ランという名前がついていますが、ラン科でない植物がたくさんあるようですが、そのいくつかです。
キミガヨラン(酒門町)
リュウゼツラン科。アツバキミガヨランの学名にあるグロリオサ(栄光のある)という言葉を、君が代が栄えると見て付けた名前だそうです。ユッカともいい、北米原産の多肉植物だそうです。
サクララン(水戸市植物公園 小吹町504)
ガガイモ科。九州や沖縄でも自生する、つる性植物で、花は多肉質で、香りがあるそうです。ホヤともいい、花がサクラのようにきれいで、葉がランに似ているのでいうそうです。写真は球状に咲いた五角形の花です。
ツタバウンラン(北見町、大坂をのぼったあたり)
オオバコ科。地面をはう性質があるそうで、茎が赤紫色をしているそうです。旧分類のゴマノハグサ科に分類されていた、トキワハゼやムラサキサギゴケの花は似ているようです。葉がツタに、花がウンラン(ウンランは花がランに似ている)に似ているからだそうです。
マツバウンラン(水高スクエア 東原3)
オオバコ科。アメリカ原産で、半世紀前ごろに入ってきた植物のようです。直立した茎の先端に花が咲き、葉が松葉に似て、ウンランに似ているそうです。
ヤブラン(水戸市植物公園 小吹町504)
キジカクシ科。葉の形がランに似て、ヤブに咲くのでいうそうです。中国名は麦門冬といって、根が、のどの腫れや咳(せき)をしずめる漢方薬になるそうです。実もきれいです。
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