不動尊(十一面観音堂 東前町)
不動尊の光背には炎があるのが定型のようです。この炎は、迦楼羅(カルラ)という霊鳥が吐く火だそうで、煩悩を焼き尽くすことを意味しているそうです。
七輪(水戸八幡宮 八幡町8-54)
要望に応じて筆で書きこんだ字等を、炭の火力で乾かすために使う七輪のようです。七輪はほとんど見られなくなっただけに、だるま市で見つけて、懐かしく思いました。
カエンカズラ(水戸市植物公園 小吹町504)
漢字で書くと、火焔葛だそうで、花を炎と見た蔓(つる)植物(カズラ)ということのようです。ちょうど満開でしたが、色も形も炎のようです。ブラジル原産のノウゼンカズラ科の植物だそうです。
火熨斗(ひのし 茨城県立歴史館 緑町2-1-15)
電気で熱を出すアイロン以前に使われた、炭を中に入れてシワを取った道具だそうです。このあと、今のアイロンのようなかたちをした、炭火を使う道具もでてきたようです。
防火ポスター(水戸市役所 中央1-4-1)
市役所でおこなわれた防火ポスター展に、常磐大高書道部による、「火」を大書した手書きの大型ポスターが飾られていました。令和3年の写真です。