7/14(土)海津の街並みを散策した後に訪れた
のが大溝(おおみぞ)城下町、現在の勝野地区です。
大溝は、琵琶湖の北西岸、比良山地と琵琶湖の
間に位置する集落で戦国時代末期、琵琶湖の畔
に築かれた大溝城の城下町として栄えました。
江戸時代には城下町に用水路を整備して今でも
利用されています。
湖西線の近江高島駅から湖畔方面に5分程歩く
と城下町の面影を残す勝野地区があります。
軒を連ねた古い町並みや民家や商家を利用した
アイルランド交流館びれっじが点在し、今では
観光スポットになっています。
大溝の街並み
通り一帯は昔の面影が感じられ、
古い商家を保存・改修し味と工芸の町として再生されています。
高島びれっじ
江戸時代の旧商家を改修し食事や体験を楽しめる店舗となっています。
高島びれっじ1号館
店内はキャンドルの製作体験ができます。
江戸時代、この周辺は「蝋燭(ろうそく)町」と呼ばれ、
蝋燭の製造や販売をする店が集まっていました。
左手の建物が1号館、奥の右手が7号館です。
奥へ入って振り返って右手が1号館。
此方はカレー屋さんの5号館。
さらに奥にはカフェが入る6号館です。
此方はパン屋、お食事処、ヘアーサロンの高島びれっじ2号館です。
此方は高島のお米と地酒を扱う「まいもんや米屋酒屋」。
荻乃露酒造元 福井弥平商店
江戸時代中期、寛延年間(1748~51)の創業で270年の老舗です。
大溝陣屋
総門と呼ばれる長屋門が現存しています。
武家屋敷地への出入り口の正門であったと考えられています。
民家
町割用水路
道路の中央を用水路が流れます。
城下町の町割りの整備で作られた飲用、防火用の水路です。
昔はこの水路に琵琶湖の魚がのぼってきたという。
鮒寿司
創業400年の歴史を鮒寿司の老舗です。
ステンドグラスの玄関灯がある民家。