それほど規模は大きくないのですが、あるていどまとまって育っている植物をあちこちで見かけます。そのいくつかをご紹介します。
センニンソウ(偕楽園公園もみじ入口付近 見川1-1226-11)
実が仙人の髭のようなので付いた名前のようです。花はきれいですが有毒植物だそうです。今が花盛りですが、あちこちで見かけます。
ヤブミョウガ群生(常照寺(元吉田町2723)崖脇)
薄暗くてしけったところでよく見るイメージがあります。笠原神社(文京2-5-21)境内などにも群生しています。黒っぽい実もきれいです。これも今見ごろです。
ツリフネソウ(大井戸湧水池 上国井町2308)
鹿島神社の崖下にある湧水地で、ホタルの発生地です。今年はたくさんホタルが見られました。ツリフネソウもたくさん見ることができます。これは10月の写真です。
ミツガシワ(逆川緑地 千波町)
葉がカシワに似ていて、小葉が3枚あるのでミツガシワというそうです。偕楽園の崖下にある池にもはえています。これは4月の写真です。
ニリンソウ(薬王院 元吉田町682)
4月の写真です。ニリンソウはあちこちで見かけますが、栗田緑園や渡里湧水群などにも群生があります。
コウヤワラビ(小沢の滝 北見町4-19)
高野山の名前が付いたようですが、高野山にはないそうです。この写真は4月のもので、今ごろは胞子葉がたくさん出ていることでしょう。下は最近見た、常照寺池脇にあった胞子葉の出たコウヤワラビです。逆川緑地でも群生が見られます。