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核心

2016-10-29 | ほんとうのところは
核心 の語に、こういう用法があったと知ったのは、中国の共産党中央委員会での決定である。ニュース検索をして見ると、核心が革新となってヒットするのには、その情報性を思ったが、ヒットして、、証券会社のトピックスに出ていて、これは何だろうかと関心を持つ。日本経済新聞、外紙系ニュースと、その見出しにあるところから、>中国共産党の重要会議「第18期中央委員会第6回全体会議(6中全会)」が4日間の日程を終えて、10月27日に閉幕した。会議で採択されたコミュニケでは、習近平国家主席を「党中央の核心」と位置付けた。The Huffington Post 2016年10月28日 11時20分 JST  を読む。コミュニケでの、>習氏が「率先して党の管理強化を全面的に推し進め、党内政治を浄化し、民心を獲得した」として、厳しい汚職摘発が「民心を勝ち取った」と評価。 のあったことを解説している。続いて、>これまで中国共産党において、最高指導者を「核心」と呼ぶ表現は毛沢東、鄧小平、江沢民の3氏にしか用いられていない。前国家主席の胡錦濤氏の時代は集団指導体制を重んじていたこともあり、「核心」という表現は使われなかった。  と見える。 . . . 本文を読む

日本文化論 ことはじめ 1-17

2016-10-29 | 日本文化論
日本文化論 ことはじめ 2016-03-01 22:19:33 | 日本文化論 日本文化という議論をはじめるなら、そのことはじめに、日本文化の通念である象徴をとらえてみる。 それには日本的な要素を持つということで、具象から上げる。 富士山、さくら、きものであろうか。それにかぎらず、武士道精神、武道、柔道、一転して、茶の湯、歌舞伎、浮世絵、能、狂言と、その代表的な文化事象とする例が上がる。 . . . 本文を読む

これからの語彙論

2016-10-29 | 語彙論
まえがきによると、読者には大学生、大学院生を想定しているそうだ。これからの語彙論、齋藤倫明・石井正彦編を入手した。刊行の5年前に企画があり、ひつじ書房によって出版された、2011年12月の前書きである。いま、それを思えば、この書物を10年前のものとして受け止めることになる。それは、第3部の語彙論の可能性をこの時点で読むことになる。その第1章、1語彙論の位置に続く、2これからの語彙論である。その述べるところは、語、語彙のの有する様々な性質を明らかにすることだ、とあり、丹念に分析しなければならない、という。どうも研究分野における語の位置づけが影響しているようである。諸分野とのかかわりを個別に議論してのことで、第2章にある隣接諸分野と語彙研究に、これからの語彙論がある。 . . . 本文を読む

日本人の個性 敬い

2016-10-29 | 日本・日本人
日本人が敬いを持つことは社会を形成してきたあらわれである。豪族貴族社会に皇族を生み出して、そこには、まれ人の社会があった。稀人、客人であるが、それはまた迎えるものでもあった。うやむやに、恭しくする儀礼である。のちに、武力による権力が封建社会に引き継がれた尊敬は、そのままに庶民の社会にあらわれるようになる。敬語表現は尊敬と謙譲をもって言語に見るようになる。そこに丁寧を加えたの庶民から民衆へと遷る時代と社会の流れであった。敬いは日本人のもとにあった個性である。それはまた、個々人のたしなみとして近代社会に展開を遂げる。個を尊重し、遠慮することは、うやまいとして人々に備わるものとなる。まろうどの受け入れは、敬譲として、日本人の寛容にある。 . . . 本文を読む

知る 知覚する 識る 認める

2016-10-29 | 日本語百科
認識することは思想である。事実を知覚する、その物の見方や考え方である。知って認めることは、認知し、認識することであるから、経験になる知識をどう持つかが問われる。認識する対象が、何を指すか、そこには多くの理解力が必要である。日本語の認識を、知ること、それは識ること、認めることととらえて、それを、歴史認識の英語訳の概念をもって説明しようとすると、その意味内容は事象を理解することとしての行為にあることがわかる。認知そして認識は知覚であるがゆえに、行動の原点となる視点である。したがって時代による認識は絶えず検証とその結果をもって知覚される。歴史認識はその文字使いでいまや、熟語である。その4文字をもって故事成語の類となり、その語句に包含する意味内容としての事柄は一つ一つの視点を与える。 . . . 本文を読む