羽生 金「誇り」 フリー「魔物感じた」 ソチ2014 中日新聞20140216トップ記事、見出しである。記事は、日本男子フィギュア初の金メダル獲得から一夜明けた十五日、羽生結弦が五輪公園内で記者会見し、「最高の舞台で金メダルという評価をもらい、誇りに思う」と前日の喜びを語った、と書いている。続いて中見出しには、ジャンプLH 葛西ら4人挑む とある。記事左側の見出しは、不明7邦人捜索難航 バリ沖 潮流はやく流される とある。記事には、インドネシア・バリ島の沖合でスキューバダイビングをしていた日本人女性7人が行方不明になった事故で、地元の海難捜索隊が十五日にも捜索にあたったが、同日午後六時(日本時間七時)の捜索終了時点で7人とも発見されていない、とある。 . . . 本文を読む
万葉集の第7番歌、第8番歌にうつる。万葉集の成立にかかわる時代はまず舒明天皇であった。続く時代は皇極天皇の明日香の川原の宮である。第7番歌に額田の王の歌があり、さらに、第8番歌に同じく額田の王の歌がある。その時代は皇極天皇の重祚になる斉明天皇の、後の岡本の宮である。つまり35代、37代の天皇が続くが、36代がない。舒明天皇と皇極天皇とあって、その次の35代の孝徳天皇の記述はない。そして皇極と同一人物の斉明天皇がが続く。8首の歌を経て第16番歌には、近江の大津宮の時代である。これは38代の天智天皇の皇居である。このように見ていくと、この並びと、その39代の明日香の清御原の宮の時代までで一区切りとなる。そこには41代の天武天皇に至るまでの時代が並んでいる。 . . . 本文を読む
縄文語、弥生語とそれぞれ、仮設されている言語名だ。比較言語学で祖語を仮設することがある。比較する対象があって言語研究の作業のもとに行われる。その対象となる言語が求められているわけではない縄文時代、弥生時代ともに日本の先史にあたる名称である。それは歴史以前であるから文字記録がない。そこにあるとする言語を再構築しようとする根拠は何か。先日本語、または原日本語を求めようとするのであろう。これは困難なことである。縄文人と呼び、弥生人を規定して、原住民と渡来人に日本人を分類することがあり、その仮説において縄文語としての原日本語を見ようとする議論があるので、その言語推定には民族学あるいは人類学がかかわる。しかし、その時代の記録された言葉がないのであるから、その後の言語記録から推定を重ねるわけである。学説のあるものに、トンボとアキヅの語を上げるものがある。分布によるので、言語伝播の仮説によることになる。 . . . 本文を読む