加
フレンズネットワークの山下雅彦顧問の紹介で、研修会に講師として江藤、山本、石井の3人で行きました。

■江藤の報告
 これは不登校支援について民生委員・児童委員の内部研修として計画されたものです。折から新型コロナ感染防止に細心の注意をはかり開かれました。当日の参加者は45名、民生委員・児童委員さんの他、不登校の子どもを持つ保護者も参加されました。
まず私が我が子のいじめ、不登校体験を話し、フレンズネットワークの準備会から関わることになったいきさつと、フレンズネットワークの活動について話しました。
自分の子どもが不登校になる前は「いじめや体罰で不登校になっても、子ども自身と親の子育てに問題がある!不登校は悪いこと」と思い込んでいた事、「フレンズ親の会」で思いの丈を話した事で他の悩む親たちの話が聴けるようになった事、そして、参加された沢山の親たちの苦しみを聴き、そこでの出会いから「不登校になるのは子ども1人ひとり事情があって不登校は悪いことではない」と思うようになった事を話しました。
参加された方々はうなづきながらの方、じっと聴き入っておられる方、それぞれ真剣な眼差しを向けて聴いて下さいました。
次に山本さんが、「フレンズ親の会」の運営に関わり、悩む親さんたちから学んだことが現場の教員として、子どもたちへの思いと理解につながっている話をしました。
最後に石井さん(民生・児童委員経験者)が子どもさんの不登校体験の話しをながら、不登校になった子どもの心について話しました。(2人の話はこの後の報告で)
質疑応答の時間には、私たちの体験についての質問と意見などが出ました。
主催者の児童福祉部長さんは、私たちの話をヒントに民生委員・児童委員の活動に生かして行きたいと、おっしゃっておられました。
フレンズネットワークがスタートした25年前に比べると、不登校への理解が広がっているようでもありますが、県内の多様な方々と繋がり合い、子どもに起きているこの現象、不登校について学び合っていくことを続けたいと思いました。

今回、「山都町の子育てと教育を考える会」のお母さん方(山下先生つながり)が参加されており、終了後、少しの時間でしたが、お話しできました。子どものことを考えあえる仲間との出会いになりました。                                                     江藤圭子
 

「山都町の子育てと教育を考える会」のブログから一部紹介

今後、保護者同士のお話会(交流会)にも力を入れていきたいところです。
興味をお持ちの方、繋がっていただけたらうれしいです。
ご連絡は以下までお願いします。
E-mail:yamatochotrotc★gmail.com(★を@に替えてください)

(会を立ち上げた途端、町内各地の保護者さんのSOSがどんどん届くようになったそうです。)

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会報 ふれんず257号 から

2021-09-13 17:21:43 | 会報「ふれんず」から

 携帯しゃべり場 

 

報  告 

 親の会に何度か参加されている方から、中1の子どもさんのことで「今は気持ちは落ち着いてきて元気。仲良しと遊びに出るようになったけど、成績のことを意識しているようで心配。色々な進路があり、本人をどう見守っていけばいいのか」と、電話がありました。私も進路について一緒に考えました。
 思い出せば、うちの場合、私が思う良い情報に出会い、息子のために1つに絞ってやったら、「母さんが決めんで…」と言って、プイとその場から行ってしまった事がありました。
 見守る側の思いと本人の思いが交錯したり、ぶつかったりしながら、「決める事」をするようになるための時間を与えられるのが、不登校なのかもしれません。                              江藤

 

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9月の日程

2021-09-04 09:56:55 | これからの日程

 ¦ 日 程 ¦

※まん延防止等重点措置のため、9月12日まで会場が使用できなくなりました

☀ フレンズ 親の会

9月11日()

ウェルパル くまもと

閉鎖のため 中 止

★ フレンズ

   夜の親の会

9月22日(水)

午後 (受付6:15~) 6:30 ~ 8:30

ウェルパル くまもと 

熊本県感染リスクレベルが4以下になったら開催予定 

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