ミトリオという、水戸市民会館、水戸芸術館、京成百貨店を結んだ新しい水戸市の中心地域ができるようです。7月に開館予定という市民会館のプレオープンイベントがおこなわれていたので、見に行ってきました。2013年度プリツカー賞を受けた、伊東豊雄による設計だそうです。見学してみると、木を多用したり、やぐら広場という巨大な空間をつくったり、矢羽根模様を全体に使用たり、気軽に休息できる場所を至るところにつくったり、子供に気を配ったり、外の2施設との調和をはかったり等々、いろいろ考えられているように見えました。今度市民が、どのようにこの立派な施設を利用していくのかということが一番大事なことだと思います。
1F やぐら広場 広々とした空間でした。
1F フェンスなどに、矢羽根模様が多用されています。
1F 案内板には、すべて薄い木の板が使われていました。
1F 床は、きれいに磨かれたコンクリートでした。
1F 旧市民会館にあったというグランドピアノの演奏も行われていました。
1F 4Fまで吹き抜けているらしいグロービスホールという大ホールです。2000席で、車椅子の場所があったり、前何列かを演奏スペースにすることができたりするそうです。壁には梅の花びらをデザインした反響板が付けられているようです。
1F グロービスホールやユードムホール(中ホール)の座席は、矢羽根模様でした。
1F ホールの床には、列の表示がありました。
1F グロービスホールには、泣き声などがもれない、子供室が設置されていました。
2F こどもが遊べる、広いこどもギャラリーがありました。
2F 京成百貨店に渡れる歩道橋が見えました。地下にも通路ができるそうです。
2F 集成材の柱です。ギザギザの継ぎ目が見えます。また、木目部分もこだわりなく使われているようです。
3F 3Fからは、集成材の木組みや、補強金具を目前に見ることができました。
3F 写真はスプリンクラー施設のようです。ノズルのある配管もあちこちで見られました。
3F 壁面や天井に適度なデザインがある大会議室です。
3F 男性用トイレにも子供用の設備がありました。
4F ユードムホール(中ホール)です。ここの壁は、矢羽根を変化させたデザインの反響板のようでした。
4F 茶室としても使えるらしい和室が2つありました。
4F 休息スペースです。各階に、たくさんの色々にデザインされた休息スペースが作られています。
4F 和室の外には屋上庭園があり、アートタワーが借景のようになっています。
4F 壁面にガラスが貼られた小ホールです。このホールの外には、芝生広場がありました。
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