文章技術の要である。いくつかの重要点がある。表現の正、不正、また、整、不整は、誤字脱字の基本以前のことから、文法によるもの、語の選択使用に見られるもの、故事成句の適不適などである。起筆の作法は、承筆、転筆に至って、文章作法の妙があるから、ここでは妙味を持たない文章になると、転じるのを、展開する内容を持つようにして、結筆となる。転筆は目を転じたり、思いを転じたり、考えを巡らしたりすることになるが、その技法は文学芸術作品とだけ唱えるところ、文章技法にはしない意見もある。作文技術で論理を展開するとするのであるが、日本語の論理、修辞技術の手法を考慮すれば、この意見は妙がないだけでなく、文章構成の根本を否定し去るものになるので、文章は政治社会に重要な思想であったことを広めるべきであるし、哲学科学だけで済まされない真実を持つことを知るべきである。日本語文章は文法により、わかりやすく、伝える内容を正しく、表現し理解をすることができるようになったのは、いたずらに難解な文章を退けたのであるから、文章構成における基本はどのような構成をとるにしても、その技法を知ることになる。 . . . 本文を読む
ブログにミスタイプがはなはだしい。何を間違っているかが分からない文字列であったりする。認知では無意識にやってしまうのだろう。ボケではミスタイプをやったか、やっていないかが定かではなくなる。老化とすれば、それはこうだろう、やってしまったことをただ意識する。するとボケの段階が相当にあるということである。認知か、老化か、ぼけか。認知症状のためにはその原因を記憶から取り出そうとする。なぜそうなったかを思い出すと、そこで起こしてしまったことが分かるようになる。ただ、それで防げるようになるかどうかは、対策がない。脳の命令によるところ、キーボードを押す、その圧とともに、指がタッチしている感覚のずれであるから、雨だれタイプをぽつぽつぽつから、ポツン、ポツン、ポツンに、ぽっつり、ぽっつり、ぽっつりとして、たしかめることである。 . . . 本文を読む
第3部、第15章 ドアが開きます 語彙と意味を考える手始めに日本語の特徴をしめす。ドアが開きます ドアを開けます この表現で、誰かが、動作主となり、主語となって、ドアを開けます となると、考えることになる。ここでひょいと、そういえば、自動ドアという、電車にも、列車の扉にも、そのように書いてあった。丁寧にも、その表記は、自働ドアでもあったから、ドアおのずと開け閉めをしていたのである。その意味するところは、自動ドアを動かすことには変わりないのであるが、日本語では特徴的になる。 . . . 本文を読む
ブログの、ブを、どうにもならないか。ログにも日本語らしからぬ音となる。はて、そのブは、>ブログ (blog) は、World Wide Web上のウェブページに、覚え書きや論評などを記すウェブサイトである。「WebにLogする」のウェブログ (WebにLogする) をブログ(Blog)と略称する。執筆者はブロガー (blogger)、個別記事はブログエントリーと呼ばれる。 IT用語辞典をよく読んでみると、ブログはサイトである。WebにLogする、などとは、いかにも日本語にして、わかったような解説である。漢語の表現省略と違って、WebLog この ブ が分からないのは、日本語感覚である。倶楽部、部分、部門などとあれこれと、解釈を思いつくが、これをログするとなると、あらためて、そのログとは何か、時系列で記録されたデータ、と言うが、ここで、分かることがある。 >ログとは:最小単位の記録データ|データ分析用語を解説 https://www.graffe.jp/blog/520/ . . . 本文を読む
アジア大会、インドネシアでの大会が7日目、マラソン中継をしている。金メダルを獲得すること6冠、水泳女子、池江璃花子選手はメダルをさらに2個、合計8個となる。中国の60個に対して日本は29個と数えて、メダルの総計は139,103、第7日現在、と、つい獲得数を見たくなる。オリンピックが2年後に東京で開かれる。アジアのオリンピックとして、中国、日本、韓国のメダル争い。2018年8月18日 – 2018年9月2日 スポーツ 語源はラテン語 deportareから、フランス語 desporterに転じ、さらに英語 sportとなった、スポーツということばは 15世紀前半のイギリスで生まれ、当初は貴族階級の遊びの意味が強かった、と、ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説がある。 . . . 本文を読む
チャンネルはBSジャパン、ドラマはクライマックスに、第48話 忠孝のはざまで 第49話 生きるか死ぬか という、ものがたり。儒教精神の忠孝、並び立たず、主人公の進退窮まった限界となる。 . . . 本文を読む
http://www.wind.sannet.ne.jp/masa-t/tougobunseki/tougobunseki.html
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リトアニア人の構造主義記号論者、アルグリダス・グレマアスは、説話の今までに知られている構造を生成できる、説話の文法を提案した(Greimas 1983; Greimas 1987)。Proppの七つの規則を‘記号論的に還元’した結果、彼は説話の統語体として三 . . . 本文を読む
第2部 語彙分析の実際 第14章 「田舎の家」と「田舎家」 この章が2部の終わりとなる。いなかのいえ いなかや この違いを取り上げて、語の成立による意味を述べている。田舎家は街にあってもよい家で、その語によれば、田舎の家は街にない造りとなる。それぞれを一語と考えるには、アクセントの機能があって、語のまとまりを論じる。すなわち、異形態である。日本語で濁音化、半濁音化する語に、この言葉に意味の違いを持つ語の成立を見る現象がある。異形態を連濁の現象で説明する。 . . . 本文を読む
特集――文章の技術 論文・レポート・感想文 栗原裕氏による。大学教育で、文章表現技法の教科目を担当する経験から、学生の論文、レポートに言及する。作文指導が添削にあるという前提に立てば、ここに紹介された教科目名、文章表現法の総括は畏友国語学者のものとしているが、筆者に感じるところあって、相当なものであろう。4回目を通して返却したものは学生文集となるそうである。他人が読めるようになること、書き慣れること、さまざまのジャンルを書くこと、その3点を指導の眼目にした文章作法であるという。さて栗原氏には大学生の論文、レポートの作成を、論文とは何か、そのテーマとはなにか、指導におけるその説明を書いている . . . 本文を読む
体に水分がどれくらいあるか、脱水症状と言うからには、少々の量ではあるまいと、ワイドショーの健康おすすま番組を聞いていた。ネット検索してみると、5%で頭痛、熱にうだる、10%で痙攣とあって、20%以上が失われると死亡、うむむ、これは、果たしてどれくらいの量になるか。
https://mizuiku.suntory.jp/kids/research/s3_1_1.html
1日に出る水
・にょうや便べん…約やく1,300ミリリットル
・ひふから出ていく水(あせなど)…約やく600ミリリットル
・呼吸こきゅう…約やく400ミリリットル
1日に入る水
・食べ物…約やく600ミリリットル
・代謝水たいしゃすい(体の中でできる水)…約やく200ミリリットル
・1日に飲み物として取りたい水分…約やく1,500ミリリットル . . . 本文を読む