今回は、梵字24字(休止符を含めて)を丸く刻んだ光明真言がある供養塔を集めてみました。丸く配された梵字は、「オン、アボキャ、ベイロシャナウ、マカボダラ、マニ、ハムドマ、ジンバラ、ハラバリタヤ、ウム」と読んで、「大日如来の知恵と慈悲によって衆生を救って下さい」という意味のようです。中央にある、上下左右と中央にある5文字は、「アビラウンケン」で、大日如来をあらわしているようです。下の説明にある、(光明真言)という表示は、丸く梵字の光明真言が刻まれているという意味です。
(光明真言)光明真言(千束共同墓地 河和田町36°22'00.4"N 140°24'26.6"Eあたり)
天明4年(1784)のように見える石碑ですが、光明真言の字の下に何か刻まれているかどうかはわかりません。(光明真言)の左右下にある梵字の、右は不動明王、左は降三世明王をあらわしているようです。千束池の近くにある共同墓地です。
(光明真言)光明真言(筑地町の共同墓地 36°22'10.4"N 140°22'45.6"Eあたり)
この石碑は、割れて横に倒れてしまっているようです。(光明真言)光明真言の下はなくてわかりません。この墓地ではいろいろな石碑を見ることができます。
(光明真言)光明真言供養塔(和光院 田島町415)
左側下方に講中とありますので、念仏講が建てたのでしょう。参道入口付近にあります。ここにはもう1基、光明真言供養塔があります。
(光明真言)光明真言供養塔(見和共同墓地 見和36°22'28.1"N 140°25'25.3"Eあたり)
これは珍しい、墓型の供養塔です。ここは、住宅街の中にある墓地です。
(光明真言)供養塔(天徳寺 河和田町914-1)
大きく(光明真言)と供養塔が刻まれています。県道30号線側にある石碑群の中にありますが、そうとう古そうな感じがします。こういう碑を見ると、もっと読めればいいなとつよく思います。
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