弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

「紺屋の白袴」はもう古い 改メ「税理士の 滞納処分」

2023年11月13日 17時53分37秒 | 新ことわざ
https://www.asahi.com/articles/ASRCF45Z1RCBULFA01W.html
このことわざは例えが古すぎて意味が通じない。
そもそも「紺屋」(こうや)が正しく読めない。
ただし、今回はむしろ「医者の不養生」の方が相応しい事案かも知れない。

あの頃のボクに 言いたいことは「勉強より大事な 事がある」

2023年11月12日 10時47分09秒 | 名古屋・愛知
愛知県蒲郡市三谷町の小中学校の同窓会「虎卯友会」で還暦記念旅行。
夕食懇親会で中学校の卒業アルバムの写真を順番に映されながら「当時の自分に言いたいこと」というお題でスピーチした。

そんな言葉は「トット」と消えて!「○○のくせに」という差別

2023年11月11日 10時20分45秒 | テレビ
昨夜の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBSテレビ)より。
https://www.tbs.co.jp/kinsma/#onair
黒柳徹子の実に75年にわたる芸能人生をTBS「ザ・ベストテン」を中心に振り返る懐かしい番組だった。
圧巻は、生中継先からシャネルズに向けられた「黒人のくせに」という質問に黒柳さんが泣いて抗議をした場面。
こんな差別用語は早く死語にしたいものだ。

「清く正しく 美しく」ない「業務委託」で 酷使する

2023年11月10日 19時34分21秒 | テレビ
宝塚歌劇団員死亡 “ハラスメントなど原因”
謝罪 賠償求める | NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231110/k10014254051000.html

朝ドラ「ブギウギ」でも描かれた歌劇団員のストライキは、戦前の松竹少女歌劇団(水の江瀧子や笠置シヅ子が所属)で実際に起こった事件がモデルという。
二昔ほど前からだと思うが、明らかな労働契約を「業務委託契約」すなわち請負契約か委任契約であるかのように称して、労働関係法令の規制を免れようとする脱法行為が跡を絶たなくなった。
この際、はっきりさせた方が良いだろう。

これだけ増えたら 裁判所にも「きっと来る」とは 思えない

2023年11月09日 22時52分48秒 | 裁判
今年の司法試験の結果から。
https://resemom.jp/article/2023/11/08/74523.html
受験資格の拡大で合格者が前年比3割程度増えることになり、各実務修習地でも受入れ修習生の人数の拡大について議論があった。
それはさておき、司法修習生が増えたから、それだけ裁判官志望者が増えるというものではない。
今後の最高裁の姿勢次第であろう。

三千人中 3人だけの「現職裁判 官ブロガー」

2023年11月08日 20時12分18秒 | 裁判
ブログを続けている現職裁判官は、岡口基一裁判官と私のほかには、この方しか見当たらない。

かけ出し裁判官Nonの裁判取説
https://saibankan.blog.jp/

そのこと自体、一般国民や、未来の法曹たる法学部生・ロースクール生・司法修習生、更には裁判官弾劾裁判にも関与している国会議員からは、どう見られるだろうか。
そういう心配をしない裁判所の人たちが、私には心配でならない。
知らんけど。

「はだか祭」に 女性も参加「もみ合い」始まる 前だけど

2023年11月07日 17時53分43秒 | 名古屋・愛知
いかにも誤解した男性客が集まりそうな発表だ。
https://www.chunichi.co.jp/article/802711
(写真)お祭りへの女性参加では大阪が遥かに先行している。

美津子先輩 祝いたいけど「一弁、一弁、また一弁」

2023年11月06日 00時01分47秒 | 名古屋・愛知
最高裁判事、女性が3人に…知的財産分野が専門の宮川美津子弁護士が就任へ : 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231006-OYT1T50143/

昨日をもって山口厚最高裁判事が定年退官し、宮川美津子弁護士(TMI法律事務所)が後任となる。
私の高校(愛知県立時習館高校)と大学(東京大学法学部)の3年先輩であり、大学時代は時習館卒業生の同窓会でご一緒していたはずだ。
女性の最高裁判事が増えるのは歓迎すべきことだし、人権感覚にも期待している。何はともあれ、最高裁判事ご就任おめでとうございます。
それにつけても、引っかかるのは、第一東京弁護士会の弁護士が6人連続で最高裁入りというのは、いかがなものかと思う。手放しで喜べないのが心残りだ。
(写真)岡口基一裁判官の弾劾裁判の次回期日の翌日(祝日)の集会のリーフレット。
「最高裁判事と巨大ローファームの蜜月」もテーマに取り上げられているのが注目される。

「ヒラメ裁判官 いらない」と 叱られている 最高裁

2023年11月05日 01時55分38秒 | 裁判
憲法公布日の3日の中日社説より
https://www.chunichi.co.jp/article/800929

「断種」違憲の 足元すくう 最高裁が まいた「種」

2023年11月04日 01時19分35秒 | 裁判
強制不妊、大法廷審理へ
除斥期間「20年の壁」争点に
(朝日)
https://www.asahi.com/articles/DA3S15782479.html
やはり、違憲判決はもとより、除斥期間の最高裁判例変更の途も探らざるを得なくなったということか。

「山田奉行」から「江戸町奉行」抜擢せよとは 言わないが

2023年11月02日 18時25分42秒 | 三重
大岡越前は、紀州藩主から将軍になった徳川吉宗に抜擢されて、江戸町奉行になった。
それまでは伊勢神宮周辺地域を管轄する「山田奉行」だった。
山田奉行所の跡には伊勢市が建物を復元し、記念館にしている。
https://ise-kanko.jp/purpose/yamada/

傍聴わずか 19席の 「弾劾」小さな 大事件

2023年11月01日 18時42分56秒 | 裁判
滅多に傍聴する機会のない法廷なので、運試しに傍聴のお申込みを。

https://www.dangai.go.jp/info/boucho.html

実は、私は大学生時代に裁判官弾劾裁判を傍聴したことがある。
ゴルフ場破産管財人からの収賄に問われた破産係裁判官の事件だった。
やり手の破産管財人から若手の裁判官がゴルフクラブセットを無理矢理プレゼントされて困り果てたという感もある事件で、裁判員には同情論もあったが、罷免判決となった。
5年後に資格回復となったという。

まさか40年後に、自分が証人として出廷することになるとは思わなかった。