ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の菱形(1)

2022-09-06 20:12:52 | 水戸

ヒシ(小吹水源池公園 小吹町)
 菱形の元祖といったところでしょうか。「菱」という言葉の語源には定説がないようですが、実からきたような説がいくつかあるようです。ですから、菱形といった時の「菱」は、葉の形だけでなく、実の形も考えられていた可能性が高いようです。写真にあるふくらみは、葉柄が変化した浮きのようです。池の北方に繁茂しています。

 

トタン張り壁(天王町)
 このような張り方を菱葺(ひしぶ)きというそうです。正方形に切ったトタンの4辺を折って組み合わせていく工法だそうですが、手間がかかるようで、今はすでにほとんど姿を消しているようです。

 

雛人形の菱餅(護国神社 見川1-2-1)
 3色菱餅の白い餅には菱の実が入っているそうです。菱餅の名前は、その形からきているようです。写真は、護国神社で開催されていた「懐かしの雛人形展」に展示されていた宮入り雛にあったものです。

 

欄間(弘道館 三の丸1-6-29)
 玄関の欄間にある、二重菱という組子だそうです。伝統模様で菱形は好まれたようで、数千という種類があるともいわれているそうです。そういわれると、あちこちで見るような気もします。

 

 

工事用工事用ガードフェンス(柵町)
 工事現場に置かれたガードフェンスです。固定されたフェンスの金網は菱形がほとんどのようですが、細かくてとがっているので足がかけにく、防犯の意味があるようです。この工事用ガードフェンスもそれにならったものなのでしょうか。


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