年度末の定例の裁判官会議が終わり、来年度の体制が正式に決まった。
津地裁の問題は、刑事部には二人の裁判長がいながら、部総括ポストが一つしかないことである。
本来は2か部であってもおかしくなく、今年度は2合議体が並行して裁判員裁判を行うという非常事態も起きた。
東京地裁を初めとする大都市の地裁では、全体で数十か部のうち部総括ではない裁判長が二桁もいるということは珍しくなく、事情を知らずに入った弁護士任官者たちは一様に驚愕する。
しかし、地方での部総括ポスト不足は、より問題が大きい。
津地裁の問題は、刑事部には二人の裁判長がいながら、部総括ポストが一つしかないことである。
本来は2か部であってもおかしくなく、今年度は2合議体が並行して裁判員裁判を行うという非常事態も起きた。
東京地裁を初めとする大都市の地裁では、全体で数十か部のうち部総括ではない裁判長が二桁もいるということは珍しくなく、事情を知らずに入った弁護士任官者たちは一様に驚愕する。
しかし、地方での部総括ポスト不足は、より問題が大きい。