明治時代初期につくられたものもあるようですが、大正時代につくられたものを道路元標というそうです。各市町村に1個ずつ建てられたそうです。三角点は法律的に保存が求められているので、ほとんどなくなることはないようですが、道路元標はそういうことがないので、そうとうなくなっているようです。それだけに、見つける楽しみがあるといえるのでしょうか。どれも上部に面取りがしてあるようです。
鯉渕村道路元標(36°21'01.4"N 140°22'30.1"Eあたり)
県道30号線を外れた旧道のT字路のところに、掘り出されて横に寝ていました。分かるようにカラーコーンが置かれているようでした。細長い石柱であったことがわかります。中崎家住宅西150mくらいのところです。
山根村道路元標(36°24'45.6"N 140°23'03.2"E)
元役場があった地のようです。四つ角の隅に少しだけ頭が出ていました。道路拡張があって、少しだけ動いているそうです。
吉田村道路元標(36°21'03.3"N 140°28'44.7"E)
かつての水戸街道の台町にある四つ角にあります。水戸市消防団第八分団敷地内のようです。
大場村道路元標(36°19'18.4"N 140°31'31.2"E)
県道40号線大場町の鉾神社東200mあたりです。水路を渡ったところにあります。
稲荷村道路元標(36°20'20.2"N 140°32'21.5"Eあたり)
大洗イエローポート(大串町895)裏側にある旧道の200mくらい西、備前堀を渡った樹木の中にあります。